日  誌
辺野古 阻止行動船カンパ
カンパ報告の頁へ 
 上記、カンパはすでに「命を守る会」に手渡し致しました。
今後、順次、カンパをいただいた団体名、また個人についてはイニシャルで報告していこうと思っています。
ありがとうございました。m(__)m

辺野古と共に!国会前座り込み
 国会座り込みの様子を毎日更新!!

2005/08/31 - 水曜日 -
座り込み500日 ヘリ基地建設反対を訴える
リニューアルして、CDのイントロ部分が聴けるようになりました。
プロテスト
バンド
 
ヨッシー&ジュゴンの家
9月スケジュール
ファシズムに立ち向かおう! 教育基本法と憲法の改悪をとめよう 9・23全国集会

クリックするとPDFファイルが開きますとき◆9月23日(金・休)午後12時30分開場、1時開会
ところ◆すみだリバーサイドホール
(墨田区役所となり、地下鉄・東武「浅草駅」から徒歩5分)

★闘いに役立つ講演&質疑応答
 「小泉自民党の新憲法案を斬る!」
 浦部法穂さん(名古屋大学教授)
★闘いに不可欠な報告
 「オキナワは米軍再編とたたかう」
 桑江テル子さん(うないネット・コザ主宰)
★闘いの輪を広げるリレースピーチ
 「つくる会」教科書採択と闘う杉並から
 石原・都教委の攻撃と闘う教員から
 反戦運動を開始した高校生から
 教育基本法の改悪をとめよう全国連絡会から
 労働運動の再生をめざす労働組合から
 地域の運動づくりを進める埼玉県連絡会から
 そのほか
★まとめと行動提案
 西川重則さん(百万人署名運動事務局長)

2005年9月H
9月Gへ 9月Iへ


9月22日(木)
昼食は喜多方ラーメン、水餃子入り
夕食は焼き鯖、

切干し大根

ナス殺し、

豚汁など色々


デザートは下田礼子さんの梨
来月中に「中間報告」 首相と3閣僚、方針確認 米軍再編  琉球新報(9/22 14:25)
 【東京】小泉純一郎首相は22日午前、首相官邸で細田博之官房長官、町村信孝外相、大野功統防衛庁長官の3閣僚から在日米軍再編協議の現状報告を受け、普天間飛行場の移設先をめぐる詰めの協議をした。首相は「(関係省庁が)連携して頑張ってほしい」と指示した。10月中に再編の方向性を盛り込んだ中間報告を取りまとめる方針も確認した。

 席上、大野長官が、普天間移転先として、キャンプ・シュワブ内陸案と辺野古沖環礁(リーフ)内の規模縮小案などについて日米間の交渉内容を説明した。防衛庁はシュワブ内陸案を推しているとみられるが、記者団に対し、大野長官は移転案の内容について言及を避けた。各案に対する首相の反応についても「ノーコメント」と述べた。

 中間報告取りまとめに伴う日米安全保障協議委員会(2プラス2)=日米外務・防衛閣僚会合=についても、開催の方向を確認した。

 同日午後に稲嶺恵一知事は大野長官らと面会する予定だが、大野長官は「今日、知事に打診するのか」との問いに対し「まだその段階ではない」と否定した。

 稲嶺知事は22日午前、首相との会合を終えた細田長官と首相官邸で面会し、閣僚再任のあいさつをした。

 米軍再編について知事は「沖縄(の願い)をしっかり受け止めてほしい」と要望。細田長官は「大野長官を中心にこれからどんどん進める」と説明した。知事によると、再編に関する具体的な説明はなかった。
都市型抗議集会24日で終了

2005年 09月21日 (水曜日 夕)

News Photo

都市型抗議集会24日で終了

金武町、キャンプハンセン内の都市型戦闘訓練施設の移設先が正式に決まったことを受けて、伊芸区では今月24日を最後に早朝抗議集会を決め、区長が区民に感謝の気持ちを伝えました。

伊芸区池原政文区長「土曜日、24日でこの早朝抗議を終了いたします。本当に長い間、住民の方には大変感謝を申し上げ、大変ご苦労様でした」

都市型戦闘訓練施設の建設中止を訴え、伊芸区民らは去年5月から480日以上、キャンプハンセンのゲート前で、早朝の抗議行動を続けてきましたが、移設先が決まったことで一つの区切りがついたとして、24日で早朝行動を終えることを決めました。しかし、

「移設先が決まり、早朝の集会も終えることになりましたが、区民の不安はぬぐえません」

伊芸区の女性「怖いです。何かありそうですね、もしこのまま終わると、これ(集会)が」

伊芸区の女性(お年寄り)「(移設されても)何もうれしく無いですよ。アメリカに持っていけばいいんだけど」「やっぱり大きい国には敵わないのかね…」

午後、伊芸区では毎年恒例の敬老会が開かれ、お年寄りの健康・長寿を祝いました。子や孫に危険な訓練施設を残したくない。そして基地の無い平和な島を取り戻したい。戦争や、基地による被害を経験したお年寄りたちの心からの願いが、一日も早く叶って欲しいものです。

辺野古の速報は  ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
 沖縄 辺野古想いをつなげる カヌー隊
2005年9月22日
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海上行動から戻った人たちもテントで昼ごはんを食べています。
台風は近づいているようですが、今日も天気はよく暑い日になっています。  
Posted by kitihantai555 at 14:18TrackBack(0)
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海へ

ピースメーカー(ボート)を浜から海に下ろしています。

午前9時を過ぎ、施設局に動きはありませんが、今日も海に出て阻止行動の練習が始まっています。泳ぎが苦手な人も練習すれば必ず上手になっていきます。  
Posted by kitihantai555 at 09:13TrackBack(0)
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おはようございます。

今日も朝から集まって、海に出る準備をしています。  
Posted by kitihantai555 at 08:36TrackBack(0)
2005年9月21日
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座り込み521日目

これから、施設局がボーリング工事用やぐらをどのように建設してくるのかはわかりません。
だから、どんな事態にも備えて基地建設を止める練習を毎日行なっています。人殺しの基地建設を絶対に止めていきましょう!!  
Posted by kitihantai555 at 21:53TrackBack(0)

9月21日(水)
昼食はパン
生まれて初めてドライバーを使う
エミちゃん
下田礼子さんから梨が送られてきました 馬場さん
夕食はオデン
タクミシェフも食べます 托鉢に来た尼僧と記念写真
21日の国会前座り込み
参加者 10人、カンパ4.984円
国会前416日目です 今日は10人の参加でした
新しい横断幕
参議院議員の2人がとおりかかりました 赤嶺さんも。
←国会を傍聴してきた西川さん


菊池さんも来た→

緊急特集 動かぬ基地 海上基地縮小案の真意 QAB 2005年 09月20日 (火曜日 夕)

News Photo

アメリカ軍再編協議が佳境を迎える中で、普天間基地の移設案として新たな可能性が取りざたされています。謝花記者に聞きます。現在、辺野古の周辺でいくつかの案が出ていますね。

規模を縮小してキャンプ・シュワブの陸上に建設する案、そして規模を縮小し、リーフ内のより陸に近い浅瀬を埋め立てて建設する案の2つです。この特に海上の縮小案について岸本名護市長がいち早く言及しました。岸本市長の真意を探りました。

辺野古沖へのヘリ基地建設計画で、日米両政府は、リーフ内の、いまの計画より陸地に近い浅瀬を埋め立て、施設の規模も大幅に縮小、滑走路を現在の2000メートルから1300メートルに短縮する案について模索していることが、先週末明らかになりました。

この案に対して、地元名護市の岸本市長がこれまでに無くすばやく反応。正式に提示されれば受け入れる用意があることを示唆しました。

岸本建男名護市長「縮小することによってジェット戦闘機がそこを使わないということが可能であれば、そのほうがベターじゃないかと」「SACOの最終合意の線で受け入れるということを言っておりますから、それより更に縮小される案でということであれば受け入れる余地はあるというふうに考えております」

しかし滑走路の短縮は、同時にジェット旅客機の離着陸もほぼ不可能になります。岸本市長は、稲嶺知事とともに軍民共用空港を条件に施設の建設を受け入れ、おととしの選挙でも公約に掲げました。これについては、

岸本名護市長「(公約と)違うんだろうけど、その方がまだ地域にとっていいという結論が出ればそれを選択することもありうるということですよ」

岸本市長のこの発言に県側は困惑しています。

花城順孝県知事公室長「(縮小案は)今、合意されている、進められている流れとは違う、明らかに違うものですから、それについて(岸本市長が)何らかの肯定的な対応をされる真意や背景、そういったものが県としてはよくわからない」「(市長の)真意を確認する必要があると思っています」

一方、辺野古で基地建設に反対し、座り込みを続ける市民団体側は、強く反発します。

安次富浩ヘリ基地反対協議会共同代表「辺野古の海に基地を作るということについては私たちは市民投票どおり(反対)です。」「私たちはどんな規模縮小しようが、工期短縮しようが、海を殺すような海上基地建設は」「これは身体を張って抵抗します」

岸本市長はなぜこのリーフ上の案にいち早く反応したのでしょうか。

岸本市長の反応は、1999年の閣議決定から5年以上も膠着状態にある辺野古沖への基地建設計画に早く決着をつけたいという意思が感じられます。この案はもともと岸本市長の支持母体などが参加する団体が作ったものなんですが、この案で決着をつけることができるかどうかということを市長が政府にボールを投げたというようにも受け取れます。

ただ、市長の真意としてはわかりにくいのですが、市長が本当に名護市への基地移設を容認しているのかと言う疑問があるんですね。というのも市長が1999年に提示した、受け入れに伴う7つの条件は、実効性ある基地の使用協定を結ぶこと、いわゆる飛行ルートなど基地の運用を制限することとかとか、稲嶺知事の意思を受けた形の15年の使用期限など、どれもほとんど実現不可能と見られるものばかりです。更に、市長の言う『苦渋の選択』をしたあと、市長は『名護市に基地ができないにこしたことは無い』とか、『基地ができなくても北部振興策はこれまでの整備の遅れを補填するという意味でもらって当然』といった姿勢が目立ちますから。

そうなりますと、この海上案は実現しないということでしょうか。

結論から言えば可能性は非常に薄いと見られます。この案について、これまでSACO合意からアメリカ軍再編について研究し、また先月まで1年間、ハワイのアメリカ太平洋海兵隊司令部に入ってアメリカ軍の内部から調査を進めてきたエルドリッヂさんに話を伺いました。

エルドリッヂ国際安全保障政策研究センター部長「その滑走路が実際にあまりにも短すぎる。だから軍事的にはとても意味が無いものになる」

ただ、SACOの最終報告で示された滑走路の長さが実は1,300メートル。それが、稲峰知事らの軍民共用空港にするという条件を受けて、2,000メートルになったという経緯があります。

エルドリッヂ部長「(Q.短すぎるとおっしゃいましたけれどもSACO合意はこの距離ですよね)いろんな議論があったんですけれども、実際にそれを使う海兵隊のニーズには合っていない」

そして、辺野古への計画は見直すべきと語ります。

エルドリッヂ部長「白紙に戻って再検討するという時期が来ているかもしれない」「見直すと言うことを中間報告に盛り込めることがいいかもしれない」

エルドリッヂさんの軍事的疑問に加え、この規模縮小・海上案は辺野古の海に基地を作るということになんら変わりは無く、サンゴやジュゴンなどの環境への影響、そしてそれらを危惧した環境保護団体や、市民団体の反発にも変わりは無いわけで、これで計画が進むとはとても言えません。

衆議院選挙もあって日米間の協議は遅れていますが、今後はどう展開されていくのでしょうか。

日米間の協議は、10月中に中間報告をまとめる方向で急いでいます。そして11月の中旬にはブッシュ大統領が来日しての日米首脳会談が予定されています。10月の中間報告で普天間基地の新たな返還方法が盛り込まれるのか、あるいは普天間の返還方法が首脳会談まで持ち越されるのかは不透明状況が続いています。

きょうは、緊急特集で「動かぬ基地」をお送りしました。

ストリーミングビデオ-ブロードバンド256Kbps
知事、縮小案に否定的/辺野古沖移設  沖縄タイムス 2005年9月21日(水) 朝刊 1面
「政府交渉に不利」/市長と県議会後面談へ
 稲嶺恵一知事は二十日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設をめぐり、岸本建男名護市長が規模を縮小して陸側のリーフ内浅瀬を埋め立てる案に容認の姿勢を示したことについて「戸惑っている。(県と)政府との交渉上不利になる」と述べた。現行の代替施設から民間部分を切り離し、軍専用とする考えにも「簡単に政策変更が利くような問題ではない」と否定的な見方を示した。一九九九年に、同飛行場の名護市辺野古沖移設を受け入れた稲嶺知事と岸本市長の立場の違いが鮮明になったことで、今後の移設作業に影響が出そうだ。県東京事務所で記者団の質問に答えた。

 稲嶺知事は「県としては、日米両政府に海兵隊の県外移転など四項目を強く要望している。政府が検討している段階でこちら(沖縄)側の問題が出ると交渉上、不利になる」と説明。知事が公約した軍民共用にこだわらない岸本市長の考えについて「基地問題は非常に難しい。いろいろ踏み込んで検討しなければならない。そう簡単に政策の変更が利くような問題ではない。簡単には変えられない」と強調した。

 岸本市長が知事との面談を要望していることには「もちろんお会いしたい。ただ私は政府にボールを投げている。だからお会いはするが、こういう(四項目を要望している)立場にあるということだけははっきりと申し上げたい」と語り、県議会終了後をめどに面談の機会を検討するとした。

 一方、政府がリーフ内縮小案を県に打診したのかという質問には「個別具体的な話は出てきていない」と否定した。また、米軍再編協議で政府の意向を受け、県が地元市町村とのパイプ役を務める可能性についても「政府は市町村とのパイプが強い。県は今までもなかったし、これからもない」と述べた。

 知事は、再編協議の中間報告をまとめる時期が迫っていることなどに関連し「(現段階で)沖縄が期待するような案というのは入ってこない。これからやはり小泉純一郎首相のリーダーシップに期待したい。いろんな段階が出てきたときに働き掛けたい」と述べ、小泉首相との面談を要望していることを示唆した。
縮小案に否定的 普天間移設、知事が見解  (琉球新報 9/21 9:28)
 【東京】米軍普天間飛行場代替施設を名護市辺野古の浅瀬に軍専用施設として建設する「縮小案」を岸本建男名護市長が容認した問題で、軍民共用化を移設条件に掲げている稲嶺恵一知事は20日午後、「政策の変更は簡単には考えられない」と述べ、現段階で縮小案に否定的な考えを示した。稲嶺知事は「県は海兵隊の県外移転などを日米両政府に要望している。政府から(移設先変更の提示が)何もない以上、それ以外の態度は取り得ない」と述べた。

 岸本市長との会談には前向きな考えを示した。

 衆院選の自民党大勝と日米間の在日米軍再編協議との関連では「小泉純一郎首相のリーダーシップに期待している。沖縄が期待するような案が出ない可能性もある。場合によっては首相と直接会いたい」と語った。
辺野古の速報は  ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
 沖縄 辺野古想いをつなげる カヌー隊
2005年9月21日
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おじぃの誕生日

今日は、いつも座り込みをがんばり続けている命を守る会のおじぃの83歳の誕生日!手作りのケーキでお祝いです。

いつもみんなに勇気を与えてくれてありがとうございます!これからも元気でいて下さい(*^_^*)  
Posted by kitihantai555 at 16:53TrackBack(0)
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キィーンと冷たい食べ物です。

かき氷の差し入れです。冷たくってとってもおいしいです!練乳をたっぷり掛けていただきました(^▽^)ノ  
Posted by kitihantai555 at 16:47TrackBack(0)
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昼の座り込みテント村

海上からテントに戻り昼ごはん。今日はおいしいパンの差し入れがありました。ありがとう!

テントには若者グループも来ていて、座り込みに来ている人たちから色々な話を聞いています。きっと人生に大きく役立つよ!  
Posted by kitihantai555 at 13:09TrackBack(0)
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単管を使った阻止行動の練習

午前9時を過ぎ、海礁調査の船は出たが、今日もやぐら建設の作業船は出てこない。
そして今日は実際に単管を使った阻止行動の練習。海底まで潜り、鉄の単管を持って浮上する。これはまだまだ練習が必要だと感じた。  
Posted by kitihantai555 at 12:54TrackBack(0)
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おはようございます。

今日も良い天気です。朝から集まり、海に出る準備をしています。

カヌーも浜に準備して、船も出航OKです。これから海に出ます。  
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2005年9月20日
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座り込み520日目

今日は北海道からトウモロコシの差し入れが届き、おいしくいただきました。どうもありがとうございます!

辺野古の問題はここだけのことではなく日本全国、そして全世界に関わる問題です。これからもがんばろう!!  
Posted by kitihantai555 at 21:35TrackBack(1)

9月20日(火)
日曜の夕食は天プラそば 玉子焼き カボチャの煮物
昼食はケンチン汁 炊き込みご飯+沖縄ジューシー
シシャモ  飯田さんから差入れのすいとん粉
古我知さん差入れの沖縄ミカン
 夕食は新作・鶏・京ガンモ・レンコンの炊いたん。サツマイモのレモン煮風
富田さん差入れの高級・梅干
20日の国会前座り込み
 防衛庁長官 普天間移設で「内陸案」示唆  東京新聞 9.20 夕刊
 大野功統防衛庁長官は20日午前の閣議後会見で、米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)の移設計画の見直しに関連し、新たな候補地として米軍キャンプ・シュワブ(同県名護市)内陸案が有力となっていることを示唆した。

 政府は、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沖合に埋め立て施設を建設する現行計画の見直しを進めており、新たな候補地として現行の北側にある浅瀬内とキャンプ・シュワブ内陸の二案が浮上している。

 大野長官は記者会見で、浅瀬内案について「(反対派住民の)妨害が入って予定以上に時間がかかる可能性がある」と、否定的な見解を示した。

■名護市長は浅瀬案「受け入れの余地」

 在日米軍再編で協議されている普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題で、同県名護市辺野古沖への代替施設建設計画の規模を縮小し位置を浅瀬に変更する案について、同市の岸本建男市長は二十日、「受け入れる余地はある」と述べ、政府から提案があれば前向きに検討する考えを示した。沖縄県の稲嶺恵一知事と近く会談し、市の見解を伝える意向だ。

 岸本市長は浅瀬案を検討する理由について「(現行計画の二千メートル滑走路は)規模が大きすぎる」として、安全面や騒音問題についての懸念があることを指摘した。

 浅瀬案が想定する現行計画の軍民共用空港から米軍専用施設への変更に関しても「民間利用の部分は那覇空港の沖合展開によって解決できるし、結果として県益にもつながる」と容認する考えを明らかにした。
防衛庁長官は否定的/辺野古縮小案  沖縄タイムス 2005年9月20日(火) 夕刊 1面
「妨害され時間かかる」
 大野功統防衛庁長官は二十日午前の閣議後会見で、岸本建男名護市長が普天間飛行場の辺野古沖代替施設の規模を縮小して浅瀬のリーフ内に建設する案を容認していることについて「地元に協力いただけるという姿勢に対して評価したい」と歓迎した。一方で、同案について「今の辺野古案と似たところがあり、環境影響評価や建設に妨害が入れば(移設に)時間がかかる可能性がある」とも指摘。米軍再編協議で検討されていることを事実上認めた上で、反対派の抗議行動が予想されることなどから否定的な見方を示した。

 キャンプ・シュワブ陸上案については「いろいろな案があり、ある程度の段階が来れば地元のしかるべき人に連絡、相談する」と述べ、具体的な言及を避けた。

 大野長官は普天間飛行場の移設問題で、辺野古沖への代替施設建設が順調に進んでいない現状を強調。「環境影響評価でもさまざまな妨害が入って遅れている」と反対派の抗議行動などによる作業の遅れを指摘。

 その上で「早く、町の中にある普天間飛行場を移設しないといけない問題があり、総合的に考えないといけない」と述べ、リーフ内浅瀬案を採用した場合、現在と同様の反対運動が起きて移設が遅れる懸念があるとの認識を示した。

岸本市長発言は「理解に苦しむ」/県知事公室長
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設をめぐり、岸本建男名護市長が現行の規模を縮小して陸側のリーフ内浅瀬を埋め立て、軍専用として建設する案を容認する考えを示したことについて、県の花城順孝知事公室長は「県としては辺野古案を苦渋の選択ということで、軍民共用と十五年使用期限の条件を付けて受け入れた。今回の再編協議で(海兵隊の)県外移転を求めている中で、個別の案に対し、岸本市長が容認する対応を取るというのは理解に苦しむ。どういう真意かを確認する必要がある」と述べ、近く岸本市長の意向を確認する姿勢を示した。
     ◇     ◇     ◇
「縮小案にメリット」/市議会で岸本市長
 米軍普天間飛行場移設問題で岸本建男名護市長は、二十日の同市議会九月定例会で、「(滑走路が長い現計画では)米軍と有効な基地使用協定が結べるか不安がある」と述べ、リーフ内浅瀬に規模縮小して建設する案について「受け入れの余地がある」との見解をあらためて示した。

 岸本市長は市や県、国の事務レベルで使用協定の締結を進めてきたが、「現計画では米側と有効な使用協定を結べるのか、米側に順守させられるのか、不安は払拭できない」と指摘。国や県からの打診はないとしつつ、滑走路縮小による米側ジェット機の不使用など縮小案のメリットを「選択肢の一つとしてあり得る」と述べた。

 軍民共用空港に関しては「民間空港は那覇空港の沖合に建設することが結果的に県益につながるかもしれない」との考えを示した。


「リーフ内縮小」容認/普天間移設  沖縄タイムス 2005年9月20日(火) 朝刊 1面
岸本市長、知事と会談の意向
 岸本建男名護市長は十九日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設をめぐり、現行の規模を縮小して陸側のリーフ内浅瀬を埋め立て軍専用飛行場として建設する案について、「SACO(日米特別行動委員会)最終合意の海上案の縮小案なら受け入れの余地はある」と述べ、容認する考えを明らかにした。政府から同案などの打診はないことを強調した。岸本市長は「軍民共用と縮小案のメリットの選択の余地はある」とし、軍民共用空港に固執しない考えを表明。同問題について、稲嶺恵一知事と会談の機会を持ちたいとの意向を示した。

 岸本市長は、北部の建設業者や議員らがまとめた代替施設の縮小案について「(滑走路の)縮小で米軍ジェット機を使わないことが可能であればその方がベター」と評価。ただ、リーフ内埋め立てで懸念される騒音問題に関しては「沖合案より騒音が大きくなり、さらに住民生活に影響があるとすれば難しい」とした。

 シュワブ陸上案に関しては「陸域が厳しいから(現行の)海上案が出た。簡単に受け入れることはできない」とあらためて困難との見方を示した。その上で「地元住民に説明し、意向を尊重しながら結論を出す必要がある」とした。

 再編協議の進展状況に関して岸本市長は、「現地の立場を踏まえずに、再編案が日米両政府内だけで進められるのはどうかと思う。結論が出る前に(地元から)コメントするべきだ」と述べ、市議会終了後にも稲嶺知事と会談する意向を示した。
 県、「軍民」否定に困惑 普天間移設の名護市長発言  琉球新報 (9/20 9:22)
 米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設問題で、岸本建男名護市長が従来の計画より規模を縮小し、リーフ内の浅瀬に軍専用施設として建設する案を容認し、受け入れる余地があるとする考えを示したことについて、県は、稲嶺恵一知事が移設条件に掲げた軍民共用化を否定したことに戸惑いをみせており、20日にも市長の真意を確認する。

 牧野浩隆副知事は、規模縮小案の受け入れは困難との認識を示した。
 花城順孝知事公室長は「国との協議会で県、名護市は軍民共用化で足並みをそろえてきた。市長も民間空港部分による経済振興を選挙公約に掲げている」と述べた。

 府本禮司基地防災統括監は「リーフ内の案は、これまでの経緯を否定する。現在の計画を撤回しない限り、理屈は通らない」と政府を批判した。

 市長発言に対し、移設反対運動の関係者や地域住民から批判の声が出ている。基地の県内移設に反対する県民会議は、県外移設促進を関係機関に申し入れる方針だ。
旧陸軍:知的障害者も徴兵 大戦中、480人以上 毎日新聞 2005年9月19日 3時00分
国府台陸軍病院で知的障害者と診断された兵士のカルテ=清水寛・埼玉大名誉教授提供
 日中戦争から太平洋戦争にかけ、本来徴兵を免除される知的障害者が多数、陸軍に入隊させられていたことが、清水寛・埼玉大名誉教授(障害児教育学)の調査で分かった。戦地から本土の病院に送還された兵士のうち、少なくとも484人をカルテの分析で確認した。兵力不足が深刻になった戦争末期に近づくにつれ、徴兵されるケースが急増。ほかに戦死者も多数いたとみられ、清水名誉教授はさらに多くの知的障害者が徴兵されたとみている。戦地で精神疾患を発症した例も多かったが、恩給や補償の対象外にされたことも判明した。【鵜塚健】

 ◇末期ほど増加、恩給も対象外…埼玉大名誉教授が調査「国は補償検討を」

 極限状態のなか、戦地では精神疾患を発症する兵士が多数発生。こうした兵士のほとんどは、国府台陸軍病院(現・国立精神・神経センター国府台病院、千葉県市川市)に収容され、1937〜45年度に1万人以上が入院した。

 清水名誉教授は、同病院が保存する8002人分のカルテ(病床日誌)を5年がかりで分析。このうち徴兵検査時に知的障害があったとみられる兵士が484人(6%)いたことが判明した。

 入院した時期で分けると、37年度は4人だったが、戦争末期の44年度には157人、45年度は81人となっていた。ほとんどが入隊後数カ月以内で病院に収容されており、終戦間際になるほど、より重度の障害者が増えていた。

 当時の兵役法では「疾病其ノ他身体又ハ精神ノ異常」がある人は「兵役ヲ免除ス」と規定している。清水名誉教授によると、当時の解釈だと知的障害者もこの規定による免除の対象となるが、戦争末期には兵士が不足し、徴兵が急増したとみられる。

 一方、戦地で身体的、精神的傷病を負った兵士には、恩給や療養費が支給される。しかし、知的障害の兵士の場合、大半が戦地で新たな精神疾患を発症するなどしていたにもかかわらず、もともと障害を抱えて入隊したとみなされ、恩給や補償の対象外とされた。

 清水名誉教授は「戦死した例も多数あるとみられ、把握できた知的障害者は一部だろう。法を無視して徴兵されたうえ、戦地で加わった疾患で、戦後も苦難を味わったはず。今からでも国が調査し、補償を検討すべきだ」と話している。【鵜塚健】

      ■         ■

 ◇弱者を襲う戦場の過酷…派遣後、症状さらに悪化、「死ぬ方がいい」と脱走も

 本来兵役を免除されるべき多くの弱者が戦地に駆り出されていた。想像を絶する戦場で、新たな疾患を発症した知的障害の兵士たちは補償も受られずにいる。調査した清水名誉教授は「国の事情で兵士として戦場に送り込まれ、戦地で役立たないとわかると『もともと不適格だった』と切り捨てられた」と憤る。

 清水名誉教授が調べた8000人を超えるカルテには、1人あたり数十枚の記録が綴じられ、入隊後の経過、身体や知能の検査過程などが詳しく記録されていた。

 千葉県出身のある男性は1942年1月、20歳で召集され、陸軍一等兵として中国河北省の戦地に送られた。しかし軍隊での行動に適応できず、43年3月に千葉県の国府台陸軍病院に送られた。

 カルテによると、男性は「算数力ハ零ニ等シ」と診断され、精神年齢は6歳8カ月とされたという。最終的に重度の知的障害と診断され、3カ月後に同病院を退院した。戦地に派遣されてから精神のバランスを崩したとみられ、カルテには「症状増悪」などと書かれていた。男性の精神状態が戦地で悪化した様子が詳細に残されていたが、国はもともと障害があったとして、恩給の対象と認定しなかった。

 茨城県出身の男性は20歳で徴兵されたが、入隊後に脱走をしたとして問題に。同病院に送られ、知的障害があると診断された。カルテに書かれた男性の聞き書きには「点呼に立つのが恐ろしい。夜になると皆がたたいたりするから」という記述もあった。本人の手記も添えられ、「兵隊が嫌になってしまった。死んだ方がよいと思って抜け出しました」とつづられていた。

 清水名誉教授は「戦争は一番弱い者に対して最もむごい仕打ちをする。その現実を若い人たちにも伝えたい」と話した。

辺野古の速報は  ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
 沖縄 辺野古想いをつなげる カヌー隊
2005年9月20日
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昼、座り込み

海上から戻った人たちもテントで昼ごはんを食べています。空には雲一つなく、まさに快晴で太陽がギラギラ燃えています。

テントで座り込みする人たちも、クーラーもなく暑いなかですが、がんばっています!  
Posted by kitihantai555 at 13:57TrackBack(0)
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今日も阻止行動の練習

施設局に動きはなく、今日も海上では阻止行動の練習をしました。
ボーリング工事用やぐらを建てさせないための阻止行動。練習を重ねる度に、みんな上達してきています!!!  
Posted by kitihantai555 at 13:01TrackBack(0)
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おはようございます。

今日も朝早くから集まっています。カヌーを準備してこれから海に出ます。うっすら曇っていますが天気はいいです。波は高くありませんが、潮の流れは強そうな感じです。

午前8時45分現在、施設局に動きはなし。  
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2005年9月19日

アルバム『ちゅら海をまもろう!』

ふぅ〜っ、、ようやく完成しました!(^o^)!
4・5・6・7月に辺野古で撮った写真を、まとめてホームページ『辺野古を楽しくする会!』にアップしました。

http://www.geocities.jp/okinawa_henoko/
(←リンクにもあります。)

アルバム「ちゅら海をまもろう!(^o^)4・5・6・7月の辺野古テント村だよ!」です。
ぜひ、見てください!!!  
Posted by kitihantai555 at 14:12TrackBack(0)
街のみなさま

東北大学有朋寮です。

 昨日17日、有朋寮は寮の敷地内で全国集会を行いました。学生、市民、労働者100
人が駆けつける中、集会を大成功させることができました。有朋寮メールニュー
スを転送しますので、そちらをご参照下さい。ホームページもご覧下さい。

■東北大学有朋寮です。

★強制執行阻止! 有朋寮の廃寮許すな! 全国集会を開始!!
 13時から有朋寮敷地内で全国集会を始めています。集会には、全国の学生、寮
のOB、地域の労働者・市民が集まってくれています。集会は14:45分までです。間
に合う方は、ぜひ駆けつけてください!

 集会の冒頭に有朋寮の織田委員長から、「東北大当局は、20日の評議会をもっ
てついに強制執行を踏み出そうとしている。本日の全国集会から20日の評議会を粉砕
し、強制執行を阻止する闘いに打って出よう。吉本体制―小泉政権を倒す巨大な闘い
の火蓋を切って落とそう」と熱烈な基調が提起されました。

 地域でともに闘う全金本山労働組合からはでっち上げ弾圧された中野七郎書記
次長が発言。「本山闘争は34年間、原則を曲げずに闘い、ついに勝利をもぎり取って
きた。いま東北大学当局を追いつめているのは、有朋寮の皆さんの命がけの闘いで
す。

労学連帯で、いまの社会を変革しよう」と訴えました。
 また県内の小学校の教育労働者は、「子どもたちに大きくなったら何になりた
い?と聞きます。お金持ちになりたいと答える子どももいます。しかし、私はそんな
子どもたちに対して、お金で買えないものもあるんだよ。今日、この場に集まってい
る皆さんのような、仲間とか連帯とか、それはお金では買えないかけがいのないもの
です」と発言。

 まだまだ発言は続いています。

★デモは16時に片平キャンパス本部前から出発です。参加できる方は、15分前に
集まってください!

〈速報〉
□全国集会を100名の大結集で打ち抜いたぞ!!
□直ちに市内デモへ!!
 強制執行阻止! 有朋寮廃寮許すな! 全国集会は100人の大結集でした。集会カン
パも68000円集まりました。すでに集会中盤までの報告はVol.33でしていますので、
後半の報告をします。

 有朋寮OBの猪俣さん、婦人民主クラブ全国協、平和を守る戦中派の会、年金裁
判を闘う市民の方、全国の学生、仙台市職員労働組合などから発言を受けました。隣
接する中学校では文化祭が行なわれており、窓には中学生が鈴なり状態で手を振って
「頑張ってください」と声援をくれました。

 最後に有朋寮生が発言に立ちました。
 「今日はこれだけの人に集まってもらって本当に感動しています。毎日が強制
執行との対決で、これまで何度か強制執行の夢を見ました。これでリハーサルもでき
て、絶対に強制執行を阻止できし、皆さんと阻止していきたいと思っています。

 僕が有朋寮に入ってすごいと思ったのは、大学に真っ向から反対していること
です。高校のときにも思っていましたが、富める者はどんどん富み、貧しいものは
どんどん貧しくなっていく社会はおかしいということです。みんな誰しもそう思って
はいるし、変えたいとも思っているけれども、どうすればいいか分からない。有朋寮
はその回答を僕に教えてくれました。有朋寮みたいに全国のみなさんと団結して、連
帯して闘っていけば本当に変えられると思いました。

 権力から暴力を使って抑圧・弾圧される中で、やっても変えられないとか、無
関心に慣れてしまっている。古郡の無期停学についても、理学部教授会は吉本執行部
の前に屈服してしまっています。私たちは、この理学部教授に対しても、自分たちの
闘いで体制を変えられるということを示していきたいと思います。

『寮生には人権がない』これが大学当局の本音です。こんな、学生を人間とも
思わず、何をしてもいいという吉本執行部にガツンと一発食らわせ、体制をひっくり
返してやらなければなりません。そのためにも20日の評議会を粉砕し、絶対に強制執
行を阻止していきたいと思います。

 ここにいる皆さんが集まって、ともに闘っていければ強制執行を阻止できるし
、体制を変えられると思っています。ともに闘っていきましょう」
 そして、被処分者・古郡の音頭で団結ガンバローを三唱して集会を終わりまし
た。

★16時から市内デモに出発します。16時に片平キャンパス本部前に集まってくだ
さい。コースは一番町を通って、元鍛治町公園までの約2kmです。

■有朋寮は、今日の全国集会の力をバネに、さらに強制執行阻止へ闘い抜きます
。ぜひとも、さらなる支援をお願いします。有朋寮への泊まり込み、カンパ・差し入
れなど、どんな形でも構いません。有朋寮決戦の勝利のために、支援の強化を訴えま
す。


東北大学有朋寮
 仙台市太白区鹿野2-19-5
 ufo_ryou@hotmail.com
 http://uforyou.exblog.ne.jp

9月18日(日)
日曜の夕食、

← トンカツ派、石焼ビビンバ派 →

に分かれました。

ようは、
冷蔵庫の残り物で作ったんだけど…
  初めての沖縄  十亀弘史  『無罪』2005.9.10 bT
 独房にいた時に、出獄したら最初に行こうと考えていたのは故郷の愛媛ですが、最も行きたいと考えていたのは沖縄に外なりません。先日、機会を得て、ついにその沖縄を訪ねることが出来ました。

 生まれて初めての沖縄です。とはいえ、同行の皆さんは、辺野古の基地建設反対闘争を生き生きと果敢に粘り強くたたかい続け、沖縄にとことん詳しく、現地に多くの友人を有し、名護市には青年たちのたたかいと生活の拠点まで切り開いている、あの「街」のメンバーです。なんとも頼もしく、自在で楽しく、しかもきっちり筋を通す「街」の人たちの案内をいただいて、4泊5日の旅はきわめて充実したものとなりました。

 沖縄はたしかに「ヤマト」とちがいます。風景がちがい海の色がちがいます。人の気持ちが開かれていて人と人との間が近いと感じます。戦争の歴史(と現在)が濃密で、軍事が至るところに顕在しています。そして、だからこそまた、たたかいが熱く生きています。

 二日目の午後に、名護の市民に辺野古のたたかいを訴える街頭宣伝に参加しました。これが、私たちの有楽町街宣とは大ちがい。なんと幹線道路の交差点に立って、信号で停まった車にビラを手渡すのです。そして、そのビラの受け取りが驚くほどいいのです。ほとんどの人が冷房のために閉ざした窓を下ろし、腕を伸ばしてビラを受け取ってくれます。「がんばって下さい」と声を掛けてくれる人にも何人か出会いました。自分以外に関心の対象がないかのような閉ざされた表情でビラを避けて行く人たち(とくに若者たち)が多い有楽町の通行人とは、やっぱり大きくちがっている、と感じざるを得ませんでした。

        ×       ×       ×

 半日ですが、辺野古の海上やぐらにも座ることができました。第2やぐらです。後から聞いた話では、第2やぐらは「シニアやぐら」とも呼ばれていて、船からやぐらへの移乗がやさしく、動きのもたつきそうな人がまずそこに回されるらしいのです。やや心外です。

 けれども、やぐらでの半日は本当に素晴らしいものでした。私が行った日は、特に激突が予想される日ではありませんでした。作業船による作業はありましたが、台風対策として取り付けられていた何本かの補強の単管(鉄パイプ)を、台風が去ったために引き抜くというだけのものでした。したがって、座り込み隊としては、単管の撤去の際に作業船側が余分な作業をしないように見張っていればそれでいい、ということでした。

 作業は、30分もかからずに終了しました。私はやぐらの側面の単管の上に立って作業と海中での監視行動の両方を見ていました。それは、率直にいって、一種牧歌的な光景でした。作業する側もそれを見張る潜水隊の側もウエットスーツとシュノーケルで水中を動いていますから、両者の動きは必然的にゆっくりとした「優雅」なものに見えてしまいます。三里塚での地上の激突を見た目には、双方の緩慢さが際だつ感じでした。 

 しかしもちろん、やぐらでのたたかいは、何度もの死闘と、多くの負傷者を出す真の激突を経験しています。やぐらの上で平良悦美さんが、最上部の単管に巻きつけた鎖といつも身に付けているという真鍮の錠を見せてくれました。決定的な工事が始まる時には首に鎖を巻き、その鎖を錠で固定して抵抗する、と言われました。それは文字通り命がけの阻止行動に外なりません。悦美さんは、70歳になられるおだやかな女性です。おだやかですが、沖縄の太陽に削られた若々しい顔は凛としていて、静かな話し方にも強い気迫が秘められています。持続する強靱な闘争の最前線は、どこでも、このような見事な人によって担われているのだと、あらためて感嘆させられました。

作業の前後に泳ぐことの出来た辺野古の海は、よく澄んで、海で泳ぐことの幸福を鮮やかに感じさせてくれました。シュノーケルを借りて泳いでいると、鮮烈な色をした小さな魚の群や、トンボの胴体ほどの褐色の烏賊を目の前にすることが出来ました。このような海を半永久的に破壊して、巨大な醜悪な建造物を、しかもまさに戦争のために作り上げることほど、罪深い暴挙はありません。基地建設を絶対に許してはなりません。
       ×       ×       ×
 それにしても、5日間の旅で沖縄を知り尽くすことは出来ません。高校生を中心としたチームによる元気なエイサーを見ました。不思議な風格のある民宿で、たまたま一同に会した者がたちまちに互いに心を開いてしまうような楽しい酒宴に加わりました。南部のいくつかの戦跡に触れました。前記のように、辺野古のたたかいにほんの少し参加しました。うまい泡盛を飲みながら、辺野古でずっとたたかい続けてきた青年の溌剌とした力強い言葉を聞きました。頭上を弾丸が飛ぶという高速道路を往復し、帰りの飛行機の窓から、私たちの乗機の前に割り込むようにして那覇空港を飛び立つ、黒々とした2機の自衛隊の戦闘機を現認しました。しかし、まだ少しも沖縄を知ったことにはなりません。

 沖縄にはさらに何度も足を運びたいという気持ちを強くしました。そして、沖縄のたたかいを「沖縄のたたかいに連帯するたたかい」としてではなく、私たち自身の直接の課題へとしっかりと据え直さなければならないと考えています。       (8月28日)
 9/15判決に対する見解が出ました
9/15鉄建公団訴訟判決に対する動労千葉と動労千葉を支援する会の見解が発表さ
れています。

詳細は http://www.geocities.jp/dorosien28/index.html
---------------------------------------
 動労千葉を支援する会
住所: 千葉市中央区要町2−8 DC会館
電話: 043(202)7820
Eメイル: dc-info@deluxe.ocn.ne.jp
有朋寮メールニュース vol.26
東北大学有朋寮です。転送大歓迎!
□返信、激励メールはufo_ryou@hotmail.comまでお願いします。

■本日(12日)も強制執行を阻止しました!!
★学生協に対する弾劾行動を叩きつけたぞ!
 本日午後、学生生活協議会(学生のことについて話し合う当局の会議、以下「学 生 協」)が行なわれるという情報が入ったので、急きょ反動裁判弾劾!強制執行阻止! の弾劾行動を行ないました。

 会議が開かれる管理棟には、20人近い職員が構えて階段を封鎖するという物々 しい 体制でした。しかも有朋寮生が学生協メンバーの教官にビラを渡そうとすると、職員が「建物の中でまくな。いつも教室でもまいてるが、教室は勉強するところだ。 ビラをまくな」と妨害してきました。私たちはこの職員の対応を弾劾して、ビラま きを やりきり、管理棟前で抗議集会を打ち抜きました。

 13:30から始まった会議も、わずか30分そこそこで終わって、ほとんど何の話し合いも行なわれませんでした。内容としては、裁判で大学側が勝訴したことが報告されただけで、強制執行についても触れることもできなかったようです。

 私たちの強制執行を体を張ってでも阻止するという決意が、完全に東北大当局を追い詰めています。それは何よりも吉本体制の破産だということです。東北大では 吉本執行部になってから、徹底した学生運動(その拠点としての寮、自治会、サークル) つぶしと職組つぶしに血眼になってきました。私たちは、今日の行動を通して、この小泉改革の先兵としての吉本執行部をひっくり返し、廃寮を絶対に阻止できると確 信しました。9・17全国集会は天王山です。全国から、全力で駆けつけてください!

★明け渡し裁判の控訴に伴う記者会見をしました

 今日、明け渡し裁判の控訴にともなって、県庁記者クラブで織田委員長をはじめ有朋寮生が記者会見を行いました。会見には河北新報、NHKなど4社が取材に訪れ、反動判決に対する批判と9・17全国集会への取り組みを訴えました。

□有朋寮闘争の歴史はお休みします。

■大学当局への怒りの声などを有朋寮まで寄せてください!
まとめて大学に出しに行 きます。また直接、大学広報部へも抗議の声を入れてください。 kohcho@bureau.tohoku.ac.jp
※同じ文面をぜひ有朋寮にも送信下さい。ビラやHPなどで紹介します。

★カンパ、差し入れも続々寄せられています。ぜひとも圧倒的な差し入れ、カンパで有朋寮闘争を支えてください!
[カンパ振込先] 郵便振込 02210-2-61153 東北大学有朋寮

☆強制執行を迎え撃つために、泊まり込みへの決起を訴えます!
まだ総選挙での自民党圧勝を受けて、小泉政権は郵政民営化を突破口に、さらなる弱肉強食の地獄へと社会を叩き込もうとしています。有朋寮決戦は小泉改革との激突戦場です。強制執行を粉砕するために、17日の全国集会の前から一日でもいいので泊まり込みに来てくださ い!

東北大学有朋寮  仙台市太白区鹿野2-19-5  
Tel 022-247-4669 Fax 022-795-7823  
HP http://uforyou.exblog.jp
海上縮小案に言及 施設庁長官が8月来県時に  琉球新報 (9/18 10:12) 
 普天間飛行場代替施設と新たに浮上した案

 【名護】米軍普天間飛行場の移設問題で、防衛施設庁の北原巌男長官が8月中旬に来沖した際、北部の首長らに対し、現行計画を縮小して辺野古沖リーフ内に造る案への意見を求めていたことが17日、分かった。辺野古区からは「縮小は歓迎だが、集落からの距離が問題だ」といった意見が出ている。
 発言は北部首長らとの懇親会会場でのもの。出席者によると、「縮小してリーフ内に造る話になれば、北部市町村は了承するだろうか」と問い掛けた。首長の1人は「相談しなければ分からない」と保留したという。

 現行計画で打ち出している飛行場の軍民共用は稲嶺恵一知事が移設を受け入れた際、県が条件として出したもの。だが地元では当初から、民間部分を含めることに伴う騒音増大や艦載機など他機種への使用拡大の可能性、民間空港運営の可能性といった点を危ぶむ見方が強かった。リーフ内縮小案は軍用に限ることから、地元の賛成派の間では受け入れ可能との見方も上がっている。

 ただ、縮小されても集落からの距離や滑走路の角度によっては騒音が増す可能性もあり、地元からは「具体的な話はまだない。縮小だから歓迎なのではなく、慎重に考えなければならない」との意見も出ている。

 政府・与党内ではキャンプ・シュワブ内陸部案とリーフ内縮小案の2つが有力視され、まだ一本化はされていない。米側はリーフ内縮小案を推しており、政府は米側と地元の双方の意向を探りつつ、実現性を見極める構えだ。


辺野古の速報は  ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
 沖縄 辺野古想いをつなげる カヌー隊
2005年9月18日
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おはようございます。

今日はあまり天気はよくなく、時々雨がザーっと降ったりしています。
朝からテント村では座り込みが始まっています。  
Posted by kitihantai555 at 09:35TrackBack(0)

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