2005.2.25ビラ
「街」は文章力がないので、学生さんの文章をお借りしました。感謝

「日の丸・君が代」強制は
戦争の始まり
!!

卒業式「日の丸・君が代」の強制はおかしい!
立たない! 歌わない!

 石神井高校生のみなさん!「立たない・歌わない」     不起立の行動をおこしましょう!

 石原都知事は、みなさんの高校にも「日の丸を掲げよ」「全員に君が代を歌わせよ」と命令しました。
 町田市では、なんと「大声を出しているか」チェックする声量調査までやると言ってます。大量の教育委員会職員が生徒や先生を監視し、従わない先生・歌っていないクラスの先生は、処分し、クビにすると脅しています。
 なんで、そこまでやるのですか! 卒業式は生徒のためのものです。仲間との大切な別れの場でもあるのです。
こんなやり方は、絶対におかしい!
 「日の丸・君が代」強制は戦争の始まりです。私たちは、ただ命令されるだけの存在ではありません。「強制はおかしい!」「こんな命令になど従わない!」ということを示しましょう! すべての高校で「立たない・歌わない」不起立の行動をおこしましょう!

     「日の丸・君が代」強制は戦争の始まり

 この「日の丸・君が代」強制のやり方は、戦争の始まりです。ブッシュ政権が、すでに世界中をまきこんだ大戦争を始めています。日本政府は、アメリカと一体となり、もっと大きな侵略戦争に参戦していこうとしています。すでに何十万人もの人々が殺されています。

 これ以上、黙って見ていていいのでしょうか。無関心でいいのですか。いま、この流れを止めなければ本当に手遅れになってしまいます。

 石原都知事らは、「国のために命を投げだす日本人を作る」、そのために教育を変えると宣言しています。平和教育を根絶し、戦争に反対する先生たちを学校から追放すると言っています。「日の丸・君が代」を“踏み絵”に、命令と処分で容赦なくたたきつぶそうとしているのです。

 「日の丸・君が代」の次には、まちがいなく私たちに「国のために命を捧げよ!」、虐殺せよ、犠牲になれ、ということが強制されます。
 こんな命令に従えますか? しかし、このことが今「日の丸・君が代」強制への態度として問われています。
 「立たない・歌わない」行動は、私たちの戦争動員拒否の宣言です。

  住民の申し入れに対して、
    警察を導入した校
!!!!
 私たち関町住民は、2月21日、「日の丸・君が代」の強制をしないで下さいと石神井高校・校長に申し入れをしました。そのことをニュースにして校門のところで配っていましたが、学校側は、石神井警察を呼んでその2人の若者を不当に拘束するという教育者にあるまじき暴挙を行いました。デジカメで撮った写真を無理やり消させた。その後、30分脅しをかけつづけた。地域の人々がビラを配っているだけで警察に知らせ弾圧してくる、まさに戦時下そのものです。私たちはこのことを絶対に許さないし、ここ関町に住んでいる人たちは石神井高校・石神井警察に心から怒っています!

 下のイラストはヤクザまがいの私服警官に「警察署に連れて行くぞ」と脅かされたOさんが校長と警察に対する怒りで描いたものです。
 地域の人たちからの怒りの声
Fさん「警察を呼ぶなんて戦前の特高警察と同じだ。」
Sさん「現場の先生たちは子供たちの絵や作品を飾り、日の丸を掲げさせないよう工夫したりしている!」
Yさん「警察を呼ぶなんてヒドイ! とんでもない時代だわ」」
石神井高校の裏に住んでいるお年寄り「戦争は人災だから、私たちが動けば絶対に止められる」
中学生「えーっ、歌わないと先生が処分されるの。うっそー、ヤベー。そういえばお兄ちゃんの学校もそうだ」
ケイコさん「うちの息子は石神井高校出身だけど、そんなこと許るせないです」
小野さん「おったまげた。そんなことが、起きてるなんて信じられないよ」
中野で9条改悪反対をしている方「高校の前でビラをまいていただけで、警察を呼ぶのはおかしい」

 
地方の方からの声
 
東京都立石神井高校への「日の丸・君が代」強制反対申し入 れの報告を拝見させていただきました。 学校側の対応(申し入れに対して警察へ通報や恫喝行為など)、呆れて物が言え ませんね。 ちゃんとした理由があっての申し入れなのに、なぜ「即警察」なのか! 私も、学校側のこの対応を非難いたします! 皆様、頑張ってください!
Oさん、怒りのイラスト
私たちは、管理され・命令されるだけの存在ではない!

 「たんなる儀式なんだから、立っとけばいいんじゃないの」という声がありますが、そうやって流してしまっていいのでしょうか。
 今でさえ、校則に縛られ、服装検査や髪の毛のチェックに至るまで、ことごとく学校の決めたことに従えと言われます。「服装の乱れは、心の乱れ」などと外見で人格(心)すら否定し、「学校の決めたとおり直せ!」と強制されます。すべては私たちを、上からの命令に従順にしたがう人間にするためです。

 しかし、私たちは、ただ命令され、管理される対象なんかではありません。一人ひとり意思があり、色々なことを考え、また判断できる人間です。
 石原都知事や教育委員会は、高校生だから命令すれば言うことを聞くと思っています。私たちを命令する対象としか見ていないのです。本当に許せません!

  モデルは戦前の軍国主義教育
 石原都知事のやり方は、戦前の軍国主義教育をモデルにしています。
 天皇の写真に敬礼させ、天皇万歳を叫ばせ、子どもたちに訳の分からないまま「忠君愛国」の精神を刷り込む上で、絶大な効果を発揮したのが学校儀式でした。従わない生徒、少しでも枠からはみ出た生徒は、徹底的に殴られ、最後には戦争に動員されていったのです。
先生も「日の丸・君が代」に反対して行動しています

 石原都知事のあまりのやり方に対し、自分の生き方をかけて、多くの先生たちが行動しています。「ここで黙り込んだら、今度は自分が生徒に『日の丸・君が代』を強制する立場に立たされる。戦争へと追いやる事になってしまう」と多くの先生たちが立ち上がりました。 自らの良心に従い、職をかけて命令を拒否し、起立せず、歌いませんでした。先生たちとも手を取りあい「立たない・歌わない」行動をまきおこしましょう!


日誌の頁に戻る











inserted by FC2 system