〈親の会〉の今後の行動予定

７月２７日（水）、 ８月３日（水）の教育委員会開催日にあわせて、区役所をとりまく人間の鎖を呼びかけます。

正午区役所前集合。（詳細は決まりしだいお知らせします）

　署名を集めましょう

◎採択阻止のために、３万筆めざしています。次の集約は７月２５日です。集まりしだいどんどんお届け下さい。

◎２２日から３日間で１０００筆届いています。 群馬県の鉄道関係の労組からも届きました。

2005年06月２８日

補強単管の水中写真撮影を要求。

飛び込み隊が海に飛び込み

サンコーが動きだしました。

水陸両用戦車が浜に出てきました

おはようございます。

2005年06月27日

５やぐらに向かいました。

施設局船団が３やぐらを離れ、５やぐらに向かいました。
それをフィリア、ごんべえ、ピースメーカーが追っていきました。  

施設局船団が来ました。

施設局船団パシフィックとサンコーが合同で各やぐらを廻っています。
３やぐらに来ました。
６隻がやぐらをぐるぐる廻っています。  

パシフィックが出てきました。

サンコーが動きだしました。

おはようございます。

22日午後、日本東京杉並区の区役所前で80〜90代のおばあさんをはじめ、この地域の住民らが、「歴史を歪曲し戦争を賛美する教科書採択に反対する」という内容の横断幕を手に集会を行った。

「戦争賛美するウソの教育はダメ」

杉並区住民ら、署名・街頭闘争

梅雨空の中、右翼団体の妨害にも「決然」

　「私たちに本当のことを教えてください／だまされず、真実を見つめる勇気を示して下さい／…／戦争をやりたい人たちが、過去の戦争は正しかったというウソに満ちた教科書で子供たちを洗脳している／「つくる会」教科書採択を阻みましょう／こんなおぞましいものを許してはなりません」

　22日午後1時、日本東京杉並区の区役所前。「新しい歴史教科書をつくる会」の歪曲教科書採択に反対する「杉並親の会」が主催した集会で響きわたった歌のメロディーは、1980年代の韓国のデモ現場の雰囲気を漂わせていた。

　40〜50代の中年女性から20代の大学生、40代の鉄道労働者、80〜90代の白髪頭のおばあさん・おじいさんに至るまで、多様な階層の参加者150名は、朝から梅雨空の悪天候にもかかわらず、9名でつくる沖縄の歌謡運動グループ「ヨッシーとジュゴン」の、つたないながらも素直な響きを胸に刻んだ。

　ちょうどその時、道の向こう側で集会を見張っていた、濃い灰色の制服姿の50代の男性が突然右翼団体の宣伝カーの上に跳び乗った。この男性はメガホンの音量を最大に上げ、「『つくる会』教科書を誹謗するな」と叫んだ。この男性を含む右翼団体の会員10数名は、昼12時から始まった集会の1時間前から会場を押さえ、「つくる会」教科書の正当性を主張するなど「妨害活動」を展開した。会場周辺で警戒活動を行っていた警察は、緊張の色を濃くしていた。

　この日の風景は、教科書採択過程での杉並区の象徴性を如実に示していると参加者は口をそろえた。4年前の2001年8月、杉並区の採択結果が事実上すべての教科書採択戦の分水嶺となった。当時惨敗を喫した「つくる会」側は、今回も杉並区での採択の行方が全体の採択戦の勝敗を左右するかもしれないと見て、全力を傾けているといわれる。そのため住民らも緊張をゆるめられないという。

　杉並の住民らは実際、歪曲教科書採択阻止に向けた草の根レベルの運動の先頭に立っている。住民らはこのかん、署名運動をくりひろげる一方、先月14日から区役所前などで「街頭闘争」を行っている。そのため、連帯闘争のために訪問する団体も少なくない。この日は全国各地の10数の労組などが集まって「つくる会」教科書反対の熱気を高めた。「連帯の心を寄せ、支持を伝えます」という韓国民主労総の支持声明も発表された。

　親の会の代表である小笠原恵子（55）は、「『つくる会』支持側の区長の側近が教育委員長を務めている上、教科書採択に関する条項を改悪し、現場教師や区民の意見を排除して区の教育委が「つくる会」教科書を採択しようとしている」と主張した。小笠原は「『つくる会』教科書は、日本が侵略戦争を行ったという事実を子供たちに教えず、侵略戦争ではなくアジアの解放のための戦争だと主張している」とし、「お隣の国と仲良くするための正しい教科書が私たちの子供たちには必要だ」と強調した。

　仲間10数名とともに集会に参加したJRの労働組合の佐藤正和（44）は、「杉並は日本の戦争反対勢力にとっては一つの突破口」だとし、「『つくる会』教科書は、戦後60年の日本社会をつくる上で大きく貢献した労働者・農民運動について全く記述していない」と語った。

　最後に演説のマイクを握った75歳のおばあさんは、「太平洋戦争の時、日本は神の国だから必ず戦争に勝つと教えられた」と述べ、「二度と戦争を賛美する教育があってはならない」と力を込めて語った。

　参加者らは集会が終わった午後3時頃、予想をはるかに超える「闘争の成果」である1万1540筆の署名を区の教育委員に手渡した。（東京／キムドヒョン記者）

社会右傾化、「つくる会」勢い拡大

日本のマスコミ、教科書の問題点に沈黙

「つくる会」教科書採択阻止に向けた「杉並親の会」の代表を務めている、小学校教師出身の小笠原恵子（55）は22日、「4年前に比べて社会の雰囲気は悪くなったが、市民の参加熱はむしろ熱くなっているほう」と強調した。

　―「つくる会」教科書の問題点は？

　＝事実に即していない。日本の侵略戦争は、アジアの解放や、国を守るためだと主張している。日本が世界でもっとも優秀な民族であり、日本人が特別な存在なのは天皇制に根拠がある、と記述している。

　―2001年に比べて日本の雰囲気は大きく変わったようだが？

　＝4年前には日本のマスコミも「つくる会」教科書の問題点や反対運動を大きく取り上げた。大々的に報道したことが結局採択阻止の力になったと判断した「つくる会」側の影響があったのかもしれないが、ほとんどすべてのマスコミが沈黙を守っている。

　―「つくる会」側は採択率10％を目標に掲げるほど勢力を拡大しているが。

　＝日本社会全体の右傾化に関係していると思う。バブル経済が崩壊し、生活水準が両極化し、持てる者は自分の地位を守ろうとし、守るものなどない人たちも右傾化傾向を示している。日常生活の不安が高まり、外国や外国人に対する漠然とした敵対感を感じるようになり、強い政府に対する幻想をもっているようだ。

　―杉並区の状況は？

＝区長が今年、極右傾向の衛星放送が制作した「つくる会」教科書支持の番組に出演しているほどだ。教科書採択の権限を持っている教育委員会の委員5名のうち、「軍隊慰安婦はおらず、売春婦だった」と発言した教授をはじめ、「つくる会」に近い人が2名もいる。

―市民の参加状況は？

＝4年前に比べて採択反対署名に参加する早さが2倍になっているようだ。署名開始から40日で署名が1万筆を優に超えた。先日おこなった集会には、200人の会場に430人が参加したほど市民は熱くなっている。（東京／キムドヒョン記者）

おはようございます。