日  誌

辺野古 阻止行動船カンパ
カンパ報告の頁へ 
 上記、カンパはすでに「命を守る会」に手渡し致しました。
今後、順次、カンパをいただいた団体名、また個人についてはイニシャルで報告していこうと思っています。
ありがとうございました。m(__)m

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!
2005/08/31 - 水曜日 -
座り込み500日 ヘリ基地建設反対を訴える
リニューアルして、CDのイントロ部分が聴けるようになりました。
プロテスト
バンド
 
ヨッシー&ジュゴンの家
9月スケジュール
2005年9月F
9月Eへ 9月Gへ


9月15日(木)
 昼食は9種の薬味などをトッピングした
カヤクそーめん
 隆太くんとタクトくんが「リサイクルショップ杉並」から来ました
差入れの牛乳  パチンコで連敗中のシェフ、落胆して登場
 ← タクト君からの差入れ



夕食は久しぶりに焼鳥丼

タコキムチ、

小松菜とナメコの味噌汁
しんくん日誌    〜「辺野古見直し、陸上案」報道について〜
9月14日(水)
・防衛施設局による作業はありませんでした。海上での待機はおこなわれています。

☆辺野古見直し報道について。
今日、辺野古に行くと朝のミーティングでは早速読売と共同通信で報道(スッパ抜かれた)された「辺野古案見直しについて」の情報が出回っていました。
海上での新ヤグラ建設の強行はありえるものでその警戒は絶対に解きません。陸上での警戒も強めていきます。
まず、「辺野古は大丈夫なのではないか」と言われていることに関して言えばまったくそうではありません。「海上」が「陸上」に変わったからといって何ら変わりはないのです。そのことを皆さんに説明しなければなりません。

・海上案
「海上案」は少女暴行事件によって沖縄の人々が「全ての軍事基地の撤去」を掲げて県民集会をおこなったのを契機に差別的なSACO合意によって示された案です。辺野古の沖合いを2500メートルもの規模で埋め立てを行い米軍事基地を作るというものです。「ヘリパッド」と言う名目がついていますが、実際は輸送機さえもが着陸可能な巨大軍事基地です。

辺野古に現在存在している辺野古弾薬庫の弾薬、物資とキャンプシュワブ2500人の人員を効率的に動かす、今までにない画期的な最強の基地です。

「普天間移設」を名目としておこなわれてきた「基地建設問題」は決して「移設」ではなく、1966年から青写真が出来ていた「新設、強化」された軍事基地なのだということを確認しなければなりません。

1997年に名護市民投票によって「基地建設はいらない」とあらゆる圧政を跳ね返して示され、それによって政府は米軍の意向でもあった辺野古基地建設を強行的に進めるためにさらに名護市民に対する圧力を強めてきました。
「生活を仕事をしたければ基地建設に賛成せよ」という脅しを金と権力を使っておこなってきました。しかし、名護市民は市民投票の炎を消さずに基地は要らないとこの9年間叫び続けてきました。

そしてその思いが座り込み、海上阻止行動へと繋がり、阻止行動が始まってから1年と半年間もの間一本の杭も打たせない状況へと繋がってきました。

政府にとって名護市民投票、基地建設をいらないという8割もの沖縄の思い、海上阻止行動は何よりも勝る恐怖となっています。
自分達の根底を揺さぶられるという恐怖です。
この海上阻止行動によって一切の作業は止まり、辺野古の勇気ある行動に対しての支持は着実に広がり、近隣の海人達を立ち上がり、全国へ、世界へと広がっていきました。

・陸上案
今回の「陸上案」には政府の大きな狙いを感じています。
一つ目は「海上ではないのだから海への影響は少ない」という言い方でそのことを各紙で宣伝していることです。

そのことを率直に海人に聞いてみました。すると、「それを本当に信じている人間は海のことをまったく分かっていない。海は、海人は山と川と海があって初めて成り立っている。海岸線を埋め立てるだって??それがどれだけ自然を破壊するのか。基地が出来ればその基地の使用においてどれだけの被害が、汚染が出るかははかりしれない。陸上になったとてわったーは絶対に基地建設を止める思いを貫く。」と言っていました。

基地からでる汚染が計り知れないということについて具体的な例をあげれば、軍事ヘリ、爆撃機の使用において米軍は海水で汚れた部分を真水で洗い流します。

ジェット燃料は中和出来るような物質ではありません。それを洗い流せば海は計り知れない被害を受けます。
さらに流れるということは海流がある限り流れ続け汚染し続けることになるのです。

「陸上案」という政府の秘策は辺野古に関わっている自然保護を目的とした人々や海人達を引き剥がすことを目的としていることがあります。
しかし、今、あげたように自然を破壊することは何も変わりはしない。ジュゴンの生きる海の心臓を破壊しようとする行為に何も変わりはないということなのです。

二つ目は「陸上案」にすれば基地内での建設となり、反対することが難しいということです。
私は「だからなんなんだ」と言いたいです。だからなんなんだ!!私達が基地建設を止めることに何の障害もない。
辺野古のおばぁ、おじぃ達は決してあきらめていないし、「絶対に止める」と言い切っています。政府にはない人々の繋がりと怒りは有刺鉄線を超えて基地建設を止めるのです。

私はおばぁ、おじぃの思いを基地を押し付けてきた責任としてその思いを引き受けて海上であろうが、陸上であろうが絶対に基地建設を止めます。

今の沖縄の怒りは政府の戦争、軍事化政策にものすごい怒りを持って生まれたものです。その怒りを止めることは絶対に出来ない、私達はどんなことがあろうと絶対に基地建設を阻止する。

そのことに全国の人達が賛同していただけるのではあればとめどない思いを声を力を辺野古と共に広げて欲しいと願っています。
そしてそれは絶対に出来ることなのです。
問われる負担軽減/辺野古移設見直し  沖縄タイムス 2005年9月15日(木) 朝刊
県民世論と隔たり/官僚主導協議に限界
 政府が十月中の公表を予定している在日米軍再編の中間報告で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖移設の見直しが盛り込まれる方針が明らかになった。新たな移設先については、嘉手納基地に暫定統合した後、名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部へ移設する案が検討されている。「普天間の県外移設」要求でほぼ一致している県内世論とかけ離れた「県内移設」で、県民の理解が得られるかは不透明だ。政府が在日米軍再編の柱に据える「沖縄の負担軽減」の内実が問われている。

 在日米軍再編の中間報告を十月に控え、日米両政府は審議官級協議などを通じて大詰めの調整を続けている。しかし、日米の実務者レベルで協議されている嘉手納基地や、名護市のキャンプ・シュワブなどへの移設案はいずれも県内。政府内には「県外移設を求める沖縄の理解を得るのはハードルが高い」と苦しい胸の内を明かす幹部もいる。

 政府高官は先月末、沖縄タイムスの取材に「日米特別行動委員会(SACO)のような『対症療法』ではなく、今回は抜本的な負担軽減を考えている」と述べ、最終的に県外移設を目指す考えを示唆した。

 しかし、軍事専門家らによると、米軍は台湾に中国が特殊部隊を派遣して親中政権を樹立するシナリオを想定。こうした事態に即応できるとして在沖米海兵隊の重要性を強調している。

 在沖海兵隊の大幅削減に米側が同意することが困難な情勢で、官僚主導の協議に限界があるのは明らかだ。

 自民党の久間章生総務会長は今年八月、党本部で米国のローレス国防副次官と会談し、「海兵隊の兵力が削減されるなら、経費は日本側が持つ」と明言した。

 SACO最終報告の立案にかかわったキャンベル元米国防副次官補は今年六月、報道機関のインタビューで「橋本(龍太郎)、小渕(恵三)の両元首相と比べ、小泉純一郎首相が沖縄に深く思いを致すところを見たことがない」と指摘。沖縄の基地問題解決には政治主導が不可欠との認識を示している。

 衆院選の圧勝で、政権基盤を固めた小泉政権が沖縄の負担軽減に向け、普天間飛行場の県外移設をどこまで打ち出せるのかが焦点になる。

「目に見える形」県重視
 県の花城順孝知事公室長は「政府としての再編協議の全体像はまだまとまっていない。辺野古見直しが県外移設の方向で進むのならいいが、現段階で県としてのコメントはできない」と慎重な姿勢を崩していない。

 県は二月にまとめた在日米軍再編協議への対応方針で「海兵隊の県外移転」を掲げている。

 稲嶺恵一知事は「海兵隊の県外移転」が想定する施設について「すべてを含む」と言及。名護市辺野古沖への移設見直しにも「日米両政府の合意による実効性のある代替案が提示されるならば、具体的に検討していく」と柔軟姿勢を示している。

 普天間飛行場の県内移設について、県幹部は「知事は『海兵隊の県外移転』で一番大きな問題は『普天間』という認識。再編協議で普天間飛行場がまた県内移設ということになれば受け入れられないと思う」とみる。

 嘉手納基地統合案についても、明確に反対を表明している嘉手納町の宮城篤実町長への支援を表明している稲嶺知事が、容認する余地はない、との見方が支配的だ。

 県は中間報告で具体的な負担軽減の中身が明らかになった段階で、関係市町村の意向を聞いた上で受け入れの可否を判断する方針。その際、「県民の目に見える形の負担軽減」かどうかが判断基準になる。
     ◇     ◇     ◇
「なぜ嘉手納」反発

嘉手納/統合案阻止へ動き加速
 嘉手納基地では、戦闘機の未明離陸や、外来機の相次ぐ飛来で、騒音問題が深刻化。トラブルも続き、同基地に対する見方は厳しさを増している。普天間ヘリ部隊の暫定移設について地元では「いかなる条件でも同案は受け入れられない」と反発が強まっている。

 七月には、同基地を抱える三市町の議会議員が、嘉手納統合案を阻止するためだけの新たな連絡協議会(三議連協)を発足。八月には同三市町首長らでつくる連絡協議会(三連協)も反対決議をするなど、同案反対の動きが広がっている。

 三連協会長の宮城篤実嘉手納町長は「負担軽減どころか、被害が増すばかりの現状で、新たな部隊の受け入れなどとんでもない話。議論の順序が逆ではないか」と述べ、政府への不信感を募らせ、嘉手納統合案は一切検討しない考えを強調した。

名護/二転三転政府に不信感
 岸本建男名護市長はキャンプ・シュワブ陸上案について、「再編案の政府打診はない。普天間移設先として名護はこれだけ大騒ぎした。今さら計画を変えるとは言えないのでは」と指摘。その上で、従来の辺野古移設が進むという見通しを示しながら「(見直し案の)打診があれば市長見解を発表したい」と話した。再編の中間報告にシュワブ陸上案が発表された場合でも、建設場所の選定や住民の合意形成に時間がかかることから「最終報告の年内締結は無理」との見方だ。辺野古沖での海上案を推進してきた名護市の経済界幹部は「今さら陸上案に変更するのであれば推進派として協力はできない」と、二転三転する国の方針に不信感をあらわにした。陸上案では地元の反発も大きいことを挙げ、「国はもっと地元の声を聞くべきだ」と注文を付けた。

 辺野古で反対運動を続ける「命を守る会」の金城祐治代表は「見直し論は嫌というほど聞かされた。われわれの行動に対する揺さぶりではないか。正式な発表があるまで一喜一憂せずに、阻止行動に取り組みたい」と冷静。シュワブ陸上案については「基地のたらい回しでとんでもない話だ」ときっぱり。陸上案が事実であるならばとした上で、基地内で進められる施設建設への阻止行動の困難さを示した。

宜野湾/伊波市長「世論は県外」
 伊波洋一宜野湾市長は「普天間飛行場の解決策が県内移設では、沖縄の負担軽減にはつながらない」と強調。「なぜ移設先が県外や国外ではだめなのか。県民が納得できる議論になっていない」と、日米協議に疑問を呈した。

 その上で、「米軍の米国内における運用基準に照らせば、市全域が墜落危険地帯になる。日米両政府が数年かけて県内移設を追求すれば、『普天間』の危険性の放置につながる」と危惧する。

 今年四月、イラクに派兵されていたヘリ部隊が帰還して以降、普天間飛行場での飛行訓練は激増。昨年八月の沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故後、米軍が市に約束した「必要最小限の飛行」はほごにされた。最近は編隊飛行や、夜間の無灯火での飛行訓練も目立っている。

 「海兵隊の県外撤退」を掲げる稲嶺恵一知事に対し、伊波市長は「『普天間』の県外・米国内移設を望む世論は81%に上る。辺野古移設が見直される時、知事は県民の声を日米両政府に強く伝えるべきだ」と訴えた。

浮いては消える代替案/長い工期に米側難色
 名護市辺野古沖を予定地とする普天間飛行場代替施設建設に向けた日米両政府の動きが止まったのは昨年夏ごろだった。

 長すぎる工期短縮の技術検討も日米で進められたが、米側が技術検討の継続断念を突然告げた。

 関係筋によると、辺野古案の基本計画は最低十三年という長い工期に米政府の不満が高まった。短縮の可能性を何度も問われた政府は、米側に対して解決策の逆提案を求めた。

 昨年七月に米国サンフランシスコに日米双方の技術担当者が集まり検討を重ねた結果、同じ場所と規模である程度の工期短縮を可能にする案をまとめていた。しかし、米軍サイドから検討打ち切りが伝えられた。

 その後、いくつもの代替案が浮上しては消えており、普天間飛行場の移設先をめぐり協議はなお曲折が予想される。
嘉手納へ暫定統合案/「普天間」移設  沖縄タイムス 2005年9月15日(木)
政府検討「シュワブ」完成まで
 在日米軍再編協議の焦点になっている米軍普天間飛行場の移設先として、政府が名護市の米軍キャンプ・シュワブ陸上部に新たな滑走路が完成するまでの間、暫定的に嘉手納飛行場にヘリ部隊を移設する案を検討していることが十四日、分かった。政府関係者が明らかにした。シュワブの陸上滑走路は数年間で完成するとみられ、約十三年かかる名護市辺野古沖の代替施設に比べて大幅に工期が短縮される。

 ただ、暫定とはいえ移設先の嘉手納基地はヘリの騒音が増えることになるため、周辺住民の負担軽減策として、外来機の飛行訓練を県外の自衛隊基地に移転するなどして年間約七万回の離着陸回数を減らすことも検討している。

 政府は、普天間飛行場の移設先として、公式見解では辺野古沖を堅持している。日米の実務者レベルでは「嘉手納統合」「嘉手納暫定―キャンプ・シュワブ陸上移設」「キャンプ・シュワブ陸上」などの複数案が検討されているが最終的な案は決まっていないという。

 日米両政府は沖縄国際大への米軍ヘリ墜落事故を受け、普天間飛行場のヘリ部隊を早期に移設することで危険性を除去することを重視。シュワブの滑走路の完成とヘリ部隊の移設に「空白」を生まないための措置として、嘉手納飛行場への暫定移設が検討されている。
辺野古の速報は  ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
 沖縄 辺野古想いをつなげる カヌー隊
2005年9月15日
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午前は施設局の調査船は出たが、作業船は出なかった。
カヌー隊はやぐら建設阻止行動の練習をした。

昼になり、施設局の動きが見られないため陸にあがり弁当タイム。
座り込みには大勢の若者たちも参加している。  
Posted by kitihantai555 at 14:02TrackBack(0)
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カヌー隊移動中

まず、カヌー隊1班が、いつも施設局員、作業員が出てくるシュワブの浜の地点の前までジュゴン1号に曳航されて移動中。  
Posted by kitihantai555 at 09:14TrackBack(0)
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海上です。

海に出ました。
シュワブの浜には昨日までは来ていなかった警備員が久しぶりに出てきています。
午前8時40分現在、施設局に動きはありません。  
Posted by kitihantai555 at 08:43TrackBack(0)
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おはようございます

今日も朝早くから集まってカヌーや船を出し、これから海へ向かいます。
今日は空にはべったりと厚く濃い色の雲がかかっています。  
Posted by kitihantai555 at 07:55TrackBack(0)
2005年9月14日
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座り込み514日目

今日の夕刊には、辺野古海上建設案が見直しになるかもしれないということが書いてありました。

これは決定事項ではなく一つの予測でしかありません。
白紙撤回めざしてこれからもがんばっていきましょう!!!  
Posted by kitihantai555 at 22:55TrackBack(0)

9月14日(水)
朝、寄付に来たオルソンさんが、
新治療法について熱く語る
昼食はパン。キノコのホットサンド、ハム・サンド、卵サンド
ブドウの差入れ 辺野古見直し!?の報に喜んで、
カッちゃんTシャツを買うチーちゃん
試験勉強をする関町キャンディーズ 夕食は焼きサンマ サンマのナメロー
ゴーヤー・チャンプルー 三里塚のミニトマト 飯田さんのカボチャ入り小豆ばっと
(スイトンのことを宮城県では「はっと」
と言う)
「普天間」移設先、キャンプ・シュワブで調整 2005年9月14日3時0分  読売新聞)
在日米軍再編の最大の焦点である沖縄県の米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)の移設先について、日米両政府は、米軍キャンプ・シュワブ(名護市など)の陸上部分に代替ヘリポートを建設する方向で最終調整に入った。

 政府筋が13日、明らかにした。

 名護市辺野古沖の海上代替施設の建設には12年以上要するのに対し、キャンプ・シュワブの陸上施設なら工期を数年程度に短縮でき、普天間飛行場の早期返還につながる。これに伴い、海上施設案は白紙に戻す。近く沖縄県や名護市に打診し、了承を得たうえ、10月中に予定している米軍再編の中間報告に盛り込むことを目指している。

 政府筋によると、代替ヘリポートは全長1500メートル規模(滑走路約1300メートル)で、現在の海上施設案の約2500メートル(同約2000メートル)より縮小する。これに伴い、地元が求める軍民共用化は見送る方向だ。

 海上施設案が海を埋め立てる方式なのに対し、今回の案は、米軍の兵舎地区などを活用するため、工期を大幅に短縮できる。海岸付近の一部を埋め立てる可能性もあるが、海洋環境への影響も軽減する。また、付近に人口密集地はなく、周辺住民への騒音などの影響も比較的少ないという。

 政府は7、8両日にワシントンで行われた日米防衛当局の審議官級協議で、キャンプ・シュワブ案を打診し、米側も基本的に了承したという。

 普天間飛行場の返還は、日米両政府が1996年の沖縄施設・区域特別行動委員会(SACO)最終報告で、海上代替施設を建設し、5〜7年以内に実現することで合意した。しかし、海上の埋め立ては環境破壊につながるとして、地元住民らが反発して海上阻止行動を展開し、環境影響調査の作業などが大幅に遅れている。現在は、施設の着工時期のめどさえ立っていない。

 このため、日米両政府は米軍再編協議で、普天間飛行場の早期移設に向けて、移設計画の見直しを検討してきた。米空軍嘉手納基地(嘉手納町など)への統合も検討したが、嘉手納基地は現在も騒音問題が深刻で、新たなヘリコプター部隊などを移転することは困難と判断した。

 キャンプ・シュワブへの移設案は、SACO当時も検討されたが、騒音や事故の危険性など、周辺住民への影響がより小さい海上施設案が採用された。

 政府は今後、埋め立てが出来るだけ少なくなるよう滑走路の位置などを検討することにしている。
普天間移設先、今後の協議事項=細田官房長官 時事通信)- 9月14日12時1分
細田博之官房長官は14日午前の記者会見で、在日米軍再編で日米両政府が沖縄県の米軍普天間飛行場をキャンプ・シュワブに移設する方向で調整しているとの一部報道に関し「どのように考えるかは今後の協議事項であり、個別に合意が行われたということはないし、個別の提案をする状況にもない」と否定した。(了)

中間報告に基地名/防衛庁長官 沖縄タイムス 2005年9月14日(水) 朝刊 2面
大野功統防衛庁長官は十三日の閣議後会見で、在日米軍再編協議の中間報告について「十月中には何とか作り、粗々と具体的な基地名も書いていかないといけない」と述べた。中間報告に米軍普天間飛行場など個別の基地名を盛り込み、十月中の公表を目指す考えをあらためて示したものだ。

 大野長官は総選挙が終了したことを受け「(米軍再編協議に)ラストスパートをかけないといけない」と早急に進展させる意向を強調。「米国との関係、地元との関係を調整し、外務省、官邸と一丸となって取り組んでいく」と述べた。
政府、交渉加速へ 普天間解決に意欲示す 与党米軍再編  琉球新報 9/13
【東京】総選挙で政治空白が終了したのを受け、政府・与党は停滞していた在日米軍再編交渉を急ぐ構えだ。守屋武昌防衛事務次官は12日の定例会見で「トランスフォーメーション(米軍再編)も日米間の協議の成果を早急に出したい」と述べ、再編協議を加速させる考えを示した。

 前首相補佐官の山崎拓衆院議員(自民)も同日の民放テレビ番組で外交課題として米軍再編に言及、「普天間基地返還をしなければいけない」と述べ、普天間問題解決に強い意欲を示した。

 政府は選挙期間中も日米間の審議官級協議を複数回開催。先週も米国で開いた。ただ「(成案を得る)めどは立っておらず、段取りもはっきりしたことを言えない状態」(関係省庁幹部)なのが現状だ。

 当初は8月前後とされた中間報告も「10月以降」(大野功統防衛庁長官)へと大幅にずれ込むのは必至で、年内に最終決着という方針も「相当厳しいのは否めない」(省庁幹部)のが実情。

 日本側の都合で先送りを繰り返す現状に米側は強い不満を抱いているとされ、日本側には交渉の加速で遅れを取り戻そうという意見が強まっている。
普天間移設見直し明記 米軍再編  東京新聞 9/14
日米両政府が十月に取りまとめを予定する在日米軍再編に関する中間報告の骨格が十三日、明らかになった。

(1)横田飛行場(東京都福生市など)の航空自衛隊との共用化
(2)米陸軍第一軍団司令部(米ワシントン州)のキャンプ座間(神奈川県座間市など)への移転
(3)普天間基地(沖縄県宜野湾市)の同県名護市沖への移設見直し

−などの方針を明記する。日本政府は、第三次小泉内閣の発足後に関係自治体と調整を行い、十月中に正式決定する方針だ。

 日米両政府は当初、九月中に中間報告を行い、年内の最終決着を目指してきたが、先の衆院選で協議日程が最低でも一カ月は遅れることが確実。横田、座間両基地については米側が早期決着を要望していることから、中間報告に方向性を明記することになった。他の在沖縄基地などについては、どこまで盛り込めるか流動的だ。

 中間報告では、キャンプ座間に移転する第一軍団司令部について、指揮範囲を極東地域に限定し、米軍が日本国内の施設を利用する目的を「日本および極東の平和と安全に寄与する」とした日米安全保障条約第六条(極東条項)を逸脱しないことを明確化する。

 普天間基地については、名護市沖への移設工事が難航。防衛庁などが計画の見直しに着手しているが、新たな移設先のめどは立っておらず、移設の目標年次なども含めて検討が続いている。

 厚木基地(神奈川県大和市など)の艦載機の岩国基地(山口県岩国市)への移転については、山口県側の反対が強く、中間報告に方向性を盛り込むかどうかは不透明だ。

 中間報告にはこのほか、これまでの日米間の実務者協議の成果を踏まえ、日本有事や周辺事態での在日米軍と自衛隊の役割分担についても記述。

 有事の際に米軍に日本国内の空港や港湾の優先利用を認める共同対処計画の策定に着手する方針を明記する。
水陸両用車7台上陸 キャンプ・シュワブ海岸  琉球新報(9/14 9:45)
【名護】13日午後7時20分から同50分ごろにかけて、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ海岸に水陸両用車7台が上陸するのをヘリ基地建設反対運動の関係者が目撃した。夜間に無灯火で辺野古漁港周辺を航行、上陸しており、名護市漁協の神山正樹組合長が「厳重抗議し、夜間の訓練中止を要求する」と猛反発し、名護市議会の照屋全哲軍特委員長も「漁民の生命に危険を及ぼす」と重大視している。

 中本正泰市基地対策室長によると同海域で同日の「海面使用の訓練」の通知はあったが、「夜間に水陸両用車の海上訓練、上陸は聞いたことがない」と驚いている。
 目撃した女性によるとエンジン音を聞き海岸に出たところ、すでに3台が基地内の海岸に上陸し、続いて4台が次々と上陸した。日没後で暗く、車両は無灯火だったという。
 米軍の「海面使用の訓練」は事前に同市に通知されるが、水陸両用車の参加や訓練の時間帯など詳細は通知されていない。

 神山漁協長は「夜間の訓練は言語道断」と憤り、照屋軍特委員長は「訓練通知の在り方、日米地位協定に問題がある」と指摘し、15日開会する同市議会で夜間訓練問題を追及するのは必至だ。

 同海域の水陸両用車の訓練は6月以降、宜野座村沖のサンゴ破壊や辺野古沖の沈没、通告なしの移動訓練など立て続けに問題を起こしている。


「つくる会」歴史教科書の不当な採択を撤回させよう!
「つくる会」歴史教科書の不当な採択を撤回させよう!

「つくる会」教科書全国採択率は、歴史は0.39%、公民0.2%

 『 「つくる会」教科書採択撤回!杉並集会』(仮称)に集まろう

10月1日(土)午後6:00〜8:30、阿佐谷産業商工会館 です 

☆衆院選最終日阿佐谷駅には、候補者が集まる。場所を譲りながらも2時間の街宣。街宣の後は学習会です。 日記9月10日

☆午後1時半から杉並区の文教委員会。15人の傍聴席すべて「つくる会」の人たちで占めらた。通常は傍聴券は1時から配られる、それが今日は「つくる会」の人たちが11時30分には議会事務局に押しかけ、傍聴券を発行させた・・・

☆納富教育長への公開質問状の回答が届きました。日記9月7日
先日頂いたお手紙の中に「信濃毎日新聞」(8月26日付)に掲載されたコラムの記事が同封されていました。大変感動的な記事を書いて下さいましたので、一部ご紹介します。
(上写真 阿佐谷駅街宣 「カンパしますからビラたくさんもらっていいですか。地元の人に渡したいんです。」と嬉しい言葉。カンパは8、005円でした。ありがとうございました。) 日記9月3日
☆区役所前街宣と教育委員会への申し入れ。納冨教育長へ公開質問状を出しました。
教科書採択も終わり、これに関する資料も情報公開され始めました。学校現場の先生方が書いた種目別調査報告書、教科書見本展示場で書かれたアンケート・・・。 日記8月29日

今後のスケジュール

14日(水) 区役所前街宣  12:00-1:00 その後教育委員会への申し入れ
17日(土) 阿佐谷駅街宣  3:30-5:00
19日(月) 荻窪駅街宣 (北口)  3:30-5:00
21日(水) 区役所前街宣  12:00-1:00 その後教育委員会への申し入れ
24日(土) 阿佐谷駅街宣  3:30-5:00
*土曜日の街宣の時間が変更になっています。

  『 「つくる会」教科書採択撤回!杉並集会』(仮称)

    日 時  10月1日(土)午後6:00〜8:30
    場 所  阿佐谷産業商工会館 3F講堂
    講 演  高嶋伸欣さん 他
    主 催  「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会 呼びかけ
         10・1 集会実行委員会
   具体的な内容は実行委員会で決めていきます。

辺野古の速報は  ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
 沖縄 辺野古想いをつなげる カヌー隊
2005年9月14日
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待機態勢

阻止行動の練習を終え、その後は待機態勢で、それぞれ泳いだり休んだりしています。  
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午前10時30分現在

施設局に動きはありません。

海上でこちらは阻止行動の練習を行ないました。ごんべえ号やピースメーカー(ボート)を作業船として想定し、作業をカヌーや泳ぎで止める練習。基地建設を止められる自信が付きます!!  
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おはようございます

今日も穏やかな天気になっています。
朝から海に出る人たちが集まり、カヌーや船を準備してこれから海上へ向かいます。  
Posted by kitihantai555 at 08:28TrackBack(0)
2005年9月13日
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座り込み513日目

今日も座り込みには初めての参加者が来られています。団体で来られる方、個人で来られる方、色々いますが、確実に辺野古の問題が日本全国に知れ渡っていくのを感じています!
これからもがんばっていきましょう!!  
Posted by kitihantai555 at 21:57TrackBack(0)

9月13日(火)
男性のお客さんから

果物の差入れの嵐
昼食は冷麺 鍋焼きビビンバ ボランティアの森田さんが来店
夕食は手抜きのメニュー


カレーライスに

生ハム・ツナのサラダ
辺野古の速報は  ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
 沖縄 辺野古想いをつなげる カヌー隊
2005年9月13日
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昼です。

施設局に動きが見られないため、陸にあがりテントで弁当を食べています。

今日は、米軍基地問題を学習している関西の学生さんたちがテントに来て座り込みに参加しています。  
Posted by kitihantai555 at 13:47TrackBack(0)
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午前11時30分現在

施設局に動きはありません。
カヌーや船上にいると日差しで暑さを感じるため、時々海に飛び込んだりして暑さをしのいだりもしています。

海には魚の群れや熱帯魚が元気に泳いでいます。  
Posted by kitihantai555 at 11:31TrackBack(0)
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午前9時20分現在

施設局に動きはありません。
カヌーはフィリアを作業船に見立てて阻止行動の練習。そして海を泳いだり、潜ったりしています。
天気は快晴。風もあまりなく、波も高くはありません。  
Posted by kitihantai555 at 09:26TrackBack(0)
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おはようございます

今日も朝から集まっています。今日の天気は穏やかです。
カヌーも船も準備しました。これから海へ向かいます。  
Posted by kitihantai555 at 07:47TrackBack(0)
2005年9月12日
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座り込み512日目

昨日の選挙、自民党が大勝しましたね。さあ、これで世の中良くなるでしょうか?
ワンフレーズの空虚な言葉に私たちはいつまで踊らされ続けばいいのでしょうか…

何があっても白紙撤回まで辺野古の闘いは続く!!  
Posted by kitihantai555 at 20:22

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