日  誌

辺野古 阻止行動船カンパ
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 上記、カンパはすでに「命を守る会」に手渡し致しました。
今後、順次、カンパをいただいた団体名、また個人についてはイニシャルで報告していこうと思っています。
ありがとうございました。m(__)m

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!

2005年3月D
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3月16日(水) 日誌
ボーリング調査の強行を許すな! 03/16(水) 07:06
辺野古海上から緊急電話が入りました。
午前7時、タクボートに引っ張られてスパット台船が到着。

現在、7隻で阻止行動をしている。
海人の船2隻、反対協の船3隻、グリーンピースのゴムボード2隻。

防衛施設局は、大型作業船2隻、辺野古漁民の作業船7隻、海上保安庁の船2隻、ゴムボート6隻。

現在、作業を阻止して追い返しているが、午後にもスパット台船を持ってくると言っている。
晋くん日誌
防衛施設局が作業台船突入のための用意を行っている。
3月15日(火)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

午前7時に40人近くの人達を連れてヤグラでの海上座り込みが始まりました。
午前9時に小型船作業船8隻が出港。8隻の内6隻はパシィフィックとサンコーの作業船でした。他2隻は潮流調査用のブイの点検を行っていました。
パシィフィックが担当する第一、第三では。
第一では安全灯の電池交換を了解し、その他の作業の一切を阻止しています。
第三は全ての作業を止めています。

サンコーコンサルタントが担当する第二、第五では。
第二ではヤグラの寸法を計る作業を了解し、その他の作業を完全に阻止しています。
第五は全ての作業を阻止しています。

午後に入りパシィフィックの動きが怪しくなりました。
外洋に小型船3隻がダイバー3人を連れて航行しています。アンカーを降ろす作業を行っていたため、外洋に阻止船1隻が監視船として向かったところ2隻の警戒船が執拗にこちらの阻止船を妨害。
阻止船を3隻に増やして監視に行き、作業ダイバーが潜ったポイントでこちらのダイバーが潜ってみると、比較的大きなアンカー(アンカーは通常のもので5キロほどあります。)が3つトライアングルの形で海底10メートル付近に置かれていました。
これは明らかに沖合いのヤグラであるスパット台船のためのアンカーです。
防衛施設局は「強行はしない」などと口だけで言っていますが外洋では着々と作業台船を突入させるための用意をしています。

辺野古海上での決戦が迫っています
スパット台船、スーパー固定ブイの両方を外洋に建設するために作業台船2隻で突入してくる可能性が強いと考えます。
防衛施設局はこれまで作業台船を突入させる度に同時に手薄になったリーフ内のヤグラでの作業を強行しています。それを阻止するために多くの人達の力が必要です。
辺野古に集まってください。絶対に外洋にヤグラを建てさせるわけにはいきません。
基地建設を止めましょう!!
検証 動かぬ基地 vol.40 台船設置作業、強行の裏側を探る 2005年 03月16日(水曜日 夕)

今日は普天間移設先の一つに上がり、また自衛隊の誘致問題でも揺れている下地島の特集を予定していましたが、急遽、内容を変更してお伝えします。今日未明、辺野古の海上基地建設予定地のボ-リングポイントで去年海底のサンゴを壊していた大型の「スパッド台船」が設置作業に入っていました。場所は、去年11月、サンゴ礁を破砕して問題になったポイント3-13のすぐ南側のとなりにあるポイント2-15です。

夜中に中城湾港から曳航されてきたものとみられ、これは夜間は浅瀬に回遊してくるジュゴンに配慮して作業はしないという作業上の約束を踏みにじるものと現場は朝から騒然としました。今日の動きです。

では、スタジオの金城記者に聞きます金城さん、反対派の方々の「約束違反の暴挙だ」という怒りはどの取り決めをさすのですか?

金城「はい、いくつかあるんですが、まずは「公有水面の使用許可」を県に得る際に提出した「作業計画」のなかでも、那覇防衛施設局は自ら「ジュゴンへの配慮」の条項で書いているんですね。」「作業時間は、一般にジュゴンは夜間に浅瀬の海草藻場にいて昼間はやや深い海域に戻るといわれていることを踏まえ、日の出一時間後から日没1時間前までに設定する」

「実はこの計画がかかれる2ヶ月前、環境省から調査への助言として「ジュゴンの行動周期を考慮し早朝および夜間は実施しないこと」と文書で通達されているんです。」

つまり、県に対して示した作業上の約束を守らなかっただけでなく環境省の指導も無視した形になるわけですね。これに対して市民団体は午後、防衛施設局に抗議を申し入れました。

防衛施設局に抗議する環境アセス団使用許可を延長しないよう県の各部局に要請。

ジュゴンに限らず、暗いうちに設置しようとしたのは、またサンゴを誤って踏みつけないよう、微調整することもできない。

「今回の国側の行動は、作業の進め方としては著しく信頼を失う形になったといわざるをえない。」

しかし、辺野古の移設計画は見直す可能性が高まって、知事も訪米しているこの時期になぜ?という疑問が。

「今回の件は、請負業者が独自の判断で行った公算が大きい。ボーリング調査のために水面を使用できる期限は4月6日で一度切れるんですね。その延長を今国は県にたいして申請していますが、業者と施設局の作業契約も一度区切りが付くのを前に、遅れている作業を少しでも進めておきたいという思惑があったと思われます。先ほどの謝花記者のリポートにもありましたように辺野古見直しの方向にさらに進むと、4月以降の作業があるかどうかも不透明になるわけで、作業者側の苛立ちもあったのかも知れません。いずれにしても、今日、作業計画上の約束を反故にしてまで強行したことで、逆に公有水面の使用許可を県が出しにくい環境を自ら作ってしまった事も、確かです。」

仮に業者サイドの暴走だったとしても、防衛施設局の責任は重いですし、県との約束を破ったことは、この海上基地建設自体が県民に対して不誠実な事業であるという印象を強める結果となりました。

昼食は揚げ鶏のネギソースかけ チーちゃんが久しぶりにボランティア 歌うキンちゃん
 「座頭市の歌」と「時計を止めて」  電池交換をするチヒロちゃん。4個交換して大越マイスター曰く「筋がいい」
 夕食はゴーヤー・チャンプルー、クーブ・イリチー、スーチカ風茹で豚
 三里塚のホウレン草の牡蠣油ソース  鯖・菜の花  珍宝堂夫妻が珍しく仲良く登場

3月15日(火) 日誌
石神井高校の卒業式の報告
先日は、たのしかったね報告を送ります

 橘と申します。3月12日の石神井高校の卒業式の報告をします。

 都立の高校で、元来制服無し、髪の色なども自由なので、体育祭の時などは、ツートンカラーに髪を染めてきたり、入学式の時も、ダンス部の上級生の男子が乳首が透けるシースルーの衣装で式場になだれこんできたりというところなので楽しみにしていったのですが、あいにく、うちの娘が古着屋で買った昔の花嫁衣裳を着付けるのに手間取り最前列がとれなかった。

 女子の着物が2割くらいいて、男子も袴1割くらい、Gジャン、赤頭巾、黄色いボールみたい被り物、チャイナドレス、カクテルドレス等、仮装行列感覚の卒業生。入場曲も、 クラスごとにお気に入りのPOPS、先生が先頭に立ってクラス皆のウエーブも有り。

 会場が、紅白の飾り一色というのが残念。
君が代は、入学式の際は、教頭さんが「しょうがないから、今からテープ流すけど歌うことは強制しません。」とインフォメ、誰も歌わずでしたが、3年経った今、都教委通達の後、それは流石に無く、教職員は起立のままだったようですが、着席は多く私の見える範囲でも並んで座っている男子・女子各1名、同じクラスの母親1名、おとなりのクラスの父親3名確認。後ろでも、さわさわ、気配はあったが、お行儀良くしてました。

 殆どの人が歌わないので、数人の「おやじ」が調子っぱずれの声を張り上げているのが遠くに聞こえるのみ。校長と都教委と、やたら説教臭く長々と来賓挨拶した同窓会長くらいだろう。いまは、なんとか底上げしようとテープにコーラスが入っているので、やつらが見事にズレて失笑を駆っていました。

 その後は、いつもの、生徒達のペースで、証書授与の際の名前呼ばれる返答は、思い思いにひねるわ(ミャアミャア、ブヒブヒ、やら ひろしです調やら、椅子の上に立ち上がる子も)、クラス代表の登壇の際には、女子が男子をひっぱり上げるとか、コント・漫才・演説と会場をめいっぱい和ませてくれました。

 来賓挨拶、都教委人事部管理主事は、コピー用紙2枚を読み上げ、2分くらい。11日の武蔵丘高校では、やたら長くて、5〜6分以上あったのでは、というのでチェック、若い奴だったので、アドリブ説教を入れられなかったようで。

 歌も、在校生はスマップ、卒業生はドリカムとゆず。

 校門前での情宣は4団体。暴走を止めよう!ネット、全学連、労組交流センター、「街(地域の障害者の団体)」。街がかなり気合の入ったライブ(アフリカ、韓国の太鼓・笛・ギターなどで、アンプは無かったが、大きな音でした)、規制は無し。監視活動の弁護士さんによると公安はいないと。土曜だしね。結構ビラも受け取ってたようです。
国が控訴決定 ご支援、お願い! 多磨全生園医療過誤訴訟
 国立ハンセン病療養所多磨全生園の元入所者で、現在退所者の山下ミサ子(仮名)さんは、1981(昭和56)年ごろ、再発の症状が出て以後、十年にわたる医療ミスにより、後遺障害1級の障害者となってしまいました。

 山下さんは、「全生園の医療を良くするためには、裁判をするしかなかった。医療ミスの被害者たちを闇に葬り、入所者や看護師に対するセクハラ行為を繰り返し、患者蔑視の治療態度を改めない主治医の小関正倫医師は、人間として許すことができないので、辞めさせたい」と勇気を奮って、日本の裁判史上初めて、「多磨全生園医療過誤訴訟」を提訴したのです。
  
 東京地方裁判所は、1月31日、原告・山下さんの言い分を全面的に認め、被告・国に原告の請求額(5000万円)全額を支払えという判決を言い渡しました。「主治医には診療上の過失があり、治療の放棄に等しい、むしろ病状を悪化させる診療行為だった、医療過誤は10数年間途絶えることなく続いていた。被告・国が時効を主張するのは、時効制度の趣旨に反する」と国を糾弾し、原告は全面勝訴判決を勝ち取ることができました。

 判決が出て以来、原告、弁護団、支援者たちは、被告・国に控訴しないよう厚労省や法務省に要請行動を続けていましたが、2月9日、国は控訴しました。

 山下さんは、「国は信用できないと思いました。自分が裁判所に言ったことが厚生労働省に伝わっていないことがとても悲しいです。正しいことがきちんと認められるまで、皆と一緒にがんばります。どうか皆さん、助けてください。私は最後まで闘います」と、決意を新たにしています。  これから控訴審の闘いが始まります。どうか山下ミサ子さんをご支援くださいますようお願いいたします。

 山下ミサ子さんを支える会  

橘です。
日帝統治時代のアジアのハンセン病者の被害の補償請求の裁判支援と併せて、こちらのほうもお願いします。原告は、社会復帰して、気丈に闘っておられます。
飯田さんからの差し入れの都まんじゅう
昼食は鯖の竜田揚げ 豚汁
マリさんが久しぶりに来ました

そして差入れ
夕食はカレー タコのから揚げ、揚げレバー スパサラ
15日の国会前、座り込み
参加者 4人、カンパ1500 円
今日の国会前は座り込みの人たちで座る場所もないほど?でした
共謀罪反対の座り込み、国労の方たち、ビルマの方たち、そして
辺野古の新基地建設反対の座り込みです。座り込みにとっては継続
が大切!と思います。もっともっと沢山の方の参加を待ってまーす。
今日はクロワッサンの記事を配りました。 奈良から来た方からお札のカンパ
今日も山口さんがパネルを出してくれた。
いつもありがとうございます。
国労の人たちが沢山座り込んでいました ”クロワッサンに載ったんだすごーい!
と大反響でした

3月14日(月) 日誌
 石原・ファシスト
私が生まれた、この国が 
「ヨッシーとジュゴンの家」の新曲  作詞・作曲 ヨッシー
 (ラップ
 ♪ ヒトラー気取りの石原都知事が 日本を変えると うそぶいている
   三国人発言 障害者・女性を差別する暴言繰り返す
   恥を知らない差別者 ファシスト石原都知事 
   今こそ怒りの声を上げよう 子供たちの未来を守るため

 (フォーク調
 ♪ 私が生まれた、この国が 私が育った、この国が
   再び戦争をするなんて 信じたくはないけど 近頃なんだかおかしいよ
   子供が通う学校で 日の丸に向かって大きな声で 君が代を歌えと指導される

  「あの頃と同じだ」とジイちゃん・バアちゃん 口を揃えて言っている
  「ある日、突然、目に見えるもの、すべての色が無くなりモノクロに
  オカしいことをオカしいと、言えない空気になっていた
  戦争を知ってる俺には軍国主義の足音が聞こえる」と

 (ラップ
   有事法ができました 自衛隊イラクへ行きました
   年金・医療費・福祉は 削られ生活は苦しくなっていく
   サービス残業当たり前 それでも仕事があるだけまし
   今度は憲法9条変えて この国はいったいどこへいく

 (フォーク調
  私たちが暮らしている、この国が 子供たちが生きていく、この国が
  再び戦争をするなんて 信じたくはないけど 近頃なんだかおかしいよ
  子供が通う学校で 日の丸に向かって大きな声で 君が代を歌えと指導される

 (ラップ
 ヒトラー気取りの石原都知事が 日本を変えるとうそぶいている
 三国人発言 障害者・女性を差別する暴言繰り返す
 恥を知らない差別者 ファシスト石原都知事 
 今こそ怒りの声を上げよう 子供たちの未来を守るため

 (フォーク調
  私が生まれた、この国を 私が生きていく、この国を
  再び戦争をする国に 変えないために、これから生きていこう
12〜14日の「街」
 ヨッシーは国立の「かけこみ亭」での国分寺エクスペリエンスのライブに行きました。左はゲストの館野公一さん
  4/15(金) 国分寺エクスペリエンス
  5/21(土) 館野公一          ライブ・in「街」  チャージ 1.000円
「ヨッシーとジュゴンの家」のドラマー
マック村松、「街」で買ったスーツで登場
 13日の夕食はカマド屋の弁当で手抜き
飯田さんのお母さんが煮た

豆の差入れ !(^^)!
 ボランティアのミナちゃん  昼食は皿ウドン  ワカメ・玉子スープ、牡蠣入り
デザートはグレープ・フルーツ  夕食はあんかけタンメン 焼き餃子
3・20国際共同行動

日比谷野外音楽堂に集まろう!
日時:3月20日(日)午後1時30分 集会開始、2時45分からデモ
場所:日比谷公園野外大音楽堂(地図
主催:3・20集会実行委員会
『君が代』強制 都立高卒業式の現状  『君が代』強制(東京新聞)2005.03.13
 都立高校の卒業式が11、12の両日、ピークを迎えた。東京都では国歌斉唱時に教員が起立して「君が代」を歌わないと処分される。今年は、生徒に対して斉唱を指導するよう校長の職務命令も出た。こうした強制は、「日の丸」「君が代」が好きか嫌いかとは別問題だ。教員の精神をこわばらせ、生徒に大人社会の“欺瞞(ぎまん)”を伝える現状すら招いている。 (松井 学)

 卒業証書を授与された生徒がマイクを握った。「校長先生と都教委にお願いします。これ以上、先生方をいじめないでいただきたい」。会場からの拍手が20秒近く鳴りやまなかった。

 10日にあった都立A高校の卒業式、出席者らに強い印象を残した一場面だ。歌わない教員が処分対象になることを知っての「いじめ」発言だった。生徒自身らは、「国歌斉唱」ではほとんどが起立したものの胸の内はどうか。ある卒業生は在校生に向けた言葉の中で「僕は天皇を人格者として尊敬し、君が代も歌った。だけど、この強制はおかしい」と率直に訴えた。

 2003年に都教委が通達(国旗・国歌の実施指針)を出すまでは、起立、斉唱するかどうかは内心の自由の問題、と多くの学校が説明していた。いまはそれが許されない。

「職務命令」出し斉唱の指導義務
 昨年9月、都教委は校長連絡会で、生徒に対する国歌斉唱の指導を「職務命令」として教員らに義務づけるよう口頭で指示した。生徒が起立しなければ担任の教員が処分され、「日の丸・君が代」強制が生徒らにも及ぶ事態が明白になったのが、前年までの卒業式と今回との違いだ。

 都立高関係者によると、今年2月には一部地区の副校長連絡会で、多数の生徒が不起立だった場合は、起立を促すため式の途中でも指導するよう都教委が異例の要請をしたという。都教委は「要請の事実はない。『学習指導要領に基づき、適正に生徒を指導する』よう言っているだけで、あとは各学校でご判断される」(高等学校教育指導課)と説明するのだが。

校長あいさつで生徒が起立拒否
 3月初めに卒業式を迎えたB高校では、国歌斉唱では生徒のほとんどが起立した。ところが、続く校長あいさつでは、二年生が「起立」の号令に従わず、約300人のうち立ったのは一人だけ。「国歌斉唱で不起立だと担任が処分される」ことを避けた在校生による無言の抵抗だ、と式の出席者らは受け止めた。

 昨年、都立高校を卒業した大学生(19)は「高校生にもなれば、起立するかどうかは自分で判断でき、先生の責任ではないはず。生徒たちも『校長先生たちの勝手で、私たちがなめられている』と抗議したのではないか」と代弁する。

 今年の卒業式で、国歌斉唱の際に起立しなかった教職員は10日までに13人を数える(「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会まとめ)。

 このうち都立大森高校の松原信材教諭(60)は、5日の卒業式で初めて起立しなかった。定年後も嘱託として学校現場に残る道があったが、「これで道を閉ざされる」覚悟で式に臨んだ。

 「多くの教職員が軍隊まがいの抑圧と自らの良心のはざまで悩み、苦しんでいる。私なりのやり方で抗議の意思を示した。敗戦の年に生まれ、戦争を放棄した憲法の恩恵も受けてきた。60年たって、民主主義国の首都で、こうした強制が国民の目に触れないまま既成事実化することが怖い」

会議で議論なし押し黙る教職員
 前出のB高校の卒業式で、ただ一人、不起立だった男性教員(47)は「大人として、人間として生徒に接していきたい。強い者には従った方がいいという、悪い教材に自らがなってはいけない。教職員は皆、強制に反対なんだけど、職員会議での議論はなく、貝のように押し黙っている」と、胸の内を明かす。

 都教委の強制に反対して、卒業式の主役は生徒たちのはずではないか、と父母らの有志がビラを配って呼びかけている。

 前出のA高校では前PTA会長(50)らが「伝統的な自主自立の校風を実現できる学校であってほしい」と訴え、卒業式の朝、校門前で保護者らにメッセージカードを配った。昨年の卒業式で、来賓の元教員が雑誌コピーを保護者に配布しただけで刑事事件として起訴された都立板橋高校でも、11日の卒業式前に、地域住民らが校門前で「歌う、歌わないは自分が決めることです」と書いたビラを配布した。

 しかし、その一方で、こうしたビラ配りの現場は、父母や教員から依頼を受けた弁護士らが、手弁当で立ち会うという緊迫した事態になっている。万一の「混乱」を避けるための措置だが、3月に入り都立野津田高校と農産高校で、学校の校門前でビラを配った人たちが、「建造物侵入」の疑いで逮捕される事件が相次いだことも背景にはある。

侵入罪は困難 拘置認められず
 野津田高校の場合は、東京地裁八王子支部が逮捕された男性2人の拘置を認めずに釈放した。ビラを配っていた場所が同校の敷地内とはいうものの、校門外のバスのロータリー周辺だったためで、同支部は決定理由で「立ち入った敷地部分は高校の門や塀の外側にある土地で、これを建造物侵入罪に当たると評価するのは困難だ」と指摘。農産高校のケースでは、検察が拘置請求自体をしなかった。

 しかし、いずれのケースも学校が警察に通報し、校門前でのビラ配布者がすぐ逮捕されるという共通の構図だ。今年の卒業式では、校門付近に「許可を受けた者以外の入場はできない」と掲げた学校が多く、私服の警察官が待機している場合もある。「日の丸・君が代」の強制が進む中で、教育の場と警察との連携が強まっているともみられる。

 こうした現状に対して、松山大学の大内裕和助教授(教育社会学)は「強制は即刻やめるべき」との立場から、こう指摘する。

 「教育の場には強制はなじまない。先生が処分されないために生徒が立つというのは戦術としてはありうるかもしれないが、生徒が自分の意思を曲げてまでそうしなければならないこと自体が非教育的だ。『日の丸・君が代』の強制は、憲法19条が規定する『思想及び良心の自由』に間違いなく反する。都教委は、学習指導要領に基づいて適切に指導する、という理由を錦の御旗にしているが、指導要領が憲法や教育基本法を超えていいはずがない」

 都内の有権者を対象にした昨年7月の東京新聞の調査では、教職員への起立義務づけについて、「行き過ぎ」「義務づけるべきでない」と否定的に答えた人が合わせて7割に達した。

 大内氏は強調する。「多くの都民が反対している以上、今のようなやり方はやめるべきだ。卒業式だけの問題ではない。自分の思想信条に基づき『したくない』と思うことを一律に強要することで生徒と教員、あるいは教員同士の信頼関係を壊し、学校現場を荒廃させているだけではないか」
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050313/mng_____tokuho__000.shtml
報告と提起
命どう宝ネットワークの太田武二です。

 3月12日の上野水上音楽堂で開催した「戦後60年ー沖縄から平和を開くコンサート」は、渋さ知らず、ソウルフラワー・モノノケ・サミット、寿の出演協力を頂き、1200人の観衆と共に平和への感動を広げることが出来ました。上野での10年間続けてきたコンサートの中で、1996年4.28の1100人を越える新記録でした。

 ここを突破口にして、憲法改悪反対!普天間基地閉鎖!辺野古の海上基地白紙撤回、ボーリング調査を止めろ!イラクからの自衛隊撤退!に向かう大きな運動を作り上げたいと思っています。ご協力、参加いただいた皆さんへ、心からたーんでぃがーたーんでぃ!

 次は来月の16日、辺野古の実行委員会主催の集会、デモ、コンサート。29日に命どう宝・平和世コンサート「wake up 琉球」宮永英一、パンタ,YO-RAの三者が出演。30日は「憲法フォークジャンボリー」いづれも会場は、上野水上音楽堂です。

 そして、5月3日の「憲法外堀アクション(仮称)」への反応が高まってきています。夕方の5時から6時の間、外堀通りの歩道に立ち、歩き、音楽演奏などなど、「憲法改悪反対!普天間基地閉鎖!辺野古の海上基地白紙撤回、ボーリング調査を止めろ!イラクからの自衛隊撤退!」を思い思いに表現しようという行動です。

今週末の「ワールドピースナウ」やその後のスタッフミーティングで呼び掛けてみますのでご検討ください。

14日の国会前、座り込み
参加者6人、カンパ 705円
今日は雪が降って寒かったけど、
みんな元気に
辺野古白紙撤回を
訴える
防衛庁、要請行動
参加者、約80人。
芦沢さんから辺野古座り込みの報告 竹内さんと「基地はいらない」を歌う

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