日  誌

辺野古 阻止行動船カンパ
カンパ報告の頁へ 
 上記、カンパはすでに「命を守る会」に手渡し致しました。
今後、順次、カンパをいただいた団体名、また個人についてはイニシャルで報告していこうと思っています。
ありがとうございました。m(__)m

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!
1月22日(土)


2月日(土)


 

「街」ライブ

 PM7:00頃〜

入場料 1000円



2005年1月C
1月Bへ 1月Dへ

1月15日(土) 日誌
 朝のミーティング  司会はタカちゃんです  マリちゃんに教えるタカちゃん
 昼食は煮玉子・大根・鶏手羽・椎茸の煮物。トロロ、青菜のおひたし、岩海苔  佐竹さんも食べました
午後は雪の予報なので、店内片づけをしました
1月15日(土)
午後2時、ディパックさんのカレー・ショーの始まり。玉ねぎのみじん切りを秘伝のスパイスを入れて…ジックリ・ジックリ・ジックリと炒めます
一時間後、完成です
 チャイでお茶します
 初めて来店した方もグーッ!  長粒米のドライカレー  ワインでサルー 乾杯


本場のインド・カレーは美味しい


← 野菜カレーも登場しました。
こちらはマイルドです

乃里子さん作のサラダ →
 ハネやん、新しいセーターで焼酎を  タカちゃん、カレー焼けで真っ赤 乃里子さん、インド衣装で登場
乃里子さんのお友達も来ました
律ちゃんのホームヘルパー・小泉さん    カレー味の里芋
里芋の甘さを引き出す、カレー味  「ヨッシーとジュゴンの家」のミニライブ ディパックさんの特製マンゴージュース
美味い  幸せの絶頂  みんなで記念写真
 次回のカレー・パーティーは

1月29日に決定


1月14日(金) 日誌
← エミちゃんにウエスの切り方を
   教える新カメさん


  昼食は久しぶりにハンバーグ →
 夕食はオイちゃん作の鯖味噌  湯豆腐 ゴーヤーと大根の皮の浅漬け
14日の国会前、座り込み
 参加者6人、カンパ2600円。
新曲「辺野古の海から」を歌いました。晋くんたちが巨大な台船に対して、命がけで止めたことに
みんな感動していました。
与論島から手紙が来ました
 「オープンスペース街」の皆様、お元気でしょうか!
先日はヨッシーさんからお便りがありとても嬉しかったです。また、洋服を送っていただき有難うございます。

 私たち「つどいセンター海」の活動をNEWSレターにまとめました。今年はNPO法人化が目標です。「つどいセンター海」のテーマソングも近いうちにできます。作詩は我がメンバーである山田さんが作り、曲はかりゆしバンドの田畑さんが作ります。出来上がったらお知らせします。楽しみにね!

 「街」の皆さんも頑張っている様子、「つどいセンター海」は「オープンスペース街」の御支援なしでは成り立ちませんので、宜しくお願い致します。

 また近いうちにお会いできる事を祈っています。
                                                  敬具 青山より。

 追 つどいタイムスが手描きになりました。2月下旬には沖縄へ所員一同が研修旅行に行きます。またその時の様子もお伝えしますね。それでは、お体を大切に!    
連続「微罪」起訴の検事・崎坂誠司に抗議を!
転載歓迎です。

立川の反戦ビラ弾圧、板橋区卒業式での日の丸君が代問題チラシ配布での元教員への弾圧、葛飾・亀有ビラまきへの弾圧で、これら全てを起訴した担当検事は同一人物、東京地検検事・崎坂誠司であることが判明しました。

http://www.kensatsu.go.jp/send_form/feedback.php (検察庁意見フォーム)

東京地方検察庁八王子支部 TEL.0426-42-7291
〒192-8553 八王子市明神町4丁目21番2号

東京地方検察庁 TEL.03-3592-5611
〒100-8903 千代田区霞が関1丁目1番1号 中央合同庁舎第6号館 A棟・B棟

東京高等検察庁 TEL.03-3592-5611
〒100-8904 千代田区霞が関1丁目1番1号中央合同庁舎第6号館 A棟

以下付録
【目次】

(1)「反動」検事 崎坂誠司の経歴

(2)葛飾・亀有ビラ弾圧でのマスコミ等の情報
 A.2005.01.04 東京新聞朝刊 24頁 特報1面 
  「こちら特報部ニュースの追跡 しのび寄る微罪逮捕の影
   ビラ入れで再び検挙者 市民感情つぶし狙う?」

 B.葛飾区議団だより配付不当弾圧事件

(3)その他新聞の速報

**************************************
(1)「反動」検事 崎坂誠司の経歴

92年4月1日 釧路地検帯広支部検事(前任:札幌地検検事)
94年4月1日 神戸地検検事
96年4月1日 熊本地検検事
97年4月1日 熊本地検八代支部長
98年4月1日 東京地検検事
00年4月1日 金沢地検三席検事
02年4月1日 東京地検八王子支部検事 テント事件を起訴(04年3月)した後、東京地検に異動

(2)葛飾・亀有ビラ弾圧でのマスコミ報道
 A.2005.01.04 東京新聞朝刊 24頁 特報1面 
  「こちら特報部ニュースの追跡 しのび寄る微罪逮捕の影
   ビラ入れで再び検挙者 市民感情つぶし狙う?」

東京都立川市の市民団体による防衛庁官舎への反戦ビラ入れ事件に無罪判決が出た直後、今度は都内で日本共産党のビラをマンションで配った男性が逮捕された。先の無罪判決に対する警察、検察当局の強い反発の意思が垣間見えるが、私たちに「明日はわが身」の危険はないのか−。

 立川の市民団体無罪判決の直後

 事件は昨年十二月二十三日、葛飾区内のマンションで起きた。警視庁などによると同党の支持者が各戸の新聞受けに「都議会報告」などのビラを配布中、住民の一人が「迷惑だからやめろ」と抗議。支持者が「ビラを入れてほしくないなら入れない」と応じたが、住民は携帯電話で警察に連絡、支持者は亀有署員に住居侵入容疑の現行犯で逮捕された。

 ちなみにマンションには「チラシなどの投かんを固く禁じます」などと書かれた張り紙があったがこれまで問題はなかったという。

 立川の事件で東京地裁八王子支部が「立川自衛隊監視テント村」のメンバー三人に無罪判決を出したのが同月十六日。その一週間後の事件で、翌二十四日には立川の事件でも検察側は判決を不服として控訴した。

 一連の動きについて、同テント村の加藤克子代表は「今回の共産党の事件は警察、検察当局が憲法で何が定められていようと、私たちからみれば“無法”な行いをあくまで貫こうという意思がみえる」と話す。

 「無罪判決後、街で新聞などで事件を知った人たちから『警察はひどい。まるで戦前みたい』と話しかけられる。たぶん、警察や検察は市民のそうした雰囲気をつぶしたいのでは」

 元公安調査庁職員で、ジャーナリストの野田敬生氏は「公安当局の捜査手法として、微罪逮捕は伝統芸ともいえる手法。その手法が立川の判決で否定され、それが定着することを恐れているのではないか」と今回の事件の背景を読む。

 平穏に見えても“パニック状態”

 ただ、一昨年以来、政府に対する異議申し立てに警察、司法の厳しい対応が目立つ。東京都杉並区では二〇〇三年四月、公衆トイレの外壁にスプレーで反戦標語を落書きした男性が逮捕され、従来の軽犯罪法などではなく、より重い建造物損壊罪が適用された。

 卒業式で君が代斉唱の際の起立に反対を呼びかけ、雑誌のコピーを配った都立板橋高校の元教員が家宅捜索を受けたうえ、昨年十二月に威力業務妨害罪で在宅起訴された件も同列上にある事件といえるだろう。

 公安事件を多く手がけている内田雅敏弁護士は「今回の事件で異様なのは、住民がこの支持者を“取り押さえ、民間人逮捕した”という点だ。共産党に不快感を抱いても無視するなり、ビラを捨てればよい。しかし、今回はまるで泥棒扱いだ。そこまでやるのか、という感じ。その切羽詰まった雰囲気に社会の深い危機を感じる」と語る。

 前出の加藤代表も「政府がどう釈明しようと、イラクという戦場に日本の兵隊が出かけているという事実が、社会の空気にも影響しているのでは。一見静かだけど、世の中は一種のパニック状態にある。冷静に歴史や社会の在り方を考えるという一昔前の空気が失われている」と不安がる。

 すでにインターネット上では、今回の事件をやゆして「共産党の存在自体が違憲」「アカを一掃しろ」といった書き込みがある。

 それを傍らに野田氏は事件の本質をこうみる。

 「一連のオウム真理教の事件では違法捜査がまかり通ったが、世間は『オウムなら仕方ない』と受け止めた。現在も市民団体には言論の自由が守られるべきだが、共産党なら仕方ないという雰囲気がある。だが、この論理は確実に拡大していく。やがて、自分がやられる側に流されていくという危険を感じるべきだ」

B.葛飾区議団だより配付不当弾圧事件

葛飾の共産党区議のページ
http://www2.odn.ne.jp/~aaf23280/danatu/danatu.htm

(3)その他新聞の速報

政党ビラ配布の共産党支持者男性を起訴 東京地検(朝日)
http://www.asahi.com/national/update/0111/028.html

住居侵入:マンションでビラ配布、僧侶の男起訴 東京地検
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050112k0000m040122000c.html

マンションで共産党のビラ配布、拘置中の男性を起訴
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050111ic21.htm

1月13日(木) 日誌
 昼食はロールキャベツとサンドイッチ、
ガーリック・トースト
 会長が来ました
 夕食はオデン  目黒から通っている新カメもご相伴に
13日の国会前、座り込み
 今日は「街」の会長が行きました。
夕食を食べていると帰ってきました。
国会前座り込みは12時から4時に変更となりました!

動かぬ基地 世界の目を辺野古に

ことし最初の「動かぬ基地」です。

去年8月に発生したアメリカ軍ヘリ墜落事故をきっかけに、名護市辺野古での普天間代替施設の建設計画は大きく動き始めました。「危険な普天間を移設するために、辺野古への移設を急ぐ」国の強引ともいえる理論が、地元で長期間の混乱を引き起こしています。

この状況を、はたして世界の人々は知っているのでしょうか。少なくとも、基地を駐留させているアメリカは、この状況を知っているはずだと我々は思いがちですが、本土と沖縄でさえも温度差があるくらいですから、本国ではまったくと言っていいほど知られていないのが現状のようです。

そんななか、世界の目を辺野古に向けようと、個人で努力を重ねている外国人が沖縄にいます。比嘉雅人のリポートです。

ケリー・ディーツさんは、琉大の外国人客員研究員として去年4月から沖縄での研究を続けています。アメリカ・コーネル大学で政治社会学を専攻する彼女は、アメリカ軍基地の重圧が今なお続く沖縄を研究地としてえらび、基地周辺の住民の人権が守られているか、また、海外に駐留するアメリカ軍が、国外でどのような行為に及んでいるかを調査しています。

ケリーさん「基地問題についてよく”沖縄問題”という表現が使われますがでも単なる沖縄の問題ではない、と思う。アメリカ人・日本人の人権に対する意識の問題もあると思いますし」「多くのアメリカ人は自分が思う平和的生活が、外の国の人に負担を掛けているからこそ、その生活が出来ているという意識が低いですから」

普天間基地移設予定地の辺野古で、ケリーさんはサンゴやジュゴンなどの実態調査にも参加。辺野古がどれほど環境的に重要な地域であるか、そしてそこに日米両政府が軍事基地を新たにつくろうとしていることを12月、IUCNに参加して世界に訴えました。

ケリーさんが暮らすのは宜野湾市。去年8月にアメリカ軍ヘリの墜落した沖縄国際大学へは、歩いてわずか5分です。

混乱する現場を封鎖し、占領国さながらに振舞うアメリカ軍。直後に現場を訪れたケリーさんもまた、立ち入ることを止められました。戦争と基地という関係を、ケリーさんはその目で目撃したのです。

ケリーさん「そのテープに書いてあったのは英語でclime scene、DONT ENTER。立ち入り禁止、犯罪現場。私はそれを見てああ確かに犯罪だよなあと思いました」

アメリカでの反戦運動や、国連での数々の人権会議にも参加し、沖縄に駐留するアメリカ軍基地の話を聞いてきたケリーさんですが実態の凄まじさは予想以上だったといいます。そして、基地を否定することこそが戦争を否定することになるという考えを再確認しました。

ケリーさん「実際にきて連続ショックでした。なぜかというと米国ではありえないことが、アメリカ軍は平気でやっているということにほんとうにびっくりしました」

辺野古でのボーリング調査に着手する直前、ケリーさんはその現状を、アメリカの友人を中心にメールで伝えました。『危険な基地を移設するという名目で、日米両政府は豊かな自然環境、絶滅危惧種の生息する辺野古の海にあらたなアメリカ軍基地を作ろうとしている』

ケリーさん「どうしても知らせたくて・・・私も宜野湾市に住んでいるからあたらしい基地が建設されなければ普天間を返還しないという条件をつけるということはアメリカ・日本両政府の恥だと思う」

メールは友人からその友人へと転送され、わずか数日の間に170通の抗議メールがケリーさんのもとへと返信されました。「The world is watching Henoko」フィリピン、オーストラリア、アメリカ。”世界が辺野古をみている”ケリーさんはこのメールを日米両政府や国会議員などに送りました。

沖縄国際大学のピーター・シンプソンさんも、ケリーさんのメールに応えたひとりです。ピーターさんはヘリ墜落事故の目撃者として、事故の様子を教授会で報告したりホームページに意見を掲載するなどして、普天間基地の閉鎖、そして辺野古移設への反対を訴えています。メールを介して出会った二人はいま、一つのキャンペーンに取り組んでいます。

ピーターさんがこれまで連絡を取ってきた、イギリスBBCの番組制作者から「BBC制作の環境ドキュメンタリ番組で、辺野古と普天間基地を取り上げたい」というメールが届いたのです。この番組は、制作費の半分を地元の環境団体や有志がもつことを条件に、その映像など著作権を譲り、自由に使用してもらうもので、環境団体の自然保護キャンペーンを支援することも目的としています。

ピーターさん「この番組”Earth Report”は、私たちの訴えを実現するのにとても重要だ」「普天間を閉鎖し、辺野古への移設を止めること。私たちがいちばんのぞんでいるのはそこなのだから」

沖縄の基地の現状を世界へ発信しようと、募金方法や広告・要請、各団体との連携など、ケリーさんとピーターさんは現在、ミーティングを重ねています。人々の目が、沖縄を、そして辺野古を見ている。ピーターさんとケリーさんの「草の根」は、いま世界に広がりはじめています。





  事 務 所 開 き   命どぅ宝ネットワーク
太田です。
来る22日の土曜日、琉球センターどうたっちの事務所開きを夕方6時ごろからします。
命どう宝ネットワーク、安保と基地をなくす会、全国交流会、エスニックコンサート、そしてサンシン会の仲間をはじめ多くの方の参加が嬉しいです。

前にも書きましたが、今年は敗戦60年の節目の年で、普天間基地の返還、辺野古の海上基地建設を白紙撤回させることを突破口にして、非核非武装琉球ネシア連邦へ向かっていくために従来にもまして連日行動に励んでいきましょう。

 「揃いどう 美(かぎ)さぬ」宮古言葉のように、みんなで心と力を合わせて平和に向かっていきましょう。
会費制で、おつまみ付泡盛呑み放題、前向き計画語り放題で1000円でいきましょう。


1月Bへ 1月Dへ
2005年「街」日誌へ


 闘 春

↓をクリック

宝船と七福神

バーの「戻る」でお戻り下さい
本年も宜しくお願いします
辺 野 古 の 海 か ら 作詞・作曲 ヨッシー
♪ マジで頑張って、命がけだって、辺野古の海に基地は造らせない
   この海を守ることで、世界中の友に届け この歌
   辺野古のオジイ・オバァ達が、闘い抜いた8年間
   その思い、胸にきざみ、行くぜ、負けない気持ちカヌーに乗せて

    (※以上、ヒップホップ調のラップで)
1、辺野古の海から あなたに届けたい
 命どぅ宝の本当の意味を知った 僕らには見える未来が  ウォウォー
 戦争なんて ない世界に変えるんだ
 こんなキレイな海を壊すなんて信じられないよ
 新しい時代は 今ここから辺野古から始まる
2、 辺野古の海から あなたに届けたい
   信じていいよ 人間は素晴らしい
  教えてくれた 辺野古で闘う人たちが
 沖縄の心 それは世界を変えるんだ
 こんなキレイな海を壊すなんて信じられないよ 
 新しい時代は 今ここから辺野古から始まる
 こんなキレイな海を壊すなんて信じられないよ
 新しい時代は 今ここから辺野古から始まる
 今ここから 僕らが始める  Woo
♪ (※以下、ヒップホップ調のラップに戻る)
   
マジで頑張って、命がけだって、辺野古の海に基地は造らせない
   この海を守ることで、世界中の友に届け、この歌
   辺野古のオジイ・オバァ達が、闘い抜いた8年間
   その思い、胸にきざみ、行くぜ、負けない気持ちカヌーに乗せて

  Yoh Yoh Yoh Yoh  闘って 闘って 闘って 今日も陽が暮れる
  Yoh Yoh Yoh Yoh 闘って 闘って 闘って 朝日が昇る
     (見て、ウミンチューたちが来た 超カッコイイ!)
  辺野古の海から愛を叫ぶ    
 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と200日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 東京の国会前座り込みで知り合ったアユさんは、バッグパッカーを夢見てお金を貯め、その仕事をやめたばかりで辺野古へ行き、今のところ彼女の旅は辺野古でとどまっている。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20台だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、11/29 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子







inserted by FC2 system