日  誌

辺野古 阻止行動船カンパ
カンパ報告の頁へ 
 上記、カンパはすでに「命を守る会」に手渡し致しました。
今後、順次、カンパをいただいた団体名、また個人についてはイニシャルで報告していこうと思っています。
ありがとうございました。m(__)m

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!
リニューアルして、CDのイントロ部分が聴けるようになりました。
プロテスト
バンド
 
ヨッシー&ジュゴンの家

2005年6月K
6月Jへ 7月@へ

《当面の予定》  詳しくは 親の会にお問い合わせください。
−動画版−(4.5分) 06/23
「ヨッシーとジュゴンの家」、金城繁師匠も写ってます

絶対使わせない!「「つくる会」教科書 7/24杉並大集会

日時:7月24日(日)午後1時
会場:セシオン・杉並(地下鉄丸の内線、新高円寺または東高円寺下車徒歩7分)
主催:7・24集会実行委員会(杉並・親の会呼びかけ)

〈親の会〉の今後の行動予定

7月27日(水)、 8月3日(水)の教育委員会開催日にあわせて、区役所をとりまく人間の鎖を呼びかけます。

正午区役所前集合。(詳細は決まりしだいお知らせします)
 

 署名を集めましょう

採択阻止のために、3万筆めざしています。次の集約は7月25日です。集まりしだいどんどんお届け下さい。

◎22日から3日間で1000筆届いています。 群馬県の鉄道関係の労組からも届きました。



6月30日(金)
八丈島に釣りに行ってるヨッちゃんから魚が届きました。76cmの歯鰹(両顎に鋭い犬歯があるのでキツネガツオ
とも言われる)、目鯛、いさきなど。
昼食は、アサリ・ナス・白マッシュルームのスパゲティー
午後、会長も来て「つくる会」教科書・採択反対アピール
休みのヨッシーは阿佐ヶ谷へ
みんなが戻ってきて夕食
目鯛のカルパッチョ 目鯛の兜焼き
トミタさん作、三里塚のズッキーニのチーズ焼き 超、豪〜華ぁ
明日、採択差し止めの訴訟をおこします。
みなさまへ              05・06・30
               「つくる会」の教科書採択に反対する
                         杉並・親の会
 明日7月1日、私たちは、杉並区教育委員会に対して、「つくる会」教科書を採択してはならないという判決を求める訴訟を起こすことになりました。

 大変急なことですが、私たちとしては、採択をとめるために出来ることは何でもやろう、なんとしても止めたいというやむにやまれぬ思いで決断しました。

 原告は、親の会の仲間の子どもを持つ保護者を中心に6人です。今後、もっと多くの区民に呼びかけ、大きくしていきたいと思っています。

 私たちは、5月以来、採択反対の署名運動、教育委員会への申し入れ、学習会、集会、教科書展示会でのアンケート書き、そして区役所前での連続アピールなど、様々に行動してきました。

 区民のみなさんの反応も日々大きくなり、署名も今日で14544筆に達しています。
 これからも3万筆を目指して署名を呼びかけています。また13日、27日の教育委員会傍聴や、とりわけ27日の人間の鎖(8月3日もします)、7・24集会の企画など、採択の日まで出来るだけの行動を続けます。
 
 一方、教育委員会からは、私たちの申し入れにたいし一度たりとも誠意ある回答をいただけませんでした。その上で、話しあいの場を求めても責任ある立場のかたの出席もありませんでした。このような経過の中で、教育委員会の姿勢を問うためにもこのこの訴訟に踏みきりました。

 訴訟の概略は別紙の通りです。(明日提出する訴状は、骨子は同じですが、少し入れ替わりがあると思います)

 提訴は7月1日(金)午前10時、その後記者会見です。時間のある方は、ぜひサポーターとして、9時半に東京地方裁判所前にお集まり下さい。
 
 皆様のご理解とご支援を心からお願いします。
一、訴状の概略
1.行政訴訟法37条4に基づく差止め訴訟
 杉並区教育委員会は扶桑社の教科書を採択してはならないと言う判決を求める。

2.原告は、来年度から公立中学校に通う子ども、あるいは近い将来その予定のある子どもをもつ保護者、区民である。

3.扶桑社版の歴史・公民教科書を採択・使用する事は、違憲・違法である
 @憲法前文・9条違反、教基法前文・1条違反
 A憲法13条、教基法前文・1条違反
 B教基法8条2項違反
 C憲法99条違反

4.採択の手続的違法性
 @現場の意見を無視した採択は、違法  教育委員会の採択権を明文で認めた法律はないが、地方教育行政法も教科書
無償措置 法も、教育基本法の趣旨に沿って運用されなければならない。現場教員の意見を尊重し た採択が行われるための条件整備こそ教育委員会の責務のはず。

  現場の意見も、調査研究の結論も無視する杉並区教委の採択制度の改悪
 A区長の介入・支配による採択は、教基法10条違反。
 山田区長によるつくる会系教育委員の任命、教育長の更迭。 「大東亜戦争は自衛戦争」「シナ」発言。 「チャンネル桜」集会を区と区教委が後援。 政治的中立性を投げ捨てている。

 B区教委による採択の公正確保義務違反
  チャンネル桜による独占禁止法違反
  「適正な措置」をとらないばかりか、集会後援で脱法行為を助長

5.扶桑社教科書を採択することによって起きる損害は重大、かつ回復困難なもの
 @生徒の思想・良心の形成の自由の侵害、人格形成に与える影響の重大さ
  それは、保護者の思想・良心の自由と重なるもの。
  一般公立中学校での採択は、親の教育の自由を侵害する。
 A使用される以前に採択自体が重大な政治的影響と回復困難な損害をもたらす。
  憲法無視の教育行政を司法が見逃せば法治国家の根幹を揺るがす。
  韓国・中国・アジア各国との外交関係を修復不可能なまでに悪化させる危険。
  杉並区の採択は全都全国に影響を及ぼす位置にある
 B採択後に取り消しや無効確認訴訟を起こしても間に合わないものである。

二、訴訟の位置づけ
1.採択をはばむのは、保護者・区民、労働者民衆の力。
  教育委員会を包囲する行動、署名運動…。その上で、できることは何でもやる。
2.万一採択されたら、取り消しと執行停止を求めた本格的裁判をやるつもり
  差止め訴訟は、そのことを区教委につきつけ、保護者・生徒・教師によびかける闘い
緊急 平良夏芽さんからの強い要請
台風対策と称して業者は、危険なむき出しの支柱パイプを海面下に隠して上む きに取り付け、知らずに跳びこむ不幸な死傷者が出る時を、刻々と待ち構えてい ます。

 危険なパイプを、重大な犠牲者が出ない内に早く外せと、現場では激しく抗議 していますが、防衛施設庁側の業者は鼻先でせせら笑っているだけで全く取り合 おうとしません。

 犠牲者が出てからでは間にあいません。これまでにない強い抗議を各方面へ広 げるようにお願いします。
宮森小児童ら追悼/米軍機墜落46年 2005年6月30日(木) 夕刊 5面
 「事故で亡くなったお兄さん、お姉さんのことを決して忘れません」―。四十六年前の一九五九年六月三十日、市立宮森小学校に米軍ジェット機が墜落炎上し、児童ら十一人を含む二百人以上が死傷した事故の追悼集会が三十日、同校で開かれ、児童らが犠牲者らをしのび、平和への思いを新たにした。

 体育館で行われた追悼集会では、伊波悟校長が「もう悲惨な事故が二度と起こらないよう、みんなでお祈りしましょう」と追悼の言葉を述べ、児童五百三十二人が一分間の黙とうをささげた。

 中庭にある「仲よし地蔵」前では児童会代表らによる黙とうと献花が行われた。

 地蔵の前には、犠牲になった児童と同じ数の十一本のジュースが供えられた。児童会を代表し松尾美由紀さん(六年)が「私たちは事故によって命を奪われ、夢や希望をかなえることもできなくなったお兄さんお姉さんたちのことを決して忘れません。お兄さんたちの分まで一生懸命勉強し、楽しく過ごせるよう頑張ります」と述べた。

 当時の学校関係者や遺族も次々に地蔵の前に訪れ、いまだに癒えぬ悲しみと、平和への祈りに包まれた。

中庭の「仲よし地蔵」前で献花、黙とうする児童ら=30日午前8時半ごろ、うるま市立宮森小学校
辺野古の速報は  ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
 沖縄 辺野古想いをつなげる カヌー隊
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かき氷が来ました!(^^)

あ、平和丸が来た。
そこにはかき氷機が載せてあった。
海の上でかき氷の差し入れ、驚きです!
ありがとうございます!(o^o^o)
潮風とかき氷の絶妙なハーモニー。
暑くてすぐ融けます(^_^;
急いで食べよー!  
Posted by kitihantai555 at 17:08TrackBack(0)
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台風対策の補強単管の撤去作業

パシフィックのダイバー2人がボンベを背負って海に入り、補強単管の撤去作業が始まりました。
それを見張るため、こちらの4人が海に入って見ています。
こんなときも、やぐら上では常に警戒態勢をとっています。  
Posted by kitihantai555 at 15:32TrackBack(0)
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3やぐらに来ました。

施設局パシフィック船団が来ました。警戒態勢。
交渉が始まる。
台風対策の補強単管を今日はまず半分撤去することで合意。
  
Posted by kitihantai555 at 15:20TrackBack(0)
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5やぐらでは

施設局サンコー船団が5やぐらに来ました。
昨日話し合いをしたはずが、台風対策の補強単管の撤去は、クランプの点検などをすることをセットにしないとやらないとまた言い出しました。  
Posted by kitihantai555 at 14:29TrackBack(0)
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台風対策の単管の撤去

午後、施設局パシフィック船団が動きだしました。
1やぐらに来ました。警戒態勢。
昨日の話し合いで決まった、台風対策の単管の撤去作業が始まった模様です。  
Posted by kitihantai555 at 14:27TrackBack(0)
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お昼ご飯

弁当船が来ました。
弁当を用意して下さり毎日ありがとうございます!(^o^)
今日はゆし豆腐のお汁もあり、とてもおいしかったです!

サンコー船団は昼は平島付近で停泊しています。  
Posted by kitihantai555 at 12:23TrackBack(0)
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サンコーが動きだしました。

施設局チャーター船が辺野古漁港から出航し、シュワブの浜に接岸し、施設局員、作業員を乗せて、施設局サンコー船団が動きだしました。
2やぐらを通り過ぎ、5やぐらに向かったようです。
5やぐら警戒態勢です!  
Posted by kitihantai555 at 10:55TrackBack(0)
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おはようございます。

今日も朝早くから集まり、辺野古漁港から出航し、各やぐらに向かいました。
午前8時20分現在、施設局に動きはありません。
今日も日差しのキツい一日になりそうです。
波風ともに穏やかです。  
Posted by kitihantai555 at 08:24TrackBack(0)
2005年06月29日
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座り込み437日目

今日もテント座り込み、海上阻止行動おつかれさまでした!
一人一人の気持ちがこの辺野古の闘いを支えている。毎日そう思います。
辺野古で、沖縄で、日本全国で、全世界でこれからもがんばっていきましょう!(^^)  
Posted by kitihantai555 at 21:10TrackBack(0)

沖電気談合の答弁拒否、また暴力排除
皆様
株主総会報告です。
まずご参加くださった支援者の皆さんありがとうございました。
沖電気は冒頭、談合の事実はないとに説明を行った私が湯布院町監査委員会が談合の事実を認めたことを指摘すると、
答弁を拒否し、私を暴力排除した。

今年は何と、女性警備員がよってたかって私を抱き上げ、運び出すという作戦できた。
(骨折の治療中の私へのサービスとでも言うのか?)
 
私の他にもビデオを撮っていただけの人など、合計4名が排除された。昨年をこえる激しい暴力。
(とりあえずカンさん撮影のビデオ掲載中、カンさんは私の発言中に排除されたため、私の排除シーンはない。他の人のビデオ届き次第掲載予定)
 
排除された野田さんは椅子に指を挟まれ内出血を起こす負傷をした。
 
 沖電気が談合事件(もはや疑惑ではなく事実である)にこれだけ強気でいられるのは、なにか裏があるとしか考えられない。
 
湯布院町では住民が町を相手に、この談合の損害賠償を沖電気に求めろという裁判がすでに始まっているのに、沖電気は湯布院町からも警察からも、どこからも連絡を受けてないと答弁した。
 
不自然極まりない。

沖電気は、警察や、裁判所が、湯布院町で住民が起こしている談合損害賠償請求裁判も握りつぶす、という裏付けのようなものを持っている。
マスコミも取り上げないという自信もあるように見える。

 談合の仲間、東芝、富士通、日立国際電子、それらと国家権力、警察、裁判所、そしてマスコミまで巻き込んだ巨大な不正の影が見える。

 心ある皆様が、各方面でこの事実を公表、指摘、追求してくださることことをお願いします。
 
私は2004年の総会の暴力排除を不当として提訴するつもりですが、、談合を認めた公的機関の書面を読んで質問している最中に退場命令を出すという、今年の総会の方がより不当性が明らかなので、こちらで提訴するつもりです。談合があったことを裁判所に確認させる事が出来ます。
 
                田中哲朗

6月29日(木)
29日の「街」
昼食は、昼には珍しい揚げ鶏のネギソースかけ マンション掃除をする新亀さん
長い間、ご苦労さまでした!
 「街」の前で「作る会」教科書、採択反対アピール。王ちゃん・チヒロちゃんもやります
アッという間に、25筆も
集まりました。
28日の「街」
29日でユニオンさんを退職。
長い間、ご苦労様でした。


「街」の前で「つくる会」教科書、
採択反対のアピール
夕食は暑〜い日だったのでカヤクそーめん。ゆでナス、椎茸、金糸卵、ミョウガ・
大葉・万能ネギ、カニカマなどをトッピング。スイカも出ました
 お稲荷さん
 三里塚・産直のズッキーニ
辺野古の速報は  ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
 沖縄 辺野古想いをつなげる カヌー隊
『きょうの出来事』を

見てね!!
本日の『きょうの出来事』(日本テレビ系列、沖縄では放送されていないが)で辺野古のこと等が放送されます!
先週放送される予定のものでしたが、時間の都合上延期されたものです。
多くの人たちに辺野古のことを知ってもらいたいです!
ぜひ、御覧になってください!!!(^O^)
  
Posted by kitihantai555 at 16:42TrackBack(0)
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嫌がらせ

サンコーは昼すぎにシュワブの浜から引き上げて、今日の予定していた作業時間を終了しました。
パシフィック船団は夕方6時ごろまで海上に出ているようです。
この時間差がこちらに対する“嫌がらせ”なのです。。  
Posted by kitihantai555 at 16:27TrackBack(0)
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今日も合同船団

今日も午後に入り、サンコーとパシフィックの合同船団が各やぐらを廻っていきます。
1、2、3やぐらを廻り、5やぐらに向かいました。
各やぐら、そのたびに何度も警戒態勢をとり、油断はしていません!  
Posted by kitihantai555 at 14:44TrackBack(0)
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施設局が来ました。

施設局が3やぐらに来ました。
船上で施設局の代表者とこちらの代表者が話し合い。
話し合いが終わり、施設局船は東へ向かった。  
Posted by kitihantai555 at 14:06TrackBack(0)
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サンコー船団は平島付近で昼休みのようです。

弁当船が来ました!(^O^)
海にいるとお腹がペコペコになります。
海人の差し入れ、もずくを使った新商品が届きました。
おいしかったです!
ありがとう(o^o^o)  
Posted by kitihantai555 at 12:38TrackBack(0)
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施設局が動きだしました。

施設局サンコー船団が2やぐらを通り過ぎ、5やぐらに向かいました。
5やぐらは警戒態勢です。

リーフ内のやぐらは、1と3がパシフィック、2と5をサンコーがそのポイントのボーリングを請け負っています。  
Posted by kitihantai555 at 09:54TrackBack(0)
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おはようございます。

今日も快晴。暑い一日になりそうです。
空気が澄んでいて直射日光がすごいです。日焼け止めクリームを試してみます。
今は波も風も穏やかです。
8:25現在、施設局は出てきていません。  
Posted by kitihantai555 at 08:28TrackBack(0)
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虹の架け橋

今朝、またシュワブの浜で水陸両用車の演習が行われている。沈没した戦車の引き上げもせず、ここにも日米地位協定を楯にしてなめきっている米軍がいる。そのアメリカから来ていたKさん、あなたがいてくれたお陰でアメリカを嫌いにならずにいられました。日米の虹の架け橋のようなあなたに感謝です。 see you
  
Posted by fukukuru7775 at 11:18TrackBack(0)
辺野古に水陸両用車/沈没事故後初、12台で 沖縄タイムス 2005年6月28日(火) 夕刊 4面
 米海兵隊の水陸両用車が二十八日午前、名護市辺野古のキャンプ・シュワブの浜に現れた。今月九日に辺野古沖で沈没した事故後初めて。海上移動は同日正午現在、行われていない。

 米軍普天間飛行場代替施設建設に伴うボーリング調査に反対する市民団体メンバーによると、同日午前八時半ごろ、水陸両用車十二台が辺野古漁港寄りのキャンプ・シュワブの浜に現れた。

 その後、黒い排ガスを上げながら、浜を辺野古崎に向けて順次走行。同九時二十分ごろ、全車両が大浦湾側に移動した。

 名護市基地対策室には同日の海上移動通告は来ていない。

 
キャンプ・シュワブの浜を移動する米海兵隊の水陸両用車=名護市辺野古
停職「出勤」報告5 根津公子
       
4週間が過ぎました。残すところあと1日です。
停職「出勤」のことと西原博史さん(早稲田大)たちが出してくださった「研究者抗議声明」について朝日朝刊が22日(水)23日(木)に報じました。東京多摩版の22日の記事は、asahikom掲載のものの半分もありませんでした。新聞では下線部がカットされていました。

asahi.comトップ > 教育 > 教育一般
「君が代」不起立で停職の中学教諭、正門前で連日の抗議 2005年06月21日11時22分

 今春の入学式で「君が代」斉唱時に起立しなかったとして、5月末に停職1カ月の処分を受けた東京都立川市の中学教諭が連日、朝から夕方まで学校の正門前で、処分の不当性を訴えている。(約120人の研究者も21日、「処分は憲法などに違反する」とする抗議声明を発表した。)

 抗議しているのは、立川市立立川二中の家庭科教諭、根津公子さん(54)。都教委が教職員に君が代斉唱時の起立を義務づけた03年秋以降、停職処分を受けた初めてのケース。根津さんを含めて公立学校教職員10人が懲戒処分を受けた。
 (今回の停職処分後、根津さんは5月31日からほぼ毎日、「私が起立しなかったことで迷惑を受けた人はいますか?」「私はまちがっていると思うことには、命令でもしたがえないのです」と書いたプラカードを置いて、朝の通学時から夕方の下校時まで正門前で座り込みを続けている。

 こうした根津さんの行動への反応も様々だ。「子どもがおびえている」という親からの批判的な反応がある一方、下校時には次々に生徒が駆け寄り、「先生、頑張って」「うちのおやじも応援しているよ」と励ます姿があった。
 根津さんは話しかけてきた生徒たちに「時代によって常識は変わる。あと何十年かしたら、この処分もおかしいということになっているかもしれないわよ」と話す。)

 (根津さんらの)処分に対し、堀尾輝久・東大名誉教授(教育学)や西原博史・早稲田大教授(憲法学)ら研究者122人が抗議声明を発表。「個々の職員に起立・斉唱するよう職務命令を発し、その違反を理由に処分することは憲法と教育基本法に違反する」とする声明を発表。22日にも都教委を訪ね、手渡すという。

 今週は、新聞をご覧になって二中の校門前に訪ねていらした方が3人。お一人は、戦争で友人は皆殺されたというご年配の方。「あの時と今はまったく同じです。じっとしていられなくて、何ができるわけでもないけれど、来ました」とおっしゃる。また、ご近所の匿名の方は、「通るたびに涙が出ます」と書かれたメモにはさんでカンパをくださった。今週は、「今までも声をかけようかと思っていたんだけれど」と前置きして声をかけてくださるご近所の方が何人もいらっしゃいました。職場の休憩時間に自転車を走らせてお茶や氷を持ってきてくださる方。メールや口コミでいらした方、早く行かないと終わってしまうからと駆けつけてくださった方。木、金曜日は一人になることがありませんでした。

 また、メールやお手紙等、たくさんの心ある方からいただきました。多くの人との出会いがあり、人と人とがつながっていることを実感し、心があったかくなります。ほかの人が緊急事態に置かれたとき、果たして私は何かできるだろうか・・・?と思わずにはいられません。人と人がつながって豊かに暮らすことを感じる毎日でした。

 生徒たちからは常に励まされ続けました。何にも替えがたいことです。金曜日の帰りには、「あと1日だね!」「来週は来るでしょ?!」「授業待っているよ」と大勢が言ってくれました。ありがたいことです。

 私は今、扶養家族がいるわけではなく、自分の食べることだけを考えればいい立場にあることも手伝って、理不尽な命令にはこれからも従わないと決めました。教員だから公務員だからなおのこと、国民主権と平和主義を謳った日本国憲法や教育の条理を大事にした教育基本法に違反する、理のない職務命令には従えません。そこで選択した「不起立」であり、停職「出勤」でした。できることなら、学校内に入れない私の姿から生徒たちが何かを感じ、考えるきっかけにしてくれたらいいなと思っていました。そう考えての行動、ただそれだけでしたが、この4週間に私が受けたプレゼントの大きなことと言ったら・・・。みなさん、ありがとうございました。

 最終日の月曜日はプラカードに道行く方、ご近所の方へのお礼を書いて、座ります。28日からの授業を考えながら。     (6月25日記す)
白保メールNo.68 環境大臣意見は生かされるか //転載歓迎//
   
 <環境大臣意見は生かされるか>             鷲尾 雅久
 5月27日、新石垣空港評価書に対する国土交通大臣意見が出されました。4月15日に出された環境大臣意見とほとんど同じものです。環境大臣意見にあった説明の部分が省かれ、若干の語句の追加とスタイルの変更があるだけで、文章もまったく変わっていません(正確には、「環境大臣及び国土交通大臣意見」と言うべきでしょうが、国土交通大臣意見は環境大臣意見を踏襲したものなので、タイトル及び以下では単に「環境大臣意見」としました)。

[洞窟の追加調査]
 沖縄県は、国土交通大臣意見の出される前、5月16日に第4回小型コウモリ類検討委員会を開きました。主な議題は、環境大臣意見で求められた、新たに確認された洞窟における小型コウモリ類の調査でした。同じく環境大臣意見で早期の設置を求められた人工洞の方針についても検討されました。

 調査の対象は、評価書に記載されたA〜E洞窟以外の11洞窟とされました。県はこの11洞窟について、「糞の堆積のほかに、独特の糞の匂い、多数の小型コウモリ類が日常的に懸下することでつく洞窟の天井部分の黒い汚れの痕跡、洞窟内の環境、洞口の様子などから総合的に小型コウモリ類の日常的な利用はないと判断した」としています。しかし、このことについては、これまで公表されておらず、評価書にも記載されていません。少なくとも小型コウモリ類検討委員会、環境検討委員会に報告し、委員や一般の人の意見を聞くべきだったでしょう。

 調査時期について、県側は5月下旬と6月下旬の2回の追加調査を提案しました。これに対し委員からは、10月〜12月の間での調査の必要性の指摘や、出産・哺育期、冬眠期、春と秋の移動期の年4回調査をすべきであるとの指摘、コウモリのえさとなる昆虫の発生は5・6月と9月にピークがあるので9月の調査を追加すべきであるとの指摘がありました。結局、5月下旬に調査を実施し、その結果を6月の第5回委員会で報告して、その上で次回の調査時期を決めるということになりました。

[第5回小型コウモリ類検討委員会]
 6月13日、第5回小型コウモリ類検討委員会が開かれました。11洞窟の追加調査結果の報告とそれを踏まえての今後の調査時期の決定、環境大臣意見で求められた、工事により破壊されるとされた3つの洞窟の保全、工事中の騒音・振動に対する小型コウモリ類の保全対策、人工洞の設置の検討が主な議題でした。

 5月下旬に行われた洞窟の追加調査では、ほとんどコウモリの生息が確認されず、「集団で利用する洞窟ではないと考えられる」と報告されました。委員会は、6月下旬にもう1回調査を行い、その結果を見て方針を決定することとしました。
 環境大臣意見は、「本事業の実施に伴い消失するとしているB洞窟、C洞窟及びE洞窟については、できる限り小型コウモリ類が継続してこれらの洞窟を利用できるよう、実態、機能等について専門家の指導・助言を得た上で、可能な限り保全すること」としていました。これに対し県は、工事で埋まる洞口に替わる新たな洞口を確保し、周辺に樹木を植栽するなどの保全策を示しました。

 工事中の保全対策については、出産時、休眠時期に騒音・震動を出す作業を避け、洞窟周辺での建設機械の使用に当たっては一定の距離を保つという方針が示されました。
 人工洞については、設置場所、規模や構造などを年度内に決めることとされました。
 委員からは、コウモリ類が年間を通してどこでどう生活しているかの現況把握が不足している、島全体の分布調査が必要だといった意見が出されました。

[県は7月に評価書補正の方針]
 以上のように小型コウモリ類検討委員会を続けて開催し、洞窟の追加調査を実施する一方で、沖縄県は、国土交通大臣意見が出された直後のマスコミの取材に対し、7月までには評価書の補正作業を終え、補正した評価書の公告・縦覧と飛行場の設置許可申請を行うという方針を示しています。

 また、県は2005年度の新石垣空港予算として、国庫補助事業3億2050万円、県単独事業2億3175万円を計上しているとも報道されました。即ち、飛行場設置が許可されるまでは国庫補助事業を行うことができないため、県だけの経費(県単独事業)で測量調査を行い、許可後直ちに実施設計に入れるようにしたいということです。
 
 とにかく先を急ぎたいという考えが前提としてあり、その下で、評価書の補正も期限を決めてしまおうということになったようです。しかし、これでは、適正な環境アセスメントは期待できません。

 新聞報道によると、新石垣空港の評価書について環境省環境影響審査室は、八重山・白保の海を守る会と民主党議員に対し、「さんご礁や小型コウモリ類の保全について主要なデータが足りない。環境影響評価の見通しが立たない」と説明したとのことです。即ち、環境省は評価書に不備があると判断しているということであり、そのため環境大臣意見で多くの注文が付けられたのでしょう。

 事業者として、今は環境大臣意見に応え的確な環境アセスメントを行うべき段階で、その結果次第では計画の修正もありうるはずです。スケジュールを優先させるのは、環境大臣意見の軽視であり、環境アセスメントの意味を失わせるものです。

 また、スケジュールを決めた上で、小型コウモリ類検討委員会や環境検討委員会を開くのは、委員の意見は県の方針の枠内でしか取り入れる気がないことを自ら認めたようなものです。

[環境大臣意見に応えうる評価書補正を] 
 洞窟の追加調査で、県が5月下旬・6月下旬の2回を提案したのも、このスケジュールに合わせたものなのでしょう。しかし、最初から調査時期を限定するのでは、誤った調査結果が出るおそれがあります。工事により破壊されるはずだった3洞窟の保全策についても、新たな洞口を作る等のやり方で果たして小型コウモリ類が継続してそこを利用するのか、滑走路の近くや直下であることの影響はどうなのかなどについて予測・評価を行わなければ、形だけのものになってしまいます。

 もう一つの大きな課題である、海域すなわち白保サンゴ礁への影響についても、環境大臣意見で、多くの指摘がされています。それについてどのような検討が行われているのかは分りませんが、濁水を処理することなく地下浸透させることの再検討といった基本方針にかかわる問題もあり、作文では済ませられないはずです。

 沖縄県は、新石垣空港建設について、常々「環境への配慮」と言っているのですから、既定のスケジュールにとらわれることなく、環境大臣意見に応えうる評価書の補正をしてほしいと思います。
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# 国土交通大臣意見及び環境大臣意見は、それぞれの省のホームページでご覧になれます。
    http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/12/120527_2_.html
    http://www.env.go.jp/press/file_view.php3?serial=6639&hou_id=5896

♪ 『白保メール』ホームページ
  http://www1.ocn.ne.jp/~shiraho/  

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白保メール NO.68 05.6.25
発行者   鷲尾雅久 谷崎樹生 小林 孝
      shiraho@estate.ocn.ne.jp

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