日  誌

辺野古 阻止行動船カンパ
カンパ報告の頁へ 
 上記、カンパはすでに「命を守る会」に手渡し致しました。
今後、順次、カンパをいただいた団体名、また個人についてはイニシャルで報告していこうと思っています。
ありがとうございました。m(__)m

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!
1月22日(土)


2月日(土)


 

「街」ライブ

 PM7:00頃〜

入場料 1000円


検証・動かぬ基地vol.32 辺野古ありき 2005年 01月19日(水曜日 夕)

昨年末、普天間基地の全面返還を決めたSACOの合意内容に直接関与した人物・当時国防次官補だったキャンベル氏が沖縄を訪れ、講演をしました。その中で「辺野古移設案はもはや最適ではない。」と、自ら海上基地建設を否定し注目を集めましたが、あわせて気になる発言をしています。まず講演内容をご覧下さい。

キャンベル「1996年に合意をした時には、クリエイティブにいろいろな選択肢を考えることはできませんでした。それほど選択肢もなかったわけです。ですから、1996年当時は普天間基地を沖縄県内に移設することが最善であると考えられていました。当時は、いろいろな難しい選択肢の中で、辺野古への移設が一番良い選択であると思われました。それから何年も経ちましたが、実際には移設は遅々として進んでおりません」

キャンベルさんの真意は、当時は辺野古がいいと思ったが、今は違っている。だから別の案を検討すべきだという建設的な立場です。しかし気になるのは「96年当時には辺野古がベストだった」という部分です。

たしか、この年は普天間の移設先は一体どこなのかと可能性のある市町村は動揺して一斉に反発しましたよね。

はい。移設先はすぐに辺野古と決まったわけではありませんでした。その経緯を振り返ります

96年4月。橋本・モンデール会談で大々的に発表された普天間の全面返還。しかし、三日後の中間報告で県内の既存の基地のどこかに移すという難しい移設条件がついていることがはっきりして、沖縄の新たな苦難が始まります。

6月には嘉手納弾薬庫地区か、キャンプハンセンか、シュワブか、という3つの案がアメリカから提示されていることが明らかに。

これを受けて嘉手納町,金武町、名護市など関係市町村は一斉に反発。反対決議や集会で受け入れ拒否を表明します。

しかし、9月には日米両政府が、次の3案に絞ります。嘉手納、キャンプシュワブへの建設案、そして初めて「浮体工法による海上基地」と、既存の基地の中でなく沖に展開する案が提示されるのです。

     
そして12月のSACO最終報告では「本島東海岸」「撤去可能な」とという文言が入り、沖合いに作る以外の選択肢がなくなります。

翌年4月、大田知事が辺野古沖の国の調査を容認し辺野古の可能性が増大。名護市民が市民投票で反対の意志を表明しますが、その直後に当時の名護市長が受け入れを表明して辞任。もはやキャンプシュワブ沖以外の候補地は取りざたされなくなります。

こうして1年8ヶ月かけて、移設先が辺野古に絞られていったように見える一方で、一部では、キャンベル氏の言うように「最初からキャンプシュワブ沖に決まっていた」という言説が早いうちからありました。それは以前にも紹介しましたが1966年にアメリカ軍が出した二つのリポート、この二つです。那覇空港の返還に伴って、アメリカ軍が「代りに飛行場を作るとしたらここしかない」という調査結果を踏まえて書かれた図面です。

今、辺野古に作ろうとしているものとほとんど変らないものが40年前から検討されていたことを、調査に関わった人は知っていたわけですね。

こちらが海兵隊が出した1月のプランで、こちらは12月に、海軍が出したもの。大浦湾側に海軍が大型の船を接岸できるバースを追加した設計図も描かれています。今大浦湾に計画がある「作業ヤード」も、こういう軍港施設に化けるのではないかと危惧されています。

そしてSACO合意の翌年・97年にアメリカ軍が日本側に出してきた発注書に当たる図面がこれです。この3枚を順番に見ると、この海の上に飛行場を作るというプランは40年前からの計画を当然のように引き継いだものという印象が強まりますね。

この97年に出された図面から、もう一つ面白いことがわかりますこのCALAとかかれた突起に注目してみます。

CALA。爆発物積み下ろし場。海上基地からさらに沖合いにせり出したこの施設はいったいなんでしょうか。

梅林「これは明らかにヘリコプターによって弾薬の積み下ろしをするための施設ですね」「海上の船なんかに弾薬を積み込むことが始めて可能になるんですね。今まで沖縄のどの基地にも出来なかった。じゃあこれはもう絶対に欲しいものなんですね。そうです」

軍縮・平和問題に詳しい梅林さんは、情報公開法に基づいて入手したおびただしい量のアメリカ軍文書の中からキャンプシュワブのマスタープランを取り出しました。

そこには、弾薬の積み下ろし施設が必要だが、安全距離の問題でシュワブ内には作れないという問題が記されています。

総計3700トンまでの高性能火薬を貯蔵できる辺野古弾薬庫。それを沖に停泊する戦艦にヘリで運ぶため、積み下ろしをする円形の施設を作るのが急務だが、住宅地や弾薬庫との安全距離が充分でない。唯一距離が取れるものは国道329の上を横切るかたちになり、これも規定違反。

そしてマスタープランは「海岸線より沖に人工的に作る手があるが、コストの問題がある」とむすんでいます。

梅林「これはほんとに願ってもない新型基地施設の建設のチャンスだとアメリカは考えたに違いないと思いますね」「これ全体に海兵隊の船が横付けされることも想定していると思います。単にヘリポートではなくて、港でもあるということでしょ」

しかし、そこまで都合のいい基地であっても、キャンベル氏の言うようにアメリカはもう辺野古にこだわるのは得策でないと判断していると、梅林さんは分析します。

梅林「もっとでかいことが世界で起こってるんですその意味で考えると、これは小さなことになってしまっている」「この1年くらいで、辺野古断念はある。私はあると思います。一番のガンは日本政府。どれだけそれだけこれまでの結果にこだわるか。アメリカにとっては、こだわりはなくなっていると思います」

今日も大野長官が辺野古は進めるということにこだわってましたがそれにしても作ろうとしているものが、薬の積み下ろし場や港の機能まで併せ持った基地だったら普天間の代替施設とはかけ離れていますから、日本の税金で作る必要はないわけですよね。

(97年以降の詳しい計画図面は公になってないのでわかりませんが)今進めているものは普天間の代替施設と読んでいいものかどうかはっきりさせておく必要がありそうです。


2005年1月E
1月Dへ 1月Fへ

1月23日(日) 日誌
都政を革新する会の新春のつどいに出演しました 結柴区議
 ご馳走がたくさん並んでいます。区民の踊りもあり、北島さん・結柴区議・新城区議
「長谷川英憲、石原都政をぶち破ります」

1月22日(土) 日誌
前夜、

迷子になったナツちゃんを

保護しています
掃除をするマリちゃん 千葉産のうどんで引っ張りうどん、つるつるで美味でーす
                   ライブを待つ間に。        最初に館野公一さんが3曲
「ヨッシーとジュゴンの家」のライブ うらら母・ディパックさんも来ました
例によって、深夜まで打ち上げが

続きました

1月21日(金) 日誌
「ヨッシーとジュゴンの家」が

新しく作っている

CDを聴く
近くの援護寮に住む龍司くん、登場。  夕食はアスパラのベーコン巻き他
21日の国会前、座り込み
参加者7人、カンパ13.521円
西川重則さんが国会傍聴の帰りに
寄ってくれました
長沼さんが寄ってくれました


カンパもくれました

1月20日(木) 日誌
19日の「街」の夜
北海道からお客さんが来たので臨時・ミニライブをしました
20日の「街」
 金本さんが久しぶりに来ました  昼食は焼鮭など
 ↑ 会長、なにやら製作中


← 完成です

  
  夕食は、オデン →
ピースチョイス情報(41)「平和のための選択」
1/20は何も買わない日』ピースチョイス情報(41)「平和のための選択」
                                                    2005年1月18日
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  ピースチョイスは、戦争中毒のブッシュ政権を支持する大企業の
  製品を選ばない、買わないことにより、アメリカの暴走に
  歯止めをかけ、平和で公正な地球と社会を目指す活動です。
  http://www.3chan.net/~peacechoice/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ■□転送歓迎(ピースチョイスより、と付記くださると助かります)□■

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【内容目次】
1.ボイコット・アクション情報: 米国大統領就任式の1月20日は 「Not One Damn Dime Day」
2.世界のボイコットニュース:  「反米感情で下降する米国ブランドの海外評価」
3.米国企業献金情報: 2004年米総選挙で議会共和党へ企業献金が集中
4.イラク関連企業情報: イラク復興事業から撤退した米国企業

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 みなさん、こんにちは。今回のニュース<1>にもありますよう、1月20日、間もなくブッシュ政権の「あと4年」が始まります。この日、アメリカでは大きなデモもあるのですが、一方でボイコットならぬ「何も買わない日」が呼びかけられています。
 交通費だって、缶コーヒー、医者通いだって、そんな我慢できるものか!という方もいるかもしれません。でも何気なく使っているお金は、どんな会社の手に渡り、そのお金はどう回っているのか、ふと考えてみようではありませんか。
 電子投票のトラブルなど話題になりましたが、今回の大統領選挙で企業献金の9割は共和党へ流れているとのニュース <3>をみるにつけ、やはりお金の流れが政治を大きく決めています。
 私たちもそのお金の流れの一部を担っていて、手元にある10円玉も政治を左右する可能性がある、と改めて発見してしまう。「何も買わない日」にはお金を気嫌いするのではなく、お金の怖さと可能性に考えをめぐらしてほしいと思います。
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●1.ボイコット・アクション情報: 米国大統領就任式の1月20日は
                                               「Not One Damn Dine」
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 米国では、ブッシュ新政権が発足する1月20日に向け、イラク戦争などに反対する市民の間で「24時間全国ボイコット」が行われます。

 「1ダイムたりとも使わない日」は、コンビニ、ファストフード、スーパーマーケットなどにも行かず、ガソリンや生活用品、衝動買いも含め、とにかくその日24時間は1ダイムも使わないことを呼びかけています。

 また、特に買ってはいけないものとして「ウォールマート、Kマート、ターゲット、ペプシコ(ケンタッキー、タコベル、その他ペプシ製品)」が挙げられています。

 小売の消費経済を完全にストップさせよう、というこのアクションの目的は「権力の座にある人々に、イラクの戦争は非道徳的かつ非合法であること、また、この戦争を始めた責任は彼らにあり、終わらせることもまた彼らの責任であることを思い出させること」、そして「彼らは米国国民のために働いて
いるのであり、国際企業や、企業を代表し、米国政治に資金を流し込むKストリートのロビイストたちのために仕事をしているのではないことを思い出させること」。

 また、呼びかけ文は、イラク現地に駐留中の米国軍兵士らが一刻も早く帰途につけるよう、明確なプランを提示するようにも求めています。

 「デモもマーチもありません。左か右かと騒ぐこともありません。この日は、何もしないことがアクションです。財布の紐を閉じることによって、声を上げるのです。24時間の間、1ダイムたりとも使わず、私たちの宗教指導者や政治家に、イラク戦争を終わらせ、米国を市民の手に返すという道徳的責任を思い出させましょう。」

 1月20日、このアクションが米国内でどのくらいの広がりを見せるのかを見守ると同時に、日本にいる私たちも連帯を示す意味で、この日は一切、何も買わない「1円たりとも使わない日」にしてみるのはいかがでしょうか。                              (岡田)
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●2.世界のボイコットニュース :「反米感情で下降する米国ブランドの
                              海外評価」
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 対ブッシュ政権のボイコット運動には世界的にみて、どの程度の効果があるのか、私たちも分からなかったのですが、これに関する論文「US Businesses Overseas Threatened by Rising Anti-Americanism」がOneWorld.net(2004/12/29記事)に発表されました。日本語のサイト「暗いニュースリンク」にその全訳が紹介されましたので、みなさん、是非ご覧ください。

暗いニュースリンク01/02/2005
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/01/post.html

 特に広告代理店の調査で、欧州の消費者の「2割」が米国を代表する企業の製品を「避けている」と回答している、というところには注目です。さらに、「アメリカン・ブランドの多くは、とてもアメリカ的で、ライフスタイル、パワー、外交政策を表している」ために、より「アメリカっぽい」企業がボイコットする際にやり玉に挙げられがちである、というくだりには、なるほどそうなのか、と納得してしまいました。

 コカコーラやマクドナルドなどアメリカ文化的象徴の企業、アメリカンエキスプレスなど「アメリカン」な名称の企業は漠然と消費者の念頭にのぼってしまうということです。 〔宮川〕
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●3.米国企業献金情報: 2004年米総選挙で議会共和党へ企業献金が集中
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 米国大統領と上下両院議員の選挙が行なわれた2004年11月の米国総選挙では、大企業による政治献金の対象が共和党大統領候補のブッシュをはじめとして、共和党の上下両院議員候補に極度に集中して、民主党と対比すると約9倍になっていたことが報告されている。

 これは、米国の政治資金動向を監視している「ポリティカル・マネー・ライン」(PML: Political Money Line) http://www.politicalmoneyline.com/ が、企業の「政治活動委員会」(PAC: Political Action Committee)の政治献金を2003年1月から2004年10月14日までの22ヶ月半の期間についてまとめた結果、明らかになった事実である。

 それによると、上記期間中に計10万ドル以上の献金をした企業PACは計268団体。その内、献金総額の半分以上をブッシュ大統領や共和党議員候補に提供した企業PACは245団体で、全体の91%に及んでいる。すわなち、2004年の米国総選挙では企業の献金先が9対1の割合で共和党に一方的に偏っていたことになる。

 さらに計16の企業PACは、その政治献金総額の90%以上を共和党に献金しており、その中には、エクソン・モービル社(共和党候補への献金比率96%)、チェイニー副大統領がCEOだったハリバートン社(91%)、ブッシュ初代財務長官オニール氏が社長を務めたインターナショナル・ペーパー社(90%)が含まれる。

 加えて、2004年選挙でブッシュ大統領への献金額が多かった企業は、議会共和党候補への献金額が総額の60%以上となっている。例えば、金融大手のシティ・グループ社(ブッシュへの献金総額が約27万ドル)は、議会共和党候補への献金額が全体の66%に及んでいる。また、世界最大の製薬企業ファイザー社(同約10万ドル)は63%、自動車メーカーのGM社(同約9万ドル)は67%、フォード社(同約7万ドル)は83%、といった様相である。

 このように企業PACがこれほど「共和党寄り」だった米国の総選挙は歴史的とまで言われている。というのは、1990年代半ばまでは、企業PACは共和、民主各党候補にほぼ同額を献金してバランスをとっておくのが常識であったからだ。実際に、民主党が議会で多数を占めていた1994年の中間選挙では、企業PACの献金額が下院の民主党候補に2360万ドル、共和党候補に1990万ドルであった。しかし、1996年の総選挙から共和党候補への企業PACの献金比率が僅かに逆転し始め、2002年の中間選挙において「共和党優位」が確立されている。

 企業PACが「共和党寄り」になった背景には、ブッシュ政権と議会共和党が、大幅所得減税や企業ビジネス減税、自由貿易の推進、環境規制の緩和政策など、大企業向けの緒政策を巧みに売り込んだ結果、それに共鳴する多くの大企業経営者が献金の見返りを期待して権力の座にある共和党支持を鮮明にさせたことが指摘されている。

 このことは、ブッシュ政権と議会与党(共和党)に対する大企業・産業界の影響力が更に拡大し、彼らの意向が尊重されることを意味している。特に、連邦議会で上下両院の多数党となった共和党は、大企業寄りの姿勢を益々強め、米国大企業(特に多国籍企業)へ有利な立法政策をとることは確実であろう。                             〔宮崎〕
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●4.イラク関連企業情報: イラク復興事業から撤退した米国企業
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 2004年12月、イラク情勢の混迷・悪化を証明するように、イラク復興・再建の委託契約事業から米国企業が初めて全面的に撤退する動きが出た。最初に撤退を決めた企業は、建設工事・エンジニアリングの専門会社「コントラック・インターナショナル社」(バージニア州本社所在)である。撤退の理由は、イラク事業における治安対策/警備コストが急騰したため、契約事業の採算が極めて悪化し、収益性がなくなってしまったことにある。

 イラク復興・再建事業の委託契約を国防総省と結んだ米国企業は、悪名高いハリバートン/KBR社を含む12社である。全面撤退を決定したコントラック・インターナショナル社は、イラクの道路、橋、鉄道を復旧する委託事業を総額3億2,500万ドルで請負っていた。国防総省との委託契約を結んでもその事業からの撤退・中止は民間企業の判断で独自に行なわれ、米国政府はそれを止める強制措置などの権限は全く無い。それ故に、同社の撤退を契機として、「イラク戦争ビジネスはペイしない」との認識が高まり、他にも撤退する企業が出てくることが予想される。                 〔宮崎〕
(以上)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ピースチョイスでは、一緒に活動してくれる(調査、英文翻訳、ウェブサイト
 作成)方を募集しています。やってみようかなという方は、以下までメールを
 ください。よろしくおねがいします。
 メール: peace1@3chan.net
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 直接配信させていただいている方を除き、このメールマガジンは
『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して発行しています。
 配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000133447.htm
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 ピースチョイス連絡会 情報配信担当: 宮川

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本年も宜しくお願いします
辺 野 古 の 海 か ら 作詞・作曲 ヨッシー
♪ マジで頑張って、命がけだって、辺野古の海に基地は造らせない
   この海を守ることで、世界中の友に届け この歌
   辺野古のオジイ・オバァ達が、闘い抜いた8年間
   その思い、胸にきざみ、行くぜ、負けない気持ちカヌーに乗せて

    (※以上、ヒップホップ調のラップで)
1、辺野古の海から あなたに届けたい
 命どぅ宝の本当の意味を知った 僕らには見える未来が  ウォウォー
 戦争なんて ない世界に変えるんだ
 こんなキレイな海を壊すなんて信じられないよ
 新しい時代は 今ここから辺野古から始まる
2、 辺野古の海から あなたに届けたい
   信じていいよ 人間は素晴らしい
  教えてくれた 辺野古で闘う人たちが
 沖縄の心 それは世界を変えるんだ
 こんなキレイな海を壊すなんて信じられないよ 
 新しい時代は 今ここから辺野古から始まる
 こんなキレイな海を壊すなんて信じられないよ
 新しい時代は 今ここから辺野古から始まる
 今ここから 僕らが始める  Woo
♪ (※以下、ヒップホップ調のラップに戻る)
   
マジで頑張って、命がけだって、辺野古の海に基地は造らせない
   この海を守ることで、世界中の友に届け、この歌
   辺野古のオジイ・オバァ達が、闘い抜いた8年間
   その思い、胸にきざみ、行くぜ、負けない気持ちカヌーに乗せて

  Yoh Yoh Yoh Yoh  闘って 闘って 闘って 今日も陽が暮れる
  Yoh Yoh Yoh Yoh 闘って 闘って 闘って 朝日が昇る
     (見て、ウミンチューたちが来た 超カッコイイ!)
  辺野古の海から愛を叫ぶ    
 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と200日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 東京の国会前座り込みで知り合ったアユさんは、バッグパッカーを夢見てお金を貯め、その仕事をやめたばかりで辺野古へ行き、今のところ彼女の旅は辺野古でとどまっている。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20台だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、1/15 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子







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