11月12日 ソウル大会  前夜祭
2005年全国労働者大会前夜祭、漢江沿いで開催
レイバーネットから転載

「それでも私たちには10年の歴史がある」 チェイニ記者flyhigh@jinbo.net

民主労総2005年全国労働者大会前夜祭が12日午後7時に汝矣島の漢江河川敷で開催された。

1万人余りの組合員が集まったこの日の大会は、映像上映、非正規差別撤廃ハンマダン、民主労総10周年記念および烈士精神継承ハンマダン、非正規権利立法争奪新自由主義粉砕闘争文化祭など4部で進められた

舞台右側に設置された労働解放烈士合同焼香所

日本の鉄道労働者と労働社会団体の活動家が鉄の労働者を歌い、律動をしている

1部の労働映像制の後に開かれた非正規差別撤廃ハンマダンには、日本からきた鉄道労働者が参加し、鉄の労働者を歌って律動を披露した。動労千葉の田中委員長は「労働者が直面している状況は、韓国も日本も同じ」とし、「民営化の企図と非正規職量産などに対処して、日本の労働運動が闘う労働組合を作れるように決意を新たにする」と発言して、大きな拍手を受けた。

以後、民主バス労組のクギル旅客支部と公共連盟産業人材公団非正規職労組の闘争発言に続き、文化芸術労組世宗文化会館支部の公演が続いた。このほか、 2部では朴ギョンソク障害者差別撤廃連帯共同代表の発言、安山地域移住労働者の歌公演、女性連盟組合員の歌公演、民主労総ソウル地域実践団の闘争報告などがあった。

特に、収監中の金ソンファン三星一般労組委員長の夫人が舞台に上がり、大きな拍手を受けた。彼女は「国民は誰でも知っている三星の無労組経営と不正を知らせたことが罪なら、すべての不法が表われるまで3年ではなく30年でも、ここで闘争する」という金ソンファン委員長の決意を伝えた。

前夜祭主行事の3部、「民主労総10周年記念および烈士精神継承ハンマダン」にチョンジェファン非常対策委員長が大会発言を伝えた。チョンジェファン非常対策委長はこの日の昼間にあった全泰壹通り竣工式の便りを伝え、「全泰壹烈士が残した私たちの使命である平等な世の中と労働解放の世の中のために、力強く進軍しよう」という内容の発言をした

大会発言をしているチョンジェファン非常対策委員長

また「10年の経験を土台に、これから頑張って闘争して、第一に非正規職労働者が差別されたり蔑視、過小評価されないようにすることが民主労総の仕事だ」と指摘した。李ソソンお母さんは「来年この時期にはすべての難しい問題を解決して、よくやり遂げたと言えるとこの全泰壹の母は信じている」と伝えた。

ムンギョンシク全国農民会総連盟議長の連帯発言と、韓進重工業キムジュイク烈士を素材にした労働文化芸術団の公演が続いた後には、民主労総10周年記念映像を最後に本行事は終わり、最後の4部の「非正規権利立法争奪、新自由主義粉砕闘争文化祭」が進められた。文化祭では特に新自由主義に向かっていく資本の計画、現代自動車非正規職労組リュギヒョク烈士を素材にした演劇とパフォーマンスなどが繰り広げられ、注目を引いた。

深夜12時を少し超えた頃、すべての前夜祭行事が終わり、組合員は民主労総が用意した100余棟のテントを連盟別に配られて眠りについた。民主労総が開催した全国労働者大会前夜祭が大学ではなく漢江河川敷で開かれたのは異例なことだが、前夜祭は特に変わったこともなく進められた。

当面の下半期ゼネスト闘争に決意を集める席だが、多様な領域と多様な闘争事業場でそれぞれの内容で演説をし、映像上映でも大規模な文化公演が集中配置されたのも例年と同じだ。ソウル首都圏地域の組合員は当初11時で公示された行事終了時間が遅れ、相当数が帰宅した。

13日には4つの主題別に分れたそれぞれの連盟が午後1時からソウル市内の各地で事前決意大会を行った後、本大会場所の光化門に3時までに到着するように街頭行進を行う予定だ。本大会の全国労働者大会では、非正規権利立法争奪のための下半期ゼネスト1次指針が発表される。

2005年11月13日4時41分原文(チャムセサン)翻訳/文責:安田(ゆ)


韓国労働者大会・前夜集会に動労千葉が登壇

前夜祭の前に腹ごしらえ。

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