日  誌

辺野古 阻止行動船カンパ
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 上記、カンパはすでに「命を守る会」に手渡し致しました。
今後、順次、カンパをいただいた団体名、また個人についてはイニシャルで報告していこうと思っています。
ありがとうございました。m(__)m

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!

2005年3月A
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3月5日(土) 日誌
「日の丸・君が代」強制反対の署名、段々、反応が良くなっています。
石神井高校の卒業生が署名をしてくれました。「頑張ってください」と激励の言葉。
所沢の方が「石原は大嫌いなので頑張ってください」と署名。
ジャーナリストの人がホームページを見て「日の丸・君が代」強制反対行動への
取材にきました。タカちゃん・オイちゃんが話します
金ちゃん
マックから指導を受けるタカちゃん 差入れ 冬物100円セールで沢山のお客さん
夕食は井荻で食事
井荻駅、北口の中国酒家「YUIMA」 「杉並」の加代ちゃん・律ちゃん、チュー
やん、則子さん、ハネやん、ヨッシー
イカと絹さやの炒め
白身魚のチリ・ソース 水餃子  青梗菜のカニあんかけ
 タア菜のエビ味噌炒め  鶏肉と木耳のつゆそば
 ← 高菜チャーハン

    杏仁豆腐 →
 「ツバメ通信」(7)
全国の皆さん! 本日、ビラ撒きで逮捕者が出るという嵐の中、 越冬ツバメも春を目指して飛び立ちました。

 以下、本日「ツバメ通信」に届いたいくつかの情報からです。

@「11日の集中日を前に、各地で校長申し入れがぎりぎりまで行われています 。
2日、世田谷で地域の市民、労働者16人が、深沢高校校長と副校長を相手 に、教室を使って、1時間に及ぶ要請行動。  

 戦争経験世代を中心に8人が意見陳述。
 校長は、マニュアル通りの対応に終始しながらも、動揺隠せず。要請行動後、教組分会役員に報告・激励。なお、要請書には54人が連名で名を連ねる。」

A本日足立東高校の卒業式。計7人で正門でのビラまき。教職員の受け取りは今一つだが、生徒・保護者の受け取りはすごくよかった 。教員がずっと7〜8人入り口に立って、生徒を入口で止めて、頭髪検査。髪を染めている生徒には黒スプレーを買いに行かせて、その場で黒くさせていた。

 1〜2人のレベルではなく、ほとんど生徒全員。その様子を見ていた保護者は凍りついていた。反発して帰ってしまった3年生の親子もいた。とんでもない人権抑圧に全員驚き、怒った。

B野津田高校では、「敷地内に入ったとかで住居不法侵入罪」でビラ撒きをしていた2人が逮捕された。 逮捕された2人に接見してきた弁護士からの連絡では、罪名は「住居侵入罪」。校門と道路の間の、道路寄りの空間でビラを撒いていて逮捕されたということ 。弁護士は、立証は難しい状況、べらぼうな弾圧だ、と言っていた。この学校の状況をよく知っている教員の話では、「野津田高校から町田養護学校までの空間なのだが、誰もそこでなにかしたら「住居侵入」になるなんて思わない(わからない)所だ」とのこと。

C九段高校では、ワゴン車1台、私服車1台、私服7人くらいが道路の向こう側を徘徊するという状況。ビラを撒く人たちは、「包囲ネット」など4団体延べ10人位。弁護士も監視弁護に来た。弁護士は卒業式の会場に入らせてもらいたいとお願いしたが、断られた。学校は警察と一体になって治安・管理する機構に変わっていっていると感じた 。教職員はそれを許すのかと思った。

 弁護士さんは若い方、きちんと弾圧監視弁護をしてくれた。弁護士が行った市ヶ谷商業高校にも私服刑事が来ていた。

DA高校で、越冬ツバメが春を目指して飛んだ。卒業式では、校長と都教委の祝辞や挨拶に、在校生は不起立(1人を除き)で抵抗の意思を示した。(生徒たちは「君が代」で着席すれば教員が処分されると考えたのではとのこと)  

 都教委の挨拶は、「奉仕活動」に言及、「我が国を愛し」まで言っており、去年よりさらにひどい状況になっている。 昨年は、都教委から役人を派遣し、不起立を監視し処分したが、今年は、警察権力を使い、ビラ撒きまで弾圧し逮捕し、「君が代」斉唱を強制している。歌われている当の本人が「強制はよくない」と言っているにもかかわらず、強制する。

 彼らにとっては、歌われている当の本人のことなどはどうでもいいのだ。こんな馬鹿げたことは決して長く続く訳がない。 全国の仲間の皆さん!

 全国各地で「日の丸・君が代」強制に大きな抗議の声を上げ、逮捕された人たちの分までもビラをまきましょう。そして、春を目指して飛んだ越冬ツバメに続いて、全国各地から多数のツバメを飛ばしましょう!!
町田市・野津田高校へのビラまきで不当きわまりない弾圧!
 3月4日(金)朝、東京都町田市にある都立野津田高校で、卒業式当日の「日の丸・君が代」強制に反対するビラをまいていた男性2人が不当逮捕されるという事件が起きました。

 正確な状況はつかめていませんが、「住居侵入罪」をでっちあげて校長が警察に売り渡したようです。まったく許し難いことです。

 これが石原と都教委のやり方だと思うと、本当に怒りに耐えません。あす(5日)、高校と警察署に抗議と釈放の申し入れが行われるとのことです。

野津田高校の所在地は下記のサイト。 http://www.nozuta-h.metro.tokyo.jp/guid/location.htm

 本日(5日)午前、都立野津田高校と町田警察署に対する抗議行動に行ってきま した。緊急でしたが30人以上が集まってくださいました。野津田の副校長は、 自分が警察に連絡したこと、校長名で被害届を出したことなどを言いました。しかし、逮捕時の状況はあまりにも理不尽で人権侵害で政治的な弾圧であることが わかりました。

詳しくはホームページに載せてありますので見てください。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/

3月4日(金) 日誌
朝、雪かきをする
 昼食はハンバーグ、和風ハンバーグ、コーン・スープ
 夕食前に、キーボードを弾くチヒロちゃん、夕食は揚げ鶏のネギソース、レバー・フライ、ポテト・サラダ
ご飯を食べるマック・村松
 「日の丸・君が代」強制反対ライブ マック・村松の色んなパーカッション・グッズ
騒ぐハネやん 乗りのりマック・村松

 「ツバメ通信」(6)
<転送歓迎> 「都教委包囲首都圏ネットワーク」の 渡部(千葉高教組)です。

 東京でもツバメが飛びはじめました。本日(3月3日)都立高校では、全日制4校と定時制4校の卒業式。 私たちは、足立東高、玉川高などにビラ入れをしました。そうした中でツバメが飛びはじめました。

 弁護士も、@不起立者サポート、Aビラ撒きへの弾圧監視、のため都立高校に出向いています。 明日はかなり多くの高校で卒業式が行われます。 私たちは明日もビラ撒きをやります。

 ところで、大阪からも報告が入りました。 以下、その概要です。
府立高校の卒業式は2月24日から。 府立高校の大半の卒業式には支援のビラまきが行われています。校長が文句言ってくるところや、東京のように警察に通報する というような高校もでています。しかし、生徒・保護者の反応はとてもいいです。

<A高校> 教職員の半数以上がすわる。生徒の着席は、20%ぐらい。 
<B高校> 卒業学年の担任は全員、教職員のほとんどが着席。
<C高校> 卒業学年の担任で1人を除き、他は着席。教職員で起立したのは4〜5名。  
        生徒は約半数が着席。保護者は不起立は2割ぐらい。
<D高校> 保護者9割がビラを受け取る。支援のビラは300枚入った。この高校は、例年生徒も教職員もほとんど起たず。
<E高校> 2/3の教職員が不起立。生徒も半分以上が不起立。保護者の不起立もパラパ ラと。
<F高校> 卒業生の担任の半分が不起立。生徒・保護者の中にも不起立がみえた。
<G高校> 府高教(全教)、高教組(日教組)、教育合同の連名の以下のような分会ビラがまかれる。

『ご卒業/おめでとう/ございます   
 あなたの高校生活が今日で終わります。/あなたはここで何を学びましたか?  
 どんな思いでいますか?/少しだけ、おとなびたような/それでいて何か不安なような
 でも大丈夫/一つの「終わり」はひとつの「はじまり」/  
 新しいことのはじまりはいつも心がぴんと張りつめています。  
 あなたはもう/あなたが生きていくとき大切なもののすべてを 自分の力で選び取ることができるでしょう。  
 私たちは/あなたを応援しています。  
 卒業式に/「日の丸・君が代」はなぜ?/
 こんなすてきな巣立ちの日に   「日の丸」があげられていることに/気づいていますか?  
 おまけに式に際して/「君が代」を流すと校長は言うのです。/
 「日の丸・君が代」で、あなたに/「日本人としての自覚」を持たせるんですって。  
 あなたが日本に「愛国心」を持って、天皇には「敬愛」の気持ちを持たなければならないと言うのです。  
 けれどあなたの心の中は、/あなた自身のものです。  
 ただ一つの考えに全員を従わせることなど/どんな国にも学校にも許されません。  
 国歌斉唱と言われたら/私たちは、座ります。/歌う必要はありません。  
 あなたは自由です。/あなたは、あなた自身のために/生きる権利があります。  
 あなたのまわりの人達を/どうか大切に見つめながら/心豊かな笑顔と自分のことは自分で決める力を待った/
 すてきな人になって下さい。  
 人それぞれ、みんな連う考えを持っていて/そのひとり一人の考えや生き方 が必ず大切にされる/
 学校もまたそんな場所でありますように。  
 心をこめて                 
 2005年3月1日   ○○高校教職員 有志』 以下略。

3月3日(木) 日誌
昼食は雛祭りのお寿司、

シジミとアサリの汁
 近くに住んでいる沖縄出身の人が「いつもお世話になっているので・・・」とタンカンの差し入れ
初の横断幕づくり、完成です お昼、石神井高校へビラまき
夕方、定時制の卒業式に対して15人で抗議行動
知り合いの卒業生が通ったので「頑張って」と言うと、任せてくれとポーズ
戻って、みんなで夕食。

さばの味噌煮、
里芋・ゴボウ・牛肉の煮物、
茹でブロッコリー、
三里塚の野菜でキンピラ、
小松菜のオイスターソース炒め
などなど
  
学生さんもアピールしました
 「ツバメ通信」(5)

<転送歓迎>
「都教委包囲首都圏ネットワーク」の渡部(千葉高教組)です。

 全国の皆さん!東京での攻防が始まりました。

 本日(3月2日)朝、私たちは、<米長邦雄氏は『東京都教育委員会委員』として天皇の園遊会に参加!>というビラを、都庁に入れました。10人で約2000枚入りました。ビラの裏には、米長氏が上の肩書きで園遊会に出席していることが分かる宮内庁と文部科学省から手に入れた資料を印刷しました。

 その後、都教委に対し、「要請」行動を行いました。内容は、「日の丸・君が代」強制反対と、私たちの「公開質問状」に対する都教委の「回答」(<回答する立場にはありません>)に対する謝罪と責任ある再度の回答を求めることでした。私たちの対応に出てきた「教育庁総務部教育情報課」のK課長は、卒業式における「監視」職員の派遣をするなという私たちの要求に対し、「昨年自分も派遣されたが、祝意を表するためだった」と述べたので、「ではもう一人の人が監視したのでは」と問うと、答えられませんでした。

 また、K氏は米長氏に関して、
「@出席については都教委で協議していない、
 A招待状は都教委に来ていない、
 B都教委の代表で出席したのではない」と答えをはぐらかしました。
これに対し私たちは、都教委は井沢都議に「米長氏は個人で出席した」と言い、まともな「回答」をしなかったこと、
しかし、米長氏は教育委員として出席し発言していること、を指摘、謝罪と責任ある回答を求めました。回答はできるだけ早く、遅くとも3月16日までとなりました。

 ところで、東京の高校の卒業式は昨日(3月1日)の八王子工業(定)を皮切りに始まりました。本日は、第一商業と荻窪高校の卒業式がありました。私たちは、双方にビラ入れをしました。荻窪高校では、私たちを含め5団体12人が門前でビラを撒きました。

 多くの人が受け取り、生徒の中には「自分は座ります」と言う者もいたとのことです。警察は来なかったようです。
第一商業では、昨日からビラが撒かれたようですが、本日はパトカーとワゴン車のような警察の車が来たそうです。
しかし、ビラはまけました。保護者にもかなり入ったとのことです。一方。本日(3月2日)の職員会議で、文書による「職務命令」を出した校長もいたとのことです。しかし、どういうわけかその校長は左遷されるようです。

 その他、この間東京では都教委への申し入れなどがいくつかなされています。例えば、T高校では保護者たちが12月より何度も要望書を提出している、しかし無回答。そこで全都立高校校長に要望を出し、文教委員会の都議に「お願い」を出し、教育委員への手紙も都教委に届けたとのことです。

 婦人民主クラブ全国協議会も、2月21日に都教委への申し入れ行動を行ったとのことです。

 また、部落解放同盟全国連合会江戸川支部と杉並支部も、3月1日、都教委への申し入れを行ったそうです。

 明日(3月3日)は、8校ほどで卒業式が計画されています。また私たちのビラまきもなされます。弁護士さんたちも動いています。春を秘めた木蓮の蕾がふくらんできました。


 以下に、2月27日に完成した『2・6総決起集会報告集』(1部200円)の目次を貼り付けておきます。ご希望の方は、お知らせ下さい。

◆目 次◆

主催者挨拶 (あ)さん(千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会) 1
第T部 高橋哲哉さん(東大教授 11・6集会呼びかけ人) 2
尾山宏弁護士(予防訴訟などの弁護団長) 4
伊沢けい子都議会議員 6
都議会議員・山口文江さん、福士敬子さんのメッセージ 7
長内経男さん(埼玉県 任命阻止ネット) 8
高田幸美さん(立川テント村弾圧被告) 9
酒井直昭さん(国労闘争団 鉄建公団訴訟原告団長) 10
斉藤貴男さん(ジャーナリスト)のメッセージ 11
(い)さん(ピースリボン裁判原告) 12
(う)さん(日野・「君が代」伴奏強制裁判原告) 13
(え)さん(保護者) 14
藤田勝久さん(板橋高校元教員) 16
三宅晶子さん(千葉大学教員 11・6集会呼びかけ人) 17

第U部 吉峯啓晴弁護士(東京教組顧問弁護士) 21
大内裕和さん(松山大学教員 11・6集会呼びかけ人) 23
(お)さん(保護者 自由の風ネットワーク) 26
(か)さん(東京都教育庁退職者) 28
(き)さん(千葉高教組「日の丸・君が代」対策委員会) 29
都立高校の卒業生 30
決意表明 (く)さん(被解雇者の会) 31
Bさん(被処分者 新年度の嘱託を拒否された) 32
(け)ん(予防訴訟をすすめる会・事務局) 32
(こ)さん(被処分者の会・事務局) 34
(さ)さん(被処分者 大泉養護学校教員) 35
(し)さん(東京都学校ユニオン) 36
(す)さん(特別区教職員組合委員長) 37
(せ)さん(被処分者 中学校教員) 39
(そ)さん(被処分者の会・事務局) 40
(た)さん(岩ツバメの会 広島県教組・被処分者) 41

まとめ 小森陽一さん(東大教授 11・6集会呼びかけ人) 42

阻止行動日誌318日。ボーリング差し止め訴訟第一回口頭弁論。国頭海人かっちゃん語録
3月2日(水)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

私は第五を守っていました。
昨日、1日に第二でのサンコーコンサルタントの強行作業があったため第二、第五は緊迫していました。
・第一では、クランプ3つの交換だけを了解しその他の作業を阻止しています。
・第三では、第一と同じく3つのクランプの交換を了解し、それ以上の作業は阻止しています。第三では、機材からの油漏れがひどくパシィフィックにそれに対する対処を求めたところ機材の下に油漏れを止めるための吸着シートを敷くとのこと。機材の撤去を求めていますが、油漏れの海洋汚染を危惧し、吸着シートを敷くことを了解しています。それは明日に持ち越されています。
・第二では、昨日強行作業が行なわれた第二やぐらは万全の守りに固められていたため、防衛施設局は手出しが出来ませんでした。
・第五では、昨日の第二での強行作業に抗議し、防衛施設局との交渉は午前から午後にかけて行なわれました。こちらは第五に阻止ダイバーを8人おき、阻止船は3隻、海上での座り込みは10名もいました。交渉の末、強行作業は行なわれず、海中のクランプ交換だけが行なわれました。

今日もボーリング調査の進行作業の一切を阻止しています。

3月1日(火)には「ボーリング調査差し止め訴訟」の第一回口頭弁論が行なわれました。
弁護団からは3名の人が陳述を行い、国頭海人の山城船長も陳述を行なって裁判の傍聴席から拍手喝采だったとか。
国側は「ボーリングの穴は小規模」だとか「ボーリングは漁業に影響しない」とか並べて開き直っています。いまだにこの調査が基地建設そのものだということを認めていません。
まず、ボーリング調査とは「護岸工事の検討のため」と銘打っています。「護岸工事」とは基地の埋め立てられる周りを作ることです。それに「63箇所」というボーリング箇所の多さは決して「護岸」のためだけのものではありません。
滑走路の箇所全てでボーリング調査を行なおうとしていることも具体的な例の一つとして基地建設そのものだということを表しています。
それを「ボーリング調査」だと言い張る国。「漁業に影響はない」と言い張る国。
「ボーリングが前回行なわれた1997年にその周辺に魚がいなくなった」という宜野座の海人の声さえも聞こえないのだろうか。

国頭の海人山城かっちゃんは意見陳述で「「基地が造られれば、周りの海は死んでしまう。ボーリング調査でリーフが破壊され、海が汚れる。魚やイセエビがたくさんいる豊かな海をつぶすなんて信じられない」と話しました。

 「一度死んだ海は簡単には元に戻らない。漁師として海を壊す行為を許すことはできない。漁業権は補償金をもらうためでなく、海を守るためにある。私は沖縄の海を守るために漁業権を使う。どうか沖縄の海を守り、私たち漁師の生活を守ってください」と訴えていました。
かっちゃんはこんな言葉を並べた横断幕を作りヤグラに貼り付けています。
「あの沖縄戦がおわったとき
 山は焼け 里も焼け 豚も焼け 牛もやけ 馬もやけ
陸のものは すべて焼かれていた
食べるものと言えば海からの恵みだったはず
その海への恩がえしは 海を壊すことではないはずだ  
山城善勝」

「海は体の一部」と私たちに話してくれるかっちゃん。私は「辺野古が体の一部」と感じています。この海から、辺野古から起こること全ては世界へと発信される未来を作りだす力です。
長い闘いで現場で闘う人達は疲れている。しかし、それを全国の心ある人達が支えてくれている。支援という形であれ、「一緒に現場にいる」という思いのある人達が本当の支えとして全国にいることはとても心強く感じています。
長い闘いを継続して色々な形で基地建設を止めなければなりません。最後のトドメを刺すためには全国の力でこの国を変えなければなりません。夜明け前に足を止めてはいけない。日が昇るところまで行きましょう。

今日、午後6時30分にQAB(琉球朝日放送)で放映された「動かぬ基地」辺野古の特集は涙が出るほど感動するものでした。「海人特集」です。ぜひ見てみてください。
3日の国会前、座り込み
参加者9人、 カンパ 600円

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辺 野 古 の 海 か ら 作詞・作曲 ヨッシー
♪ マジで頑張って、命がけだって、辺野古の海に基地は造らせない
   この海を守ることで、世界中の友に届け この歌
   辺野古のオジイ・オバァ達が、闘い抜いた8年間
   その思い、胸にきざみ、行くぜ、負けない気持ちカヌーに乗せて

    (※以上、ヒップホップ調のラップで)
1、辺野古の海から あなたに届けたい
 命どぅ宝の本当の意味を知った 僕らには見える未来が  ウォウォー
 戦争なんて ない世界に変えるんだ
 こんなキレイな海を壊すなんて信じられないよ
 新しい時代は 今ここから辺野古から始まる
2、 辺野古の海から あなたに届けたい
   信じていいよ 人間は素晴らしい
  教えてくれた 辺野古で闘う人たちが
 沖縄の心 それは世界を変えるんだ
 こんなキレイな海を壊すなんて信じられないよ 
 新しい時代は 今ここから辺野古から始まる
 こんなキレイな海を壊すなんて信じられないよ
 新しい時代は 今ここから辺野古から始まる
 今ここから 僕らが始める  Woo
♪ (※以下、ヒップホップ調のラップに戻る)
   
マジで頑張って、命がけだって、辺野古の海に基地は造らせない
   この海を守ることで、世界中の友に届け、この歌
   辺野古のオジイ・オバァ達が、闘い抜いた8年間
   その思い、胸にきざみ、行くぜ、負けない気持ちカヌーに乗せて

  Yoh Yoh Yoh Yoh  闘って 闘って 闘って 今日も陽が暮れる
  Yoh Yoh Yoh Yoh 闘って 闘って 闘って 朝日が昇る
     (見て、ウミンチューたちが来た 超カッコイイ!)
  辺野古の海から愛を叫ぶ    
 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と200日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 東京の国会前座り込みで知り合ったアユさんは、バッグパッカーを夢見てお金を貯め、その仕事をやめたばかりで辺野古へ行き、今のところ彼女の旅は辺野古でとどまっている。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20台だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、1/15 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子






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