『ツバメ通信』(6) 「○○高校教職員 有志」の分会ビラを拝借して、3号のニュースを出しました

「日の丸・君が代」
強制は
戦争の始まり!!
卒業式「日の丸・君が代」の強制はおかしい!
立たない! 歌わない!
第3号

3月4日
3月3日

定時制 卒業式
  ご卒業 おめでとうございます
あなたの高校生活が今日で終わります。あなたはここで何を学びましたか?
どんな思いでいますか? 少しだけ、おとなびたような それでいて何か不安なような
でも大丈夫 一つの「終わり」は ひとつの「はじまり」  
新しいことのはじまりはいつも心がぴんと張りつめています。  
あなたはもう あなたが生きていくとき大切なもののすべてを 自分の力で選び取ることが できるでしょう。私たちは あなたを応援しています  
卒業式に「日の丸・君が代」はなぜ?
こんなすてきな巣立ちの日に「日の丸」があげられていることに気づいていますか?  
おまけに式に際して「君が代」を流すと校長は言うのです。
「日の丸・君が代」で、あなたに「日本人としての自覚」を持たせるんですって。  
あなたが日本に「愛国心」を持って、天皇には「敬愛」の気持ちを持たなければならないと 言うのです。  
けれどあなたの心の中は、あなた自身のものです。  
ただ一つの考えに全員を従わせることなど どんな国にも学校にも許されません。  
国歌斉唱と言われたら 私たちは、座ります。歌う必要はありません。  
あなたは自由です。あなたは、あなた自身のために 生きる権利があります。  
あなたのまわりの人達を どうか大切に見つめながら 心豊かな笑顔と自分のことは自分で 決める力を待った すてきな人になって下さい。  
人それぞれ、みんな連う考えを持っていてそのひとり一人の考えや生き方 が必ず大切にされる
学校もまたそんな場所でありますように
。  
 
心をこめて    2005年3月1日  高校教職員 有志

大阪からも報告が入りました。 以下、その概要です。
府立高校の卒業式は2月24日から。 府立高校の大半の卒業式には支援のビラまきが行われています。校長が文句言ってくるところや、東京のように警察に通報する というような高校もでています。しかし、生徒・保護者の反応はとてもいいです。
<A高校> 教職員の半数以上がすわる。生徒の着席は、20%ぐらい。 
<B高校> 卒業学年の担任は全員、教職員のほとんどが着席。
<C高校> 卒業学年の担任で1人を除き、他は着席。教職員で起立したのは4〜5名。  
        生徒は約半数が着席。保護者は不起立は2割ぐらい。
<D高校> 保護者9割がビラを受け取る。支援のビラは300枚入った。この高校は、例年生徒も教職員もほ        とんど起たず。
<E高校> 2/3の教職員が不起立。生徒も半分以上が不起立。保護者の不起立もパラパ ラと。

<F高校> 卒業生の担任の半分が不起立。生徒・保護者の中にも不起立がみえた。
 石神井高校生のみなさん!「立たない・歌わない」
     不起立の行動をおこしましょう!
     「日の丸・君が代」強制は戦争の始まり
私たちは、管理され・命令されるだけの存在ではない!

 「たんなる儀式なんだから、立っとけばいいんじゃないの」という声がありますが、そうやって流してしまっていいのでしょうか。
 今でさえ、校則に縛られ、服装検査や髪の毛のチェックに至るまで、ことごとく学校の決めたことに従えと言われます。「服装の乱れは、心の乱れ」などと外見で人格(心)すら否定し、「学校の決めたとおり直せ!」と強制されます。すべては私たちを、上からの命令に従順にしたがう人間にするためです。

 しかし、私たちは、ただ命令され、管理される対象なんかではありません。一人ひとり意思があり、色々なことを考え、また判断できる人間です。
 石原都知事や教育委員会は、高校生だから命令すれば言うことを聞くと思っています。私たちを命令する対象としか見ていないのです。本当に許せません!

先生も「日の丸・君が代」に反対して行動しています

 石原都知事のあまりのやり方に対し、自分の生き方をかけて、多くの先生たちが行動しています。「ここで黙り込んだら、今度は自分が生徒に『日の丸・君が代』を強制する立場に立たされる。戦争へと追いやる事になってしまう」と多くの先生たちが立ち上がりました。 自らの良心に従い、職をかけて命令を拒否し、起立せず、歌いませんでした。先生たちとも手を取りあい「立たない・歌わない」行動をまきおこしましょう!


日誌の頁に戻る










inserted by FC2 system